
配信元:公式X
こんにちは、認知症家族を介護中のユウコ姉です。
介護は確かに大変だけど、ココロにスキマを作ってあげて、上手にストレス解消しましょうね!

好みが分かれるスパイノワール。私はとても気に入りました
【無名】について
1930年代、領土の一部を日本の監視下に置かれた中国。
共産党、国民党、日本軍が水面下で暗躍し、敵と味方が交錯するスリリングな映画です。
息もつかせぬ展開とアクション満載の映像美で、あっという間の2時間10分。
ストーリィが過去と現在を行ったり来たりして(韓&中ドラマによくあるヤツですね)真相が明かされていきますが、日中事変当時の複雑さに置いていかれる視聴者もいるようです。

でも、フィルムノワール好きにはたまりません
私も実はアジア近代史には疎い方です。
好んで映画や本も読みません。
なぜかというと・・・
あまりにも理不尽で残虐な行為が目立ち、それが親世代の身近な歴史として血生臭さを放っているから。
そんなの無視しても十分楽しめる作品だけど、ちょっと調べてみようかという気になってきました。
概要
『無名』 Hidden Blade
- 製作年/2023年
- 製作国/中国
- 言語/中国語
- 上映時間/131分
- 配給/アンプラグド
スタッフ&キャスト
【スタッフ】
- 監督・脚本/チェン・アル…(作品)『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海』他
- 撮影/ツァイ・タオ…(作品)『迫り来る嵐』他
【キャスト】
- トニー・レオン(フー)…(出演作)『悲情城市』『恋する惑星』『花様年華』他
- ワン・イーボー(イエ)…(出演作)TVドラマ『陳情令』他
登場人物がみんなアングラ活動をしていて(笑)最初は人間関係がわかりづらいのですが、誰かが面白いことを言っていました。

美男美女が〇〇党、それ以外は△△党
言い得て妙です(笑)。
あらすじ
はじまりは、1941年の上海。
国民党・汪政権の諜報員フー(トニー・レオン)は、イエ(ワン・イーボー)らの部下を従え、日本軍と手を組んで打倒共産党をめざす活動を続けていました。
共産党から国民党に転ぶ男、逆に国民党を裏切ろうとする女スパイ。
親族も、同僚も、恋人同士も、心の内を決して見せない一進一退の攻防戦の末、生き残るのは誰なのか!?
強い絆と裏切りが織りなす、名もなきスパイたちの物語です。
【無名】総評 ★★★★☆
とにかくカッコイイ映画でした!
痛々しい場面もあるんだけど、映像が美しいし。
独特のカメラアングルやスタントなしのアクションも見どころです。
古き良き時代の上海の風景も見事です。

反日とか考えずに見てはいかが?
何よりも暗がりにうごめく諜報員たちの駆け引きにドキドキしました。
もちろん、トニー・レオンを目で追ってしまうんだけど。*^^*
もう一回見たいなぁ。
そしたら、コラージュのように散りばめられたシーンが、最初からしっくりくると思います。
見るたびに新しい発見があるタイプの作品ですよ。

配信元:テアトルシネマグループ
新旧イケメン対決のゆくえ
国民党のスパイの親玉トニー・レオン。
スパイというより、不死身の殺し屋ワン・イーボー。
この二人見たさに映画館に行った方も多いことでしょう。

ま、私も半分はそうですね(笑)
暗がりに映えるワン・イーボーの色白の顔は、息をのむほど美しく確かに釘づけになりました。
・・・が。
男の色香を称える貫禄のトニー・レオンに、若造が適いましょうか!?
もうね、ワン・イーボーがお子ちゃまにしか見えません(笑)。
ま、この手の映画を見ようという方は、最初からトニー派でしょうから勝負にならないし、ワン・イーボーはトニーの手下キャラですから、仕方ない話ですけど。
さすがは、トニー。
60歳を超えた今も素敵です。*^^*
ユウコ姉のひとりごと
ということで、私は昔からトニー・レオンが大好き。
出演作の大半は見てきたはずです。
大好きだった従兄に似てるんですよね。

大きな瞳にくっきり二重。頭が良くて穏やかな男前でした
が、残念なことに持病があり、30年前49歳で帰らぬ人に。
だから余計にトニーを見ていたいのかもしれません。
年を重ねるトニーの姿に、従兄の面影を重ねながら、彼の出演作を見ています。
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