アルツハイマー型認知症のうちのパパ、この一年、症状が猛ダッシュで暴走中です。
「意外と、フツーのまんまだね」と、のん気に構えていた私たちですが、ここに来て、パパもなかなか手ごわい相手になってきました(笑)。
わが家は4人家族だから、これで済んでいるけれど、ひとり介護は大変だ!
心中、お察しいたします。。。(><)
認知症になって始まった、変なクセ
そろそろ目が離せなくなってきた…とはいうものの、一見フツーのうちのパパ。
世間でよく聞く徘徊だの乱暴狼藉だの、そんな気配はありません。(そんなんだったら、速攻で施設送り!)
でも、だからといって、介護がラクなわけでもない。(--;
最近のパパの実態は・・・
とにかく、何でも人のせいにして、激怒する厄介なオトコです。
もしかして今「なぁ~んだ、その程度?」って思いました!?
文字にしてみると、たいしたコトなさそうだけど、実際には結構キツイのよ。
一日中、騒ぎ立てられてごらんなさい! そりゃ~ストレスたまるからっ。
認知症パパと家族の、イタチごっこ
毎日毎日、朝から晩まで、パパとの格闘はつづきます。

アレがない! コレが壊れた! あいつが悪い! お前のせいだ!
ときどき後ろから、小突いてやろうか!?と思います(笑)。
そして何か良からぬコトをしでかすのでは!? ・・・と、私たちは心配しながら、後ろをついて回ります。
露骨にやると不機嫌になるので(笑)、こっそりやらねばなりません。
エンドレスな、”イタチごっこ”が続いています(笑)。
認知症の想像力(=妄想)に驚く
パパの”変グセ”は数あれど、最近のへんちくりんな言動のNo.1は与太話!
次から次へとよくもまぁ、いろんな話が出てくるもんだ。
“立て板に水”のごとく、作り話がとまりません(笑)。
もしかしたら、アタマの回転が良くなっているのかも!?と、本当に疑いたくなるくらいなの。
昔の自分の体験に、最近見聞きした話をごった煮にして、華麗なるドラマがパパの中で繰り広げられていくのです。(^^;
認知症の妄想を否定してはいけません
たとえば、夕食の席で

わしが東京で、マッカーサーに会った時・・・
なんていう、バカバカしい話をしても、こちらは相槌を打つしかありません。
終戦当時パパは7歳、広島の田舎から出たコトなかったはずだけど。(^^;
「はぁ~?」と言いたくなっても、決して否定してはなりませぬ。

たいへんだったね~

ホント~、そりゃすごい!

よかったね、パパ
役に立つのは、この3語と心得ましょう! 真剣に聞かなくてもOKです。
とにかく、逆らわないのがコツですよ。
その場限りのなぐさめで構わない。数分後には、どうせ覚えちゃいないんだし(笑)。
ゴキゲンを損なわないように、上手に相手をしてあげてくださいね。
【認知症家族の役割分担】今日のまとめ
たとえば、わが家の場合。。。
という図式が、いつのまにか出来上がっておりました(笑)。
ひとりで何もかも背負いこむのは、無理ってもんです。家族で割り振り、決めないとね。
さて私は、与太話担当なわけですが・・・ず~~~っと笑顔で相手をしていると、そのうち爆発しちゃいます。
怒らせたらダメ!と、わかっちゃいるけど、私も時々やらかします(笑)。
私がブチ切れたら、他の二人がなだめ役。(^^;
あぁ、家族がいて良かった・・・つくづく思うこの頃です。
今日の認知症パパ語録
わが家の長男は、月に一度、大量の酒類とパパのタバコを買いに行きます。
お酒はみんな飲むけれど、自分はせっかくやめたタバコも、パパのために購入します。
どんどん値上がりしてるのに、パパはそんなコトお構いなし。
だいたい今吸ったコトを忘れて、次のタバコに火をつけるので(笑)、カラダにも良くないし、私とママはつい、お小言を言ってしまうんだけど…。

タバコくらい好きに吸わせろ。どうせ後、何年も生きられんのに
パパは必ず、こう言うんです。
かわいくない~~~!!!
そんなコト言う年寄りに限って、ぜ~ったい長生きしますよね!(笑)
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