認知症になる以前から、うちのパパはテレビっ子、特に「水戸黄門」が大好きです。
時代劇全般が好きだけど、「黄門さん」は別格です。
夕食時、必ずつけている時代劇の再放送、ついつい、つられて家族全員が黄門さんを見ています(笑)。
認知症介護にオススメ、時代劇の再放送
時代劇って昔のように、ゴールデンタイムには放送しなくなりましたね。
でも夕方のBSって、やたら時代劇の再放送が多くて、同じ時間帯に2本はやってます。
食事時のうちのパパは、ニュースを見ては口うるさくなるのですが、時代劇の再放送はその点、安心できる番組です。(^^;

おかげで、ホントに助かるわ~と思っていて、気づいちゃった
これはもしや、高齢者をおとなしくさせるための作戦ではっ!?(@◇@;
テレビに、老人のお守りをさせる狙いかも!?
かつて朝晩の忙しい時間帯に、子供番組が横並びしていたように、今、いちばん手がかかる相手といえば高齢者!
わが家は、マジに助かっていますけど(笑)。
物事を端から忘れる、うちのパパも「夕方6時は黄門さん!」コレだけは、決して忘れるコトがありません。
ヘタしたら、土日であろうと、

黄門さんは?
と、言いますが。(^^;
認知症パパは、“ニセ黄門”がおキライ(笑)
わが家では平日6時きっかりに、弟がチャンネルをBSにスイッチします。
葵の紋どころがアップになって「ジャーーーン♪」と鳴ると、

おおっ、コレ、コレ!
と、パパは大満足です。
でも途中で集中力がきれるから、結局、弟がいちばん本気で見ています(笑)。
そして、パパにドラマの解説をしてあげます。弟いわく、

昔のヤツは、けっこうおもしろい
・・・のだそうです。かつてのアイドルも出てたりしてね。
「水戸黄門」シリーズの中でも、パパの好みは東野英治郎と西村晃の黄門さん、この二人の再放送が多いから、やっぱり万人に人気があるってコトかしら。
同じ「水戸黄門」でも、新シリーズに拒否反応
さてさて昨年、久しぶりに新しい「水戸黄門」が放送されました。が、わが家では不評でした。
先日いつもの6時台に、武田黄門の再放送をつけていたら、

あっ、ニセ黄門じゃ! こりゃダメじゃ!

パパ、ニセ者じゃないよ。去年放送した、新しい黄門さんだよ
と、言ったって、パパはハナから受けつけない。

ニセ者よ、ニセ者!! わしにはわかる。見てみぃ。印籠もニセモノじゃけぇ
・・・「わしにはわかる」と言われてもねぇ(笑)。

この前、ニセ者が出てくる話があったから、もしかしたらそれとダブってるんじゃない?
ははぁ~なるほど・・・一応、理由はあるんだね。(^^;
それからというもの、わが家では「武田黄門=ニセ黄門」というコトに、なってしまいました。
武田さん、ごめんなさいね。(^^;
【認知症と時代劇】今日のまとめ
ストーリーは単純で、しかも勧善懲悪の世界です。安心して見るコトができるのでしょう。
日本全国に「水戸黄門」の再放送を心待ちにしている高齢者が、たくさんいるのかもしれません。きっと、パパだけじゃないのよね。*^^*
今日の認知症パパ語録
うちのパパは、空想の旅の自慢話が大好きです。
でも、さすがの私も、びっくりしたコトがございます。

子どもの頃に、全国を歩いて旅をしたもんよ。わらじを履いてのぉ
わ、ら、じ~~~? \(◎▽◎;)/

おぉそうじゃ、水戸黄門にも会うたぞ
はい~~~? (◎◇◎;;;

パパ、黄門さんに会ったのぉ!?

うん、ええ人じゃったよ
と、言い張るので、私は思わず

助さんと、格さんにも会った?
と、余計な質問をしてしまいました。すると、

うん、会うたよ・・・
ここで声が小さくなったので、「しまった、話を作ったかも」と、自分で気づいたのかもしれません(笑)。
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