COLD WAR ~あの歌、2つの心 【映画】

こんにちは、認知症パパを介護中のユウコ姉です。

自宅で介護を続けていると、気持ちに余裕がなくなってきませんか?

だからいいい意味で、ココロにスキマを作りましょう。

 

ユウコ姉
ユウコ姉

や~っと、いい作品に当たりました! ふぅ~~

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【COLD WAR】について

 

夏って、戦争映画が多いです。

これは戦後のお話ですが、モノクロ映像の美しさに引かれて見に行ってきました。

どこか翳りのあるポーランドの歌が、冷戦下の悲恋を際立たせる、とても良い映画でした。

 

概要&受賞歴

『COLD WAR ~あの歌、2つの心』 COLD WAR

  • 製作年/2018年
  • 製作国/ポーランド・イギリス・フランス
  • 配給/キノフィルムズ
  • 上映時間/88分

受賞歴

  • 第71回カンヌ国際映画祭監督賞
  • ヨーロッパ映画賞5部門受賞・・・他

 

スタッフ&キャスト

【スタッフ】

監督・脚本/パヴェウ・パヴリコフスキ
撮影/ウカシュ・ジャル

【キャスト】

ヨアンナ・クーリク(ズーラ)…出演作『夜明けの祈り』
トマシュ・コット(ヴィクトル)…出演作『アート・オブ・ラビング』
アガタ・クレシャ(イレーナ)…出演作『夜明けの祈り』「ダーク・クライム』

 

ポーランド映画といえば、私の中ではアンジェイ・ワイダですが、ソビエトとドイツに翻弄された悲劇的な過去が、作品に哀愁を漂わせるんでしょうか。

モノクロだからこそ、主演のヨアンナ・クーリクがとても美しく見えました。

映画『COLD WAR あの歌、2つの心』予告編

あらすじ

 

第二次大戦後の冷戦時代、スターリンに支配されるワルシャワで、音楽舞踊団に入った少女ズーラは、指導にあたるピアニストのヴィクトルに出会い恋に落ちます。

ズーラには犯罪歴が、ヴィクトルにはスパイ容疑がかかっており、恋愛関係にありながらも彼女はヴィクトルの監視役を務めることに。

ヴィクトルは亡命と駆け落ちを決意しますが、約束の場所にズーラは現れず、彼はひとりパリに旅立ちました。

舞踊団の公演先で再会した二人はヨリを戻したものの、酒場の演奏で疲弊したヴィクトルと、大人に成長したズーラの間にはズレが生じ、彼女はひとりポーランドへ。

ヴィクトルは彼女に会うため、命がけで故国に舞い戻るのでした。

 

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【COLD WAR】総評 ★★★★☆

 

見終わった後、余韻にひたれる映画ってそんなにないと思います・・・が、この作品はエンドロールが流れても、席を立つ気にならないほど酔わせてくれました。

主人公二人が音楽家という設定もあり、良いメロディと素敵な歌声が情感をいっそう高めてくれたのだと思います。

 

これは、ポーランド語の勝利に他ならない!?

このような少し悲し気な楽曲を歌う上で、英語やドイツ語などもっての他、フランス語も甘すぎていけません。

ユウコ姉
ユウコ姉

ポーランド語だからこそですよねぇ(うっとり~)

ヨアンナ・クーリクの声が、アンニュイな魅力にあふれていて、美しいモノクロ映像とうまくシンクロしていました。

 

ああ、見て良かった・・・というコトで

5つ星の採点は ★★★★☆
『こういう作品こそ、映画館で!』と、オススメできる1本です。

 

ひとつ欠点を上げるとすれば・・・邦題のサブタイトル、いらなかったんじゃ?

「2つの心」は全編通して流れる曲名のようですが、タイトルで語りすぎは興ざめです・・・文句多い?(笑)

 

名場面&名セリフ(ネタバレあり)

 

印象的な映画には、必ず心に残る名セリフがあるものです。

ユウコ姉
ユウコ姉

そういうのって、1回見ただけで覚えてしまいますね!

今回、私が気に入った場面とセリフは・・・

ズーラを追って国に戻ったものの、収監されたヴィクトルの面会に来た彼女。彼はもう自分を「待たないでくれ」と言い放ちますが、その後のセリフがいいんですよね~。

君に耐えられる、普通の男を見つけてくれ

でも、すぐさまズーラは言い返します。

そんな人いやしないわ。待ってて、必ず助けるから

 

彼女はその言葉通り、有力者と結婚してまでヴィクトルを救出するのです。

ラストシーン、冒頭の映像にあった廃墟と化した教会で、ふたりは永遠の愛を神に誓います。

その後クスリをあおるのですが、息絶える場面はありません。

 

「あっちの方が景色がいいわ」と言いながら、手をつないで立ち去るシーンで終わるんだけど、死を前にしているのに、なんだかほのぼのしていて心地よかったです。*^^*

何年かたったら、また見たいなぁと思う作品でした。

 

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