『百年の孤独』コロンビアの物語【読書】

昨年文庫化されて、爆発的にヒットしたこの小説。

皆さんは、もう読みましたか?

ユウコ姉
ユウコ姉

トライするなら、一気読みがオススメです

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【百年の孤独】について

新潮文庫から再版された途端、TV等でも取り上げられて大ヒット。

しばらくは入手困難でした。

やっと購入した年末時点で『第十刷』ですから、すごい売れ行きですね。

ガルシア・マルケス『百年の孤独』は、1967年に発表され、スペイン語圏で飛ぶように売れた後、世界的ベストセラーになり、1982年には同作でノーベル文学賞を受賞しています。

 

私はこの作品を知らなかったのですが、あまりの話題性につられて(笑)つい。

読者コメントを見ると、

  • 『内容が難解』
  • 『登場人物が多すぎる』
  • 『以前挫折したから再トライ』

などの読みにくさが目立つものの、さほど難しい話ではありません。

ドストエフスキーのような堅苦しさもありません。

 

【百年の孤独】の感想

とはいうものの、時間がかかってしまいました。

ボリュームは、約600ページ。

スイスイ読んでいたので1週間で読了かな…と思っていたら、3分の1あたりで飽きてきた(笑)。

結局、一か月かかりました。

 

なぜかと言いますと・・・

  • 同じことの繰り返し
  • 誰ひとりハッピーにならない

で、途中半月くらい見向きもしない期間が。(^^;

すると、同名キャラが多いため、再開した時『え~っと、これは誰だっけ?』になるんですよね。

 

前半と後半は急展開が多く、比較的ラクに読めます。

中盤は嫌な事件が多いので、もう覚悟を決めて最後まで一気に読んでしまいましょう。

 

殺人あり

近親相姦あり

過酷な干ばつと洪水

ユウレイも登場

呪われた子供の誕生

錬金術や隠された秘宝

 

・・・なんでもありの世界です。

男女関係が奇怪で子供がわんさか生まれますが、卑猥な表現があまりなくて、ラテン系の奔放さってことでサラリと流せるのが不思議です。

 

そして、ちょっと聖書的な匂いがします。

150歳まで生きていたり

現地コロンビアの歴史や風土、民話なども取り込んでいるのかな。

これらに精通している方なら、もっと深堀りできることでしょう。

 

繰り返される人間の愚かさと、それを一掃するかのような天罰。

欲にまみれた一族の栄枯衰退、まさに『奢れる人も久しからず』の世界観です。

 

【百年の孤独】あらすじ

物語は、中心人物であるアウレリャノ・ブエンディア大佐が銃殺隊の前に立つ場面から始まります。

そして彼は、回想します。

自分の一族がコロンビアの寒村に入植後、いかにして貧しい土地を栄光に導いたのかー。

鋼の意志を持つ両親と、個性的な兄妹や従兄妹たちの野望。

その隆盛を極めた後、ブエンディア家は、ゆっくりと滅亡へと向かうのでした。

 

主な登場人物

とにかく、次から次へと誕生する子供たちに同じ名前が付けられるのが混乱の元(笑)。

ユウコ姉
ユウコ姉

文中に「〇〇の息子」みたいな前置きはありますけどね

登場人物は・・・

【最初の夫婦】
  • ホセ・アルカディオ・ブエンディア:マコンド創設者
  • ウルスラ・イグアラン:奇形を恐れて血縁婚姻を禁じるホセの妻
【子供世代】
  • ホセ・アルカディオ:ジプシーと姿を消す長男
  • アウレリャノ・ブエンディア大佐:不思議な力を持つ次男
  • アマランタ:レベーカに嫉妬する長女
  • レメディオス:早逝するアウレリャノ・ブエンディア大佐の妻
  • レベーカ:土と漆喰を食べる風変りで美しい養女
【孫世代】
  • アルカディオ:ホセ・アルカディオとピラル・テルネラの息子
  • アウレリャノ・ホセ:アウレリャノ・ブエンディア大佐とピラル・テルネラの息子
  • 17人のアウレリャノ兄弟:アウレリャノ・ブエンディア大佐が戦地で作った息子たち

こんな系図が、第7世代の子供が亡くなるまで続きます。

 

【物語のキーパーソン】

予言者の役割を果たし、亡霊となってもブエンティア家の男たちを導くのが、ジプシーの賢者メルキアデス。彼の言葉とともに、一家は終焉を迎えます。

 

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最近読んだ本から

読書の余裕がなかった時期を、やっと脱出しました。

が、書籍の値段が高すぎる。(--;

ユウコ姉
ユウコ姉

文庫本がハードカバー並みですね

『百年の孤独』1,250円

私好みの作品ではなかったので、ラクマで売ろうと思います(笑)。

電子書籍なら若干安いけれど、絶対に前後関係を確かめたくなるので文庫本をオススメします。

 

 

以下、最近読み終えた作品の紹介です。

【本に読まれて】須賀敦子著

大好きな須賀敦子の書評なんだけど、エッセイっぽいんですよねぇ。*^^*

彼女の読書シーンと作品の背景が、いつもの美しい文体で綴られていて心が和みます。

ページ数は多いのですが、一章10ページ足らずのコンパクトさが、電車移動の読書に最適でした。

読たい本が、たくさん見つかりますよ。

 

 

【BOCSHシリーズ】M.コナリー著

同じく今まで散々語って来た、マイクル・コナリー『ボッシュ』原作。

当初手に入らなかった初期の作品も電子化が進み、やっと一通り揃いました。

ユウコ姉
ユウコ姉

出版社都合で再版NGのヤツは、中古本でゲット!

で、改めて最初から読み直している際中です。

ちょっと忘れていたり、ドラマの変更部分とごっちゃになっていたので新鮮です。

【Amazon Prime】で3月配信予定の新シーズンも今から楽しみ!

 

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