介護中に外出するのは結構大変。
家族旅行も、ひと苦労です。
3年ぶりの温泉旅行
数年前まで、みんなでよくお出かけしてたんですけどね。
弟が健在だった頃は、毎週のように外食したり、半年ごとに温泉に行ったりしたものです。

パパが元気なうちに連れて行こう
亡き認知症パパは、食べるのが大好きだったから。
でも次第に外出が難しくなり、そのうち弟が発病し、わが家は引きこもりがちになりました。
最近うちのママがTVを見ては

はぁ~美味しそう…あぁ温泉入りたい
と、羨ましそう~につぶやくので、パパの葬儀も一段落したことだし、3人で近場の温泉旅行に行くことに決めました。
いや、本音を言えば・・・
私は家でじっとしていたい。(--;
だって、お金かかるし。
段取りが面倒だし。
ふたりの世話は大変だし。
弟のトイレやお風呂はどうすんだ?

でも今を逃すと、ますます外出が困難になるかもしれません
弟の病状は進行するでしょうし。
ママだって、いつまで小康状態が続くかわからない。
ちょっと大変だけれど、旅行することに決めました。
移動中も、弟に要注意
予約にあたって、気を配ったのは
- 移動時間が短いこと
- 露天風呂付の部屋にすること
この2点。
パパの時と同じです。*^^*
(1)は、弟が長時間じっとしているのが苦手になってきたため。
また、トイレによく行くので、交通機関での移動は要注意です。
バス旅ならリーズナブルですが、あえて新幹線を選びました。
(2)は、ひとりで大浴場を利用するのが無理だから。
パパの時もそうしていたし、その方が私たちも安心です。

行くと決めたからには少々の出費は覚悟の上
高級ホテルは選べなかったけれど、リニューアルしたという部屋はまぁまぁだったし、お風呂がとても気持ちよかった!
とにかく二人に無理をさせないよう気を配りながら、1泊2日で出かけてきました。
旅先での弟の様子
移動中は、常に3人一緒に行動するので特に問題はありませんでした。
弟はしょっちゅうトイレに行くので

毎回一緒に、男性トイレの前で待機です!
が、宿に着いた直後は落ち着きがなくて困りました。(><;
あちこちドアを開けてはのぞき込んだり、一人で外に出ると言い張ったり。
『お姉ちゃんも用があるから、途中まで一緒に行こう』
と誤魔化して同行しましたが、ロビーに降りて、表を少し歩き見たら気が済んだらしく、素直に部屋に戻ってくれました(ほっ)。
その後、ベランダにある源泉かけ流しのヒノキ露天風呂に入ると

ふぅうう~~
と、気持ちよさそうなため息が。
そりゃ、気持ちいいよね。
お風呂でまったりすると、もう周囲は気にならなくなった様子。
ひとりで出歩くこともなく、食事もたんと召し上がり、満足してくれたみたいです。
旅先でのママの体調
そして、こっちも問題のうちのママ。
どういうわけか、お出かけ直前に低血糖になる人です。(--;
今回もお約束通り血糖値が下がり始めたので、間食して、ブドウ糖やチョコレートをバッグに詰めて出発しました。
旅先でも、彼女が一番よく食べました。
釜めしも平らげて、完食です。(^^;

苦手食材を全部カットしてくれてるしね
それでもお湯につかりすぎると、また低血糖。
ホントに油断大敵なのです。
なのに。

あぁ~気持ちよかった!また次を楽しみに待っとくね
え゛。。。
また出かけたいのかい?
帰宅翌日、熱を出して困らせたクセに?
そうなのです。
風邪も引いていないのに38.3℃の熱を出し、2日ほど寝込んでしまったのです。
うちのママは【発熱=血糖値が爆上がり】するし、元に戻すのにもひと苦労。
おまけに最近は、高血圧で悩みがまたひとつ増えました。
とほほ。(ToT)
【旅行する認知症家族】今日のまとめ
若年性認知症の弟は、人ゴミが苦手です。
旅行するにあたって、実はそれも心配でした。
でも、いざ出かけてみると、オロオロしたのはホテル到着直後だけ。
温泉でリラックスしたのか、意外と落ち着いて過ごしてくれました。
二人が気分転換できただけでも、よかったのかな。
ユウコ姉のひとりごと
ところが私は疲れています。
ブログも遅々として、筆が進みません。
ネタはあるのに、思考がうまくまとまらない。(--;
ほとんど出来た原稿が気に入らなくて、捨ててしまうことも時々あります。
こんなこと、今までなかったのになぁ。

言いたかないけど、アラカン目前ってこういうこと?
あぁ~~ヤダヤダ。
というわけで、新たに私の【愚痴コーナー】を設けました(笑)。
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