イーサン・ホーク『ブルームーン』【映画】

配信元:公式サイト

こんにちは、いまだ家族を介護中のユウコ姉です。

介護の合間のわずかな時間、ココロのスキマを大切にしましょうね。

ユウコ姉
ユウコ姉

イーサンがヨレヨレじじいになっちゃった(笑)

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【ブルームーン】について

ロレンツ・ハートという人物を、実はまったく知らなかった。

古き良き時代の舞台やジャズの名曲でいえば、私はガーシュインを思い浮かべるし、作詞家についてはトンと無知なのですが『My Funny Valentain』を書いた人・・・と言われれば、誰でもうなずくことでしょう。

ユウコ姉
ユウコ姉

なにせ私はチェット・ベーカーが大好きなので

よくある破滅型の詩人で、才能があるがゆえに身を滅ぼしたって感じですね。

プライドばかり高くって、卑屈で、嫌なヤツだけど、一度心を許してしまうと放っておけない・・・そんな人だったのかもしれません。

 

そんなムカつくオヤジを、イーサン・ホークが絶妙に演じていました。

久しぶりに見た彼に、少々ガッカリしますけど(笑)。

不愉快な気分になりつつも、途中から目が離せなくなる不思議な映画です。

ユウコ姉
ユウコ姉

家のTVじゃリタイア必至ですね

こんな作品は、映画館でしか耐えられません。(^^;

 

概要&受賞歴

『ブルームーン』 BlueMoon

  • 製作年/2025年
  • 製作国/アメリカ
  • 言語/英語
  • 上映時間/100分
  • 配給/ロングライド

受賞歴

  • 第44回ボストン映画批評家協会賞(主演男優賞、脚本賞)受賞

スタッフ&キャスト

【スタッフ】

  • 監督/リチャード・リンクレイター…(作品)『恋人たちのディスタンス』他
  • 製作/マイク・ブリザード、ジョン・スロス、リチャード・リンクレイター

【キャスト】

  • イーサン・ホーク(ラリー・ハート)…出演作『いまを生きる』『ガタカ』『恋人までのディスタンス』他
  • マーガレット・クアリー(エリザベス)…出演作/『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』他
  • ボビー・カナベイル(エディ)…出演作/『ブルージャスミン』『シェフ~』他

私と同じく、リンクレイターイーサン・ホークという理由で見に行った方も多いのでは?

 

あらすじ

全盛期には、その素晴らしい楽曲で世の中を魅了したロレンツ(ラリー)・ハート&リチャード・ロジャース

今では落ちぶれた作詞家ラリーは、今夜もバーの片隅でバーテンらを相手に管を巻いています。

隣室ではかつての相棒の成功を祝うパーティが、にぎやかに催されているというのに、ラリーはひとりポツンと恋しい女性が現れるのを心待ちにしていました。

昔の栄光を追い求める彼は、親子ほど歳の違う美女と、元相棒リチャードを必死に口説くのですが・・・。

 

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【ブルームーン】総評 ★★★☆☆

冒頭のわずかなシーン以外は、バーでの会話に終始する舞台向けの作品でした。

しかもイーサン・ホークが下品なジョークを飛ばして、しゃべりっぱなしという設定。

開始15分。

『失敗した』と思いました。

BGMのピアノ曲も、見事に眠気を誘いました(笑)。

 

・・・が。

なぜか途中から、目が離せなくなってくる。

会話からラリーの過去と現在が浮き彫りになり、また若いエリザベスへの悲痛な恋心を切々と語る姿に、いつのまにか私自身が聞き役になっていました。

5つ星の採点評価は ★★★☆☆

必見映画ではないけれど、たまにはこんな作品もいいですね。

子供じみたラリーの話し相手が、みんな優しくてホッとします。

特にバーテン・エディの気遣いがいい。

映画『カサブランカ』のシーンやセリフ、音楽の話題が満載で、クラシックフィルム好きは、それだけで楽しめます。

 

配信元:クランクイン!

名セリフ&名場面(ネタバレ注意)

初老の男が、20歳の小娘に本気になる。

ほとんどビョーキではないでしょうか(笑)。

この物語は、二人の書簡を元に構成された実話に基づいているそうですが。

 

しかも、ラリー演じるイーサン・ホークの小汚いこと!

実際のラリー自身が容姿にコンプレックスを持っていたらしいけど、よくもあれほど作りこんだものです。

ユウコ姉
ユウコ姉

本物のイーサンはそこまで背が低くないと思うのですが、どういう処理してるの?

プロポーズを繰り返すラリーに対して、エリザベスはとってもクール。

二人の関係は完全にプラトニックです。

彼女はラリーを嫌っているわけでも、踏み台にしようとしている風でもありません。

なんでも話せる年の離れたお友達って感じです。

 

『ラリー、愛してるわ。ただ・・・別の愛なの』

何度もそう繰り返すエリザベス。

ラリーはその言葉に涙します。

自虐的な彼は、そんな悲壮感に酔っていたのかもしれません。

全編を通して誰もが知る名曲が流れ、心地よい余韻が残る映画でした。

 

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