
配信元:ロングライド
こんにちは、認知症パパを介護中のユウコ姉です。
いろんな問題に直面する介護生活、わずかでもココロのスキマを大切にしましょうね。

ヘンな映画だったけど、気分転換になりました(笑)
【地下室のヘンな穴】について
そこまで期待した作品ではなかったけれど、気晴らしになれば・・・と思って観賞してみました。
この監督、アタマ大丈夫?
本気でそう思いました(笑)。
フランスでは大ヒットしており、斬新な作風で知られる今注目の鬼才だそうです。

いや確かに、夢中で見てしまったけれど
中古で買った住宅の地下室に開いた、ヘンな穴。
その穴に降りると、不思議な体験が待っている。
そんなおかしなパラレルワールドに、ようこそ(笑)!
概要&受賞歴
『地下室のヘンな穴』 Incroyable mals vral
- 製作年/2022年
- 製作国/フランス、ベルギー合作
- 言語/フランス語
- 上映時間/74分
- 配給/ロングライド
スタッフ&キャスト
【スタッフ】
- 監督・脚本/カンタン・デュピュー…(作品)『Wrong Cops』『リアリティ』他
【キャスト】
- アラン・シャバ(アラン)…初めてマイホームを購入した地味な中年男性
- レア・ドリュッケール(マリー)…地下室の穴に夢中になる、アランの妻
- プノワ・マジメル(ジェラール)…アランの親友で、彼が勤める会社の社長
- アナイス・ドゥムースティエ(ジャンヌ)…ランジェリー店を経営する、ジェラールの恋人

配信元:ファッションプレス
あらすじ
子供のいない中年夫婦アランとマリーは、念願のマイホームを購入するため郊外の一軒家を下見。
「二人には広すぎる」と躊躇する彼らに、不動産屋は「とっておきのセールスポイント」を披露します。
それは、地下室のヘンな穴。
「マンホールサイズの穴を降りると、なぜか12時間後の家の2階に到着し、地下室に戻ると3日若返る」と言うのです。
半信半疑でこの家に引っ越した夫婦は、やがて地下室の穴に翻弄され、後戻りできない状況に・・・。
【地下室のヘンな穴】総評 ★★★☆☆
奇妙なSF要素を含みつつ、ブラックユーモアを満載した、新感覚のヘンテコ作品です(笑)。
この手の作品が好きな人なら、クセになるかもしれませんが、万人向けではないですね。

私の好きなジャンルなのに、引いてしまう程ヘンでした
爆笑シーンはないけれど、クスリと笑う要素はたくさんあります。
が、ヘンなのです(笑)。
カンタン・デュピュー監督作品を初めて見たので、過小評価も過大評価も差し控えておこうと思います。
74分と短いし、後半なんてほぼ早送りなので、興味があればトライしてみてくださいね。

配信元:IGN Japan
この映画の珍場面(ネタバレ注意)
物語はアラン&マリー夫婦と、親友ジェラールの3人を中心に描かれています。
地下室の穴に憑りつかれ「若返ってモデルになる!」と闘志を燃やすマリーと、そんな彼女を制御できないダメ亭主アラン。
一方、女好きジェラールは、身体の一部に移植した電子機器が壊れて大騒ぎです。
そもそも【12時間進んで、3日戻る】って、どういう理屈(笑)!?
1回ヘンな穴に降りたところで、2.5日分若返るだけって、時間の浪費でしかないのでは?

そして私は映画を見ながら、さらなるパラレルワールドに踏み込みそうになりました
たとえば、
- 地下室を降りたら家の2階⇒その家の地下室は?とか
- 12時間後の世界にも、同じ人間が存在するのか?とか
どんどん、ヘンな穴の深みにハマってしまいそう(笑)。
結局、主人公マリーは、時間軸のバランスが崩れて精神が破綻してしまいます。
外見は蘇っても、中身が腐ったままのリンゴと同じだったというオチがついて映画は終わり。
もう少し丁寧に描いても良かったんじゃないかなぁと思う一方、ツッコまれる前にスピード解決した手法を褒めるべきなのかもしれませんね。*^^*
カンタン・デュピューについて
前述の通り、この監督をまったく知らなかったので、俄然興味がわいてきました。
というわけで、彼のプロフィールを一緒にチェックしてみましょう!
- 1974年パリ生まれ、18歳から映画製作を始める
- 2007年『STEAK』で監督デビュー
- 2010年コメディホラー『ラバー』製作
- 2019年『ディアスキン 鹿革の殺人鬼』製作
- 映画製作、電子音楽家、DJとして活躍中
などなど、他にも作品があるようです。
いずれもミステリータッチのコメディで『ディアスキン』は現在【Amazon Prime】配信中。
そのうち見てみようかなと思います。
が・・・彼のファンになるのは抵抗が(笑)。
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