こんにちは、認知症パパを介護中のユウコ姉です。
「介護ブログと言いながら、あんた遊んでばかりじゃん」とお思いかもしれませんが、最近のパパは、みなさんを笑わせてくれるような奇怪さに乏しいのです(笑)。

もしくは、奇妙な言動に私が馴れてしまったのかも・・・ああ恐ろしいっ
【ジョアン・ジルベルトを探して】について
私にとってボサノヴァは、春の日差しのようなモノ、春~初夏にかけての定番音楽なのですが、癒し効果バツグンですよね。
美容サロンでよく耳にするのは、やっぱりそういうコトなのかしら。
そんなワケで、とても心地の良い映画でした。
概要
『ジョアン・ジルベルトを探して』 Where are you, JOAO GILBERT?
- 製作年/2018年
- 製作国/スイス・ドイツ・フランス合作映画
- 配給/ミモザフィルムズ
- 上映時間/111分
スタッフ&キャスト
【スタッフ】
【キャスト】
ジョアン・ジルベルトの旧友や元妻などが次々と登場しますが、その眼差しがとてもやさしくて、流れるボサノヴァとともに癒されます。*^^*
あらすじ
「オバララ」や「想いあふれて」など、数々の名曲を生み出したボサノヴァの神様ジョアン・ジルベルト。
2008年のコンサートを最後に姿を消した彼に会うため、リオを巡ったマーク・フィッシャーの本に導かれながら、ジョアンの軌跡をジョルジュ・ガショがたどるドキュメンタリー映画です。
「ボサノヴァ誕生の場所は、小さなバスルーム(便器の上)だった」などの笑えるエピソードもあり、ボサノヴァの神様の素顔を垣間見るコトができました。
【ジョアン・ジルベルトを探して】総評 ★★★☆☆
やさしいギターの音色と、甘く囁くような歌声を堪能できる良い作品でした。

あんまり気持ち良くって、何度か眠りそうになったけど(笑)
もちろん映画の中で、本人にたどり着くワケはありません。
いや、会えないからこそ、ジョアン・ジルベルトの本質に迫れたのかもしれませんね。
濃い影がくっきりと映る、日差しの強いリオの街角に迷いこんでしまったような、そんな不思議な余韻が残る映画でした。
ジョアン・ジルベルトについて
1931年6月10日、ブラジル北東部バイーア州ジュアゼイロ生まれ。
作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビンや作詞家のヴィニシウス・ヂ・モライスらとともに、ボサノヴァを創成したとされている。1963年の「イパネマの娘」が世界的に大ヒット、歌手アストラッド・ジルベルトは元妻。アストラッドとの離婚後、歌手のミウシャと結婚。べべウ・ジルベルトはミウシャとの間の娘である。2000年、全編ギター弾き語りによる初のアルバム「ジョアン 声とギター(João voz e violão)」を、カエターノ・ヴェローゾのプロデュースで発表。また2003年には70代での初の日本公演で話題になり、翌2004年、2006年11月にも日本公演を行い、東京国際フォーラムを始め各地のチケットは連日完売になる大盛況となり、ギター1本と歌声だけで客席を引きつける伝説のライブとなった。しかし、2008年8月にリオ・デ・ジャネイロで開催されたボサノヴァ誕生50周年記念コンサートへの出演を最後に、公の場に姿を現すことのないまま10年以上が経っていたが、惜しくも今年7月6日に88年の生涯を終えた。
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