
配信元:カルチュアルライフ
こんにちは、いまだ家族を介護中のユウコ姉です。
介護の合間のわずかな時間、ココロのスキマを大切にしましょうね。

暑い日は映画館に逃げましょう!(笑)
【役者になったスパイ】について
夏はどうしても、子供向けや反戦映画が多くなります。

広島に住んでいると、なおさらですが…
それ自体悪いことではありませんが、個人的な好みではないため、映画館から足が遠のきがち。
避暑に利用したいのは山々だけど、しばらく行く機会がなさそうです。
・・・で、この映画もある意味、反体制を訴える作品。
中立国スイスにこんな過去があったなんて、正直驚きました。
映画自体はフィクションです。
でも背景は史実に基づいていて、それを模した劇中劇を織り込むという周到さ。
軽いコメディタッチで描かれているのも素晴らしい。
クスっと笑える、大人のロマンティックコメディに仕上がっています。
概要&受賞歴
『役者になったスパイ』 Moskau Einfach!
- 製作年/2022年
- 製作国/スイス
- 言語/ドイツ語
- 上映時間/102分
- 配給/カルチュアルライフ
受賞歴
- スイス映画祭主演女優賞
- チューリッヒ映画祭特別賞
スタッフ&キャスト
【スタッフ】
- 監督/ミヒャ・レビンスキー…(作品)『まともな男』他
- 脚本/プリニオ・バッハマン、バルバラ・ゾマー、ミヒャ・レビンスキー
【キャスト】
- フォリップ・グラバー(ビクトール・シュエラー)…劇団を探るために潜入する警察官
- ミリアム・シュタイン(オディール・ヨーラ)…軍人の父に反発する新進女優
- マイク・ミュラー(ハンス・マロッグ)…シュエラーを使い捨てにする忖度上手な上司
あらすじ
1989年、ソビエトの共産主義を危惧する冷戦下。
スイスでは反体制派の監視が大大的に行われており、生真面目な警察官シュエラーは、ある劇団の動きが怪しいと上司に申告します。
彼らの監視と情報収集のため、劇団に潜入することになったシュエラー。
が、役者たちと交流するうちに、自らの任務に疑問を感じ始めました。
そして、主演女優オディールに恋をして・・・。
【役者になったスパイ】総評 ★★★☆☆
タイトルがすべてを物語っています。
そう。
劇団に潜入したスパイが、女優に恋して改心し「ミイラ取りがミイラになる」お話(笑)。
見ても見なくてもオチがわかる映画なんだけど、なんだか安心して楽しめる。
おまけに、スパイとして仲間を裏切っていたことを本番の舞台上で告白するシーンに感動して、目がウルウルしてしまいました。(^^;
劇中劇として演じられるシェークスピアの『十二夜』を、私は知りません。
男装女子や道化が出てくるドタバタ群像劇だそうです。
映画では、この『十二夜』をモチーフとした現代劇を作り上げ、主人公の心の内を反映するような展開になっています。
風刺が効いていて、重いテーマなのにコメディとして楽しめる絶妙な匙加減。
見終わった後で、考えさせられるいい映画でした。

ユウコ姉のひとりごと
ヨーロッパの近代史は、知っているつもりでいたけれど。
自由な風潮のスイスにも、暗い過去があったんですね。

まだまだ知らない史実がたくさんあるなぁ
ベルリンの壁が崩れた時代のお話で、あの後、東ヨーロッパの民主化が一気に進んだことを思い出します。
お堅いドキュメンタリーじゃなくっても、学べる映画って結構ありますよね。
夏はそういう作品が似合うのかもしれません。
さぁ~て『Michael/マイケル』は二回見に行ったし(笑)、次は何を観賞しましょう。
危険な暑さが続くので、みなさんも外出には気をつけてくださいね。




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