こんにちは、認知症パパを介護中のユウコ姉です。
介護は確かに大変だけど、ココロにスキマを作ってあげて、上手にストレス解消しましょうね!

行ってよかった…この映画を見るなら、ぜひ劇場で!
【リスペクト】について
私はアレサ・フランクリンが大好きだったので公開が待ち遠しかったのですが、ファンならずとも、これは一見の価値あり!です。
内容はやはり、スターの栄光と挫折、そして復活を描く・・・というワンパターン(笑)。
それでも全編で流れるアレサの数々のヒット曲をジェニファー・ハドソンが見事にカバーにしていて、約2時間半が短く感じたほどでした。
タイトルにもなっている『RESPECT』が誕生する瞬間はゾクゾクするし、お馴染み『THINK』はノリノリで、こっちまで踊りだしそうになります。*^^*
私がアレサファンになったのは、20代に見た『ブルース・ブラザーズ』がきっかけ(お家ビデオだったか、劇場リバイバルだったか忘れたけれど)。
それと同様に今回この映画を見て、きっと新たなアレサファンが生まれることでしょう。
父親や夫の束縛から逃れ、苦労しながら華麗なる変身を遂げて、やがて彼女はソウルの女王に。
痛々しい場面もあるけれど、アレサのステージを見る感覚で楽しめます。
概要
『リスペクト』 RESPECT
- 製作年/2021年
- 製作国/アメリカ
- 配給/ギャガ
- 上映時間/146分
- 言語/英語
スタッフ&キャスト
【スタッフ】
- 監督/リーズル・トミー…南ア出身、舞台やTVの監督を務め、本作で長編映画監督デビュー
- 脚本/トレイシー・スコット・ウィルソン
【キャスト】
- ジェニファー・ハドソン(アレサ・フランクリン)…出演作『ドリームガールズ』『キャッツ』他
- フォレスト・ウィテカー(アレサの父)…『バード』『クライングゲーム』『大統領の執事の涙』他
- マーロン・ウェイアンズ(アレサの夫)…『レディ・キラーズ』『G.I.ジョー』他
主演のジェニファーは、本物のアレサと重なって見えました。
フォレスト・ウィテカーは昔『バード』を見て以来大好きな俳優 だし、ダイナ・ワシントンを演じたメアリー・J・ブライジなど配役も絶妙で良かったです。*^^*
あらすじ
野心家の父親のもとで、幼い頃から抜群の歌唱力を人前で披露してきたアレサ。
父親の束縛から逃れたと思ったら、今度は夫に縛られ、自分を見失っていきますが、無名のミュージシャンたちとの触れ合いをきっかけに、その個性が開花します。
一方で少女時代の性的虐待と妊娠でトラウマを抱えていた彼女は、成功の影で自分や周りを傷つけ、アルコールにおぼれるように。
そんなアレサを亡き母の幻が癒し、自分自身と自分の歌を取り戻すのでした。
【リスペクト】総評 ★★★★★
ホントに、ホントに、良かったです!
素晴らしい歌声を聞いてるだけで幸せな気分になれたし、最後の『Amazing Grace』は泣けました。
2時間半は長すぎる?

いえいえ。気づいたら終わってました
私のアレサ贔屓は置いといても
見事満点の5つ星!
たぶん私はブルーレイを買って、家で何度も見ると思います。
さて以下の動画が、かつて私を虜にした『ブルース・ブラザーズ』でアレサが躍りながら『THINK』を歌い上げる名シーン。
ご覧になってみてください!
きっとカラダを揺すりながら「♪Freedom~~Freedom~~Freeedooom~Oh,Freedom!!」と、口ずさみたくなりますよ(笑)。
名場面&名セリフ(ネタバレ注意)
良いシーンは数々あるのですが、まずはデビューしたもののヒットに恵まれず、ナイトクラブでダイナ・ワシントンの持ち歌を本人の前で歌って、ビンタをくらう場面でしょうか(笑)。
小さい頃に可愛がってくれた女性が、いきなりビンタ。
でもそれは愛のムチで、アレサに自立を促しているんですよね。
その後、彼女は変わろうとします。
そして宣言するんです。
これがソウルの女王誕生の軌跡なんですよね。
成功後もいろんな確執や挫折があるけれど、ラストシーンの教会で、疎遠になった家族みんなと抱き合い和解して歌う『Amazing Grace』がまた素晴らしい。
ここで泣かずにいられましょうか。
コメント