みなさん、ストレス溜まっていませんか?
せっかく春めいてきたのに「外出を控えなさい」なんて残念な話です。(--;
認知症さんは、物を壊す
これまでにも確かに、その兆しはありました。
でもそれよりは「失くした」「盗られた」と騒ぐ方が多くって、そこまで気にしていなかったんですよね。
ところが・・・最近のパパは、すっかりデストロイヤー=破壊者に変身してしまい、次は何を壊すやら、私たちは気が気じゃありません。(><;
たとえば、電気ケトル。
- 用もないのに、何度も沸かす
- MAX線より上まで水を入れる
- 注意すると、シラを切る
おかげでケトルまわりは、いつもビシャビシャ、そりゃ壊れてしまいます。
注意してもシラを切り、同じコトの繰り返し

パパ、水を入れすぎたら、あふれるって言ったでしょ?
こんな風に注意すると・・・

ほんなら、コレでええじゃろ
と、マグカップをケトルの注ぎ口付近に置くのです。
意味わかる?・・・湯があふれても、カップでフォロー!と言いたいらしい(笑)。
当たり前です。
私たちはパパがスイッチを入れるたびに水の量を確かめたり、「今はまだ沸かさなくていいよ」と制したりしてたのですが、なにせケトルの前を通るたびにスイッチオン!したいらしく、いつのまにか壊れてました。(--;
新しいのに買い替えたけど、いつまでもってくれるコトかしら・・・。
ちなみに保温タイプも以前壊されたので、安くて小さな電気ケトルに替えたのです。

コレが私たちにできる、精いっぱいの抵抗って感じ
認知症パパは、キレイ好きなつもり
さて、うちのパパは昔から“自称キレイ好き”のオトコでございます。
自分が気になるテリトリーのみ几帳面というめんどくさい性格(笑)なんだけど、認知症が加速するにつれ、やはりパパのこだわりは破壊につながっておりまする。
とにかく、ヒゲをそるのが好きなんです。
一日に何十回も、シェーバーでウィンウィンやっています。

もちろん注意はしたのですが、ムダでした
「パパ、さっき剃ったばかりでしょ」と言っても、「掃除は私がするからね」と提案しても、「ヒゲ剃らなくても、もう充分オトコ前よ」とおだてても(笑)、何を言おうと暖簾に腕押し、糠に釘=認知症に提言です。
怒っちゃダメ!とわかってたって、そりゃ怒るでしょ。
ヒゲを剃らないわけにはいかないから、新しく買ったシェーバーは没収し、一日一回、私の目の前で使わせるだけってコトになりました。(もっと早くそうすべきだった?)
乱暴者ではないけれど、わからないから壊してしまう
うちのパパは、決して乱暴者ではないのです。
物を投げたり、力まかせに叩いたりってコトはしないのですが・・・なにせ最近は日用品の使い方さえ、あやふやになっているから、工夫しているつもりが壊しているんでしょうね。
そして、先週ダメになったのがトイレの換気扇でございました。(--;
結局「入/切」だけの簡単なスイッチに交換してもらったんだけど、パパが何か壊すたびに電話して来てもらう近所の電気屋さんがひとこと、

たいへんですね・・・
と同情してくれました。ご自分にも認知症のお母さまがいるんですって。
同じ病気の家族がいなきゃわからない苦労ですもんね。(^^;
お風呂の換気扇もしょっちゅう回しているから、いずれこっちも修理が必要になるかもしれません。

スイッチを見ると触りたくなるだけかもしんない・・・あんたは子供かっ(笑)
当の本人は、自分が壊したコトも、何かが新しくなっているコトも、まったくの自覚なし。
パパってホントに、天下太平です(笑)。
【認知症の破壊グセ】今日のまとめ
それでもシェーバーがダメになったのだけは、責任を感じているのか「ヒゲ剃りがないっ!」と騒ぐことはありません。
ま、立て続けに壊していれば「あれ?」くらいは思いますよね(笑)。
最近、ヒゲを剃るという大好きだった行為を忘れがちなんです。
今日の認知症パパ語録
あれだけ剃り残しを気にしていたパパなのに、今じゃ私が言わなきゃ剃ろうともしません。
それどころか、シェーバーを手渡しても、興味なさそう。(前と機種が違うせい?)
そしてついに、

姫~、ヒゲ剃ってぇ~~
と言うようになりました。(--;
はい、そんなワケで毎朝のパパのヒゲ剃りが、私の新たな任務となったのです。
あ~あ(笑)。
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