『ミセス・ハリス、パリへ行く』【映画】

こんにちは、認知症パパを介護中のユウコ姉です。

介護は確かに大変だけど、ココロにスキマを作ってあげて、上手にストレス解消しましょうね!

ユウコ姉
ユウコ姉

こういう映画、大好きです!

 

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【ミセス・ハリス、パリへ行く】について

可愛い映画だったなぁ~。

夢見る乙女のようなハリス夫人がすごくキュートで、あんな純粋な女性がいたら、誰だって助けてあげたくなるかもしれないと思いました。

パリ出発前もパリ到着後も、大波乱が待っているけれど、夢を信じて困難を乗り越えたからこそ、もっと大きな喜びが待っているんですよね。

たかがドレスと言うなかれ!

映画の中で『オートクチュールは虚栄心の塊だ』というセリフがありますが、いくつになっても美しい物に憧れたり、気持ちが高揚する出会いを求めることだって大切だと思います。

 

概要

『ミセス・ハリス、パリへ行く』 Mrs.Harris goes to Paris 

  • 製作年/2022年
  • 製作国/イギリス他合作
  • 言語/英語、フランス語
  • 上映時間/116分
  • 配給/パルコ、ユニバーサル映画

スタッフ&キャスト

【スタッフ】

  • 監督・脚本/アンソニー・ファビアン
  • 製作/アンソニー・ファビアン、ザビエル・マーチャント他

【キャスト】

  • レスリー・マンビル(エイダ・ハリス)…家政婦をしている館でディオールのドレスに魅入られた未亡人
  • イザベル・ユペール(マダム・コルベール)…高圧的なディオール本店の支配人
  • ランベール・ウィルソン(シャサーニュ侯爵)…エイダに手を差し伸べる、妻に先立たれた貴族

ハリス夫人役のレスリー・マンビルがすっごくキュートです。最初は意地悪なイザベル・ユペールもハマリ役で、二人の対比も面白い。*^^*

配信元:Movie Walker

あらすじ

1950年代ロンドン。第二次世界大戦で夫を亡くしたエイダは、家政婦を掛け持ちして生計を立てていましたが、ある日勤め先で見たディオールのドレスの虜となります。

彼女は一念発起してお金を貯え、なんとオートクチュールのドレスを買いにパリに出発!

しかし、ディオールの敷居は高く、門前払いされそうに・・・。

それでもへこたれない彼女の明るさと優しさに魅了された人たちが助けてくれて、いよいよドレスはわが物に?

 

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【ミセス・ハリス、パリへ行く】総評 ★★★★☆

華やかなドレスの数々を目にできるのも楽しみのひとつですが、なんといってもこの映画、心優しい人物がたくさん出てきて、本当に幸せな気持ちにしてくれます。

ロンドンの親しい友人。

初めてのパリを案内するホームレス。

住居を提供する会計士のアンドレ。

彼女を慕うモデルやお針子たち。

そして、親切な老侯爵。

高飛車なマダムや、おバカな女優の卵に意地悪もされるけど、それも輝かしいラストに向けてのスパイスのようなものです(笑)。

 

ハリス夫人は、生真面目で親切で正義感の強い女性。その反面、思いっきりが良すぎて大失敗したり、親切心がアダになり、立ち直れないほど落ち込む場面もあるけれど、必ず救世主が現れて彼女を窮地から救ってくれるんです。

世の中捨てたもんじゃないよね、そんな気持ちにさせてくれる作品です。

5つ星の採点評価は ★★★★☆

これは大人のおとぎ話。

結末も「たぶんこうなるはず」と予想できますが、それでいいんです!

素敵なドレスに魔法をかけられ夢見る女性と、そんな彼女に触発されて変わっていく周囲の人々

大作ではないけれど、たまにはこんな優しい作品で癒されてみませんか?

配信元:Movie Walker

名場面&名セリフ(ネタバレ注意)

印象に残る場面はたくさんあります。

たとえば、ハリス夫人が初めて目にしたディオールのドレス。

初老の女性が子供のように目を輝かせて、ドレスに見入るシーンでは、私も一緒にディオールのファンになってしまいそうでした(笑)。

当時、オートクチュールの時代は終焉を迎えつつあり、ディオールで働くアンドレは思わず『ディオールはもう終わりだ』と言い放ちますが、ハリス夫人は叫びます。

『ダメよ!私の夢なのよ!』

人がどう言おうと、大切なのは自分の思い。

年をとるにつれ夢など見なくなりますが、それじゃ人生つまらない。

 

『夢を見るのに、遅すぎるってことはないのよね』

ハリス夫人の言う通りです。

私も忘れかけていた夢をもう一度、思い描いてみようかな。*^^*

 

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