こんにちは、認知症パパを介護中のユウコ姉です。
介護は確かに大変だけど、ココロにスキマを作ってあげて、上手にストレス解消しましょうね!

お帰り~~! 香港ノワール時代のチョウ・ユンファ!(笑)
【プロジェクト・グーテンベルク 贋札王】について
今から30数年前、「男たちの挽歌」に代表される香港映画にハマった人は多いはず。
私もチョウ・ユンファが大好きで、だからこそ米国進出後の彼の出演作は残念すぎて、もう二度とあの雄姿は見られないものとあきらめておりました。
彼の魅力バクハツのこの映画、とにかく二重三重に裏切られる面白さでいっぱいです。*^^*
概要
『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』 Project Gutenberg
- 製作年/2018年
- 製作国/香港・中国合作
- 配給/東映ビデオ
- 上映時間/130分
スタッフ&キャスト
【スタッフ】
- 監督・脚本/フェリックス・チョン…作品『インファナル・アフェア』
- 撮影/ジェイソン・クワン…作品『愛と死の間で』『コールド・ウォー』
【キャスト】
- チョウ・ユンファ(“画家”フクサン)…出演作『男たちの挽歌』『グリーン・デスティニー』
- アーロン・クォック(レイ)…出演作『父子』『九龍猟奇殺人事件』
- チャン・ジンチュー(ユン)…出演作『ラッシュ・アワー3』『ミッションインポッシブル/ローグ・ネイション』
- リウ・カイチー(ヤム)…出演作『上海灘』『インファナル・アフェア無間序曲』
スローモーション、ド派手な銃撃戦、大炎上に、スモークもくもく(笑)・・・かつての香港ノワールを彷彿とさせる映像が、ユンファ・ファンにはたまりません。監督がジョン・ウーだったら、ここに教会シーンと鳩が出てきたことでしょう(笑)。
あらすじ
物語はタイの刑務所に囚われていたレイが、香港に移送されるところから始まります。彼は国際的な偽札作りの主要メンバーで、“画家”と呼ばれる贋札王を知る数少ないひとり。
“画家”の報復を恐れて口を割らないレイでしたが、徐々に昔話をはじめ、やがて“画家”の正体が明らかになっていくのでした。
【プロジェクト・グーテンベルク】総評 ★★★★☆
ツッコミどころは、実は結構あるんです(笑)ありがちなどんでん返しと言えば、それまでだしね。
でもそんな茶々を入れないで、復活したチョウ・ユンファに酔いしれましょうよっ!
偽札取引は「男たちの挽歌」でも出てきたし、そういう意味でも感慨深いわぁ~。*^^*
とにかく映像展開が早いので、夢中になって見てしまいました。
派手な銃撃戦では、お約束の二丁拳銃どころか両肩にマシンガンをぶら下げて、軍隊もどきの組織をせん滅し、やっぱりお約束の大爆発!(笑)見ている方は、楽しくって仕方がありません!
いろんな伏線が張られて衝撃のラスト・・・なので、こういう作品は繰り返し見ても面白い。時間がたったら、また見るぞ!
名シーン&名セリフ(ネタバレあり)
本来なら、ここでラストシーンをバラしたりするのですが、語るのはあまりにもったいないので、好きなセリフを言うにとどめようかと思います(笑)。
“画家”を演じるチョウ・ユンファがとにかくカッコよくて(アーロンもいいんだけど)、そのキザなセリフに撃ち抜かれる感じなのですよ。*^^*
たとえば、偽札集団のボスである“画家”が、仲間に引き入れたばかりのレイをなだめる場面。
そして「男は女のために何かを成し遂げるべきだ。成し遂げて失った恋人を取り戻せ」と諭したレイに、「あなたも女のためなんですか?」とたずねられると、
と微笑みながら答えるんですよね~。
確か彼は、甘いモノが大好きで太りやすい体質のはずなんだけど、かなり体重を絞って鍛え上げて臨んだようです。
私より10歳年上の65歳(ひぃ~~、私って今年55なの!?)、走って跳んで、横っ飛び、よくぞここまでがんばりましたと、褒めてあげたい心境です。

なんだか映画評ではなく、ユンファ贔屓に始終してしまって申し訳ない
でも、これがファン心理・・・映画自体が面白いので、どうぞご覧くださいね!
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