これは何も、認知症のせいじゃないかもしれません。
加齢とともに、いろんな感覚が鈍っていきますもんね。
でも、急激に味覚が衰えたのは、どういうコト?
うちのパパは、本当に味オンチになりました。
やっぱり、認知症が原因だとしか思えません。(><;
認知症になって、味にうるさくなくなった
若い時分、うちのパパはグルメでした。
食べるコトが趣味に近く(笑)、得意料理もありました。

サラリーマン時代は接待も多かったし、おいしいお店をよく知っていたっけ
家でも「味がうすい」の「塩辛い」だの、よく文句を言ったものです。
もっとも、うちのママは料理が上手じゃないんですけどね。(^^;
どう考えても、味覚が鈍っているようです。
食べるコトは大好き、でも味覚オンチに
味オンチってコトは、嗅覚も鈍っているわけで・・・どちらが先なのか、わかりませんが。
うちのパパといえば嗅覚も犬並みで(笑)、傷んだ食材をいち早く感知する重宝な人だったのに。

何食べても、おいしいって言ってくれるから助かるわ~
そりゃあママは、ありがたいでしょーよ。けど、喜んでる場合なの!?
味に超敏感だったパパの舌が、こんなにも退化してしまうなんて、そばにいる私はとても残念です。
認知症が進んで、リクエストが少なくなった
食べるコトが大好きなうちのパパ、ええ、食欲自体は今も現役です(笑)。
かつては「アレが食べたい」「コレが食べたい」と、際限なくリクエストをしていたものです。
それが今では、何か聞いても淋しい返事。。。

パパ、お昼ご飯なにがいい?

うどんか、ラーメン!
こんなワンパターンの返事しか返ってこなくなりました。(泣)
そりゃ確かに、うどんもラーメンもパパの大好物だよね、有名店にひとりで食べに行ってたし。
でも毎日、麺類しか浮かばないの?(ToT)
メニューが他に思いつかないだけだと思う
そのせいでほぼ毎日、お昼にパパは、うどんかラーメンを食べています。
おそらく、昨日も食べたコトを忘れて、また麺類をリクエスト・・・でもそれじゃ食事が楽しくならないし、第一、栄養が偏ります。そこでママに、

お昼の希望を、パパに聞くのはよしなさい
と、注意しました。だって「うどんかラーメン」は、ただの口癖なんだもの。
他の料理を出しても、ちゃんと食べてくれるしね。

あれ? うどんじゃない
と、もしも不服申し立てをされたら「昨日食べたでしょ?」とか「明日の約束でしょ?」とか、テキトーに言っておけばよいのです。
こっちも賢く、ならなくっちゃ。^^
【認知症の味覚】今日のまとめ
私たち家族が望むのは、パパが楽しく暮らせるコト。
パパが食べたがるから、もちろん麺類もひんぱんに用意します。
麺類以外にも、パパには好物がたくさんあるから、出す料理には困りませんけどね。
うちのパパが食べなくなったら、おしまいなので(笑)、食い意地が張ってるうちに、たくさん食べさせてあげようと思っています。*^^*
今日の認知症パパ語録
味覚がおかしくなってから。。。うちのパパは、やたらスパイスを好むようになりました。
特に、コショウと唐辛子は「マジ!?」っていう量を使います。(--;

コレ、コレ。コレがないとね!
そう言いながら、うどんにかける唐辛子は、おつゆの表面が真っ赤に燃えるほど浮いている。

ね、味覚、麻痺してるでしょ?
以前は、わが家に何か月もあったコショウや唐辛子が、最近ではあっという間になくなります。

わしには、刺激が必要なんだ
「かけすぎよ」と注意すると、パパはそう言うんだけれど、なるほど確かにパパには、脳への刺激が必要かも。
潜在意識のどこかで、やっぱり自分のコトをよくわかっていらっしゃる(笑)。
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