認知症の遠距離介護が増えている

 

 

今日は認知症介護に関する、新聞記事を取り上げてみました。(おっ、いつもより真面目っぽい)

認知症介護を笑ってやり過ごそう!という私ですが、笑ってばかりもいられません。(^^;

以前言ったコトがあるけれど、私は本当に介護テーマのレポートが好きじゃないんです。

なのに毎日、目につくほど、ここんところ介護報道が増えています。

 

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ひとり暮らしの高齢の親の心配

 

私たち親子の場合、ひとつ屋根の下4人仲良く(?)暮らしていますが、たいていはそうじゃないはず。

ひとり暮らしの高齢者は多いし、子どもは遠方に住んでいます。

めったに帰省できないケースが、ほとんどだと思います。

 

わが家でとっている今朝の新聞に、

認知症が進む母の遠距離介護。どこまで頑張れば・・・ <中国新聞朝刊/くらし面より>

という特集がありました。

 

介護事情は人さまざまで、身につまされる

 

記事によると、その方のひとり暮らしの母親が認知症だと気づいたのが一昨年。

娘さんは関東地方から月に一度、お母様のお世話をしに帰っています。

 

『仕事と家庭、経済的にも苦しくなる一方』・・・という内容でした。

うわぁ~、そりゃ大変だわ!と思いました。(><;

 

  • 親は、住み慣れた家を離れたがらない
  • 自分にも、築いてきた暮らしがある
  • でも家族だから、心配でたまらない・・・もう、八方ふさがりです。

私は、パパの病気がわかる前に幸か不幸か出戻っていましたが、あのまま遠くで暮らしていたら、一体どうなったコトかしら。決して、人ゴトではありません。

 

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向こう三軒両隣、介護はやっぱり連帯感

 

さて、上記のお悩みに対して、専門家からのアドバイスはと言いますと、

『帰省したときに、たとえば冷蔵庫におかしなモノが入っていても気にせず、叱ったりしないコト』
『認知症を一般常識で縛ろうとしても本人が混乱するだけなので、不衛生でない限り、好きにさせておくほうが良い』

 

また、離れている間の不安を払しょくするためのポイントとして・・・遠距離介護の場合は家族がすぐに対応できないので、「地域の見守り力」を味方につける。

 

介護サービスだけに頼らず、普段から、ご近所さんと親しくしておく、これに限りますね!

本当におっしゃる通り、わが家も助かってます!

 

介護の手助けを誰にでも、お願いしてみる

 

ご近所にお願いに上がる時は、ケアマネ、ご家族、ご本人、みんな揃って協力を求めるのが、いちばん良い方法だそうです。

こうすれば、相手にもストレートに伝わります。

 

新聞データ(2013年総務省調べ)によれば、

『高齢者の親の家と子供の家のキョリが、1時間以上~』が約4分の1。同じ敷地内に住んでいるのは、なんと5%以下らしい。

そりゃそうですよね・・・親から独立するのは、子供の勤め。

 

でも、かつて「やっかい者」の烙印を押されていたはずの私たち姉弟が、今では「孝行者」にランクアップされてるようです(笑)。

ありがたいやら、情けないやら。(^^;

 

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【認知症と家族愛】今日のまとめ

 

なにも認知症に限らず、病気の人には家族が愛情をもってお世話するかどうかが鍵ではないかと思います。

認知症の相手をしていると、愛情もぶっ飛んでしまいがちですが(笑)。

 

それでも心の隅っこに、ちゃんと愛情が存在していれば、きっと相手にもわかるはず。

心の中で「大事にしてるよ」と、ささやくだけでも伝わるかもしれません。

 

今日の認知症パパ語録

 

そうなのよ、パパ! パパは超ラッキーパーソン!(笑)

 

ひめ
ひめ

わかってますか、そこんとこ?・・・わかっているのか、いないのか

弟や私が、パパにやさしくしてあげると

 

パパ
パパ

うちの子はみな、ええ子じゃのぉ

“ええ子”・・・というには年を取りすぎていますけど、昔は”ええ子”じゃなかったから、差し引きゼロということで(笑)。

 

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