相続登記の手順

堅苦しい話が続いて恐縮です。(^^;

でも知っておけば、きっと役に立ちますよ!

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まずは法務局に問い合わせる

遺族の手続きとして一番手間取るのは、この【相続登記】だと思います。

資産家ならもっといろいろあるでしょうけど、われら庶民は持ち家に住み続けるだけでひと苦労(笑)。

お金持ちは遺言書を作るし、弁護士に一任でしょうけどね

今年4月から完全義務化されたので、さかのぼった登記も必要になりました。

自分でやってみて結構大変だったのですが、PCが使えない人や高齢者はどうするんでしょうね!?

行政書士あたりに依頼するにも費用がかかるし。

 

わが家を例に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

手順を間違えなければ時間や労力の節約になるし、達成感も味わえますよ。*^^*

 

それでは、スタート!

 

まずは、法務局に電話する!
  1. 手続きの方法
  2. 持参する必要書類
  3. 登記相談の予約

以上を電話で行い、予約日までに書類を揃えておきましょう。

サイトで確認するのもお勧めです。

私はこれを怠ったため、証明書に不備がありました

・・・が。

最初の予約相談で、すべて終わると思わない方が賢明です。

『手続き方法を改めて教えてもらう』ために出かけると考えておきましょう!

そう思っておけば『また出直して』と言われても、腹が立ちません(笑)。

 

相続登記に必要なもの

【相続登記】に必要な家族の謄本関係書類は以下の通りです。

  1. 被相続人(パパ)の戸籍謄本
  2. 家族全員の戸籍謄本
  3. 被相続人の住民票除票
  4. 家族全員の印鑑証明
  5. 相続人(ママ)の住民票
  6. 固定資産評価証明書

最近はマイナカードのおかげで、書類取得も非常にラクになりました。

住民票印鑑証明くらいなら、コンビニで手軽に取り出すことができますよね。

その他は役所に行く必要があります。

 

固定資産税評価証明書は、固定資産税を払う時に送られてくる明細があればOK。

これは提出するわけではなく、申請書の作成に必要なものです。

うちのママのように捨てていたら(笑)、区役所で発行してもらえます。

 

自分で作成する書類

証明書以外に自分で作成する書類もあり、これが面倒です。

法務局HP掲載のフォーマットDLして手を加えればいいのですが、参考例をそのまま適用できるわけはない。(--;

そのため自分なりに作成してみて、相談窓口で修正してもらいます。

PCを使わない場合は、手書きでもいいそうです。

手書きって・・・マジ?

<必要な作成書類はこの3件>

  1. 登記申請書
  2. 相続関係説明図
  3. 遺産分割協議書

 

1.登記申請書

わが家は、これが大変でした。

というのも家を建てた当時、1階駐車場を叔父の会社の貸し倉庫として登記しており、1軒なのに2棟立てなっていたのです。

知らなかった…会社もう倒産してるし

固定資産税評価証明書の他にも不動産の全部事項証明書を取り直し、土地評価額などを計算してもらって、ようやく完成。

でも正直、ややこしくってワケわからない。

以下のような申請書を作りますが、わが家は2ページに及びました。

2.相続関係説明図

そして、家族系図を作ります。

誰がどれほど相続するのかを明記し、それぞれの住所や生年月日とともに図式化します。

3.遺産分割協議書

これも面倒でした。

なぜかというと、家族全員の実印が必要だから。

一人でも遠方に住んでいると、時間がかかってしまうのです。

修正する度に郵送するハメに

下に登記申請書と同じ不動産内容を記載し、各人1通保管することになっています。

これらは法務局のサイトでも確認できます。

 

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戸籍謄本がややこしい

相続に無関係の方は、すでに読む気も失せたでしょ?

私も途中で投げ出したくなりました(笑)。

 

何度も役所やコンビニに足を運んだし、一度は区役所でブチ切れそうに。

なぜかと言いますと。。。

 

パパの『戸籍謄本が足りない』と言われ、取り直しに行った時のこと。

これは出生から死亡までに編纂された戸籍、除籍、改製原戸籍などの全戸籍で普通でも3~4通あるそうです。

今までは各役場に依頼する必要がありましたが、今年3月から最寄りの区役所などで発行可能となりました。

ただし、マイナカードが必要らしい

私は身分証として、いつもマイナカードを携帯しています。

が、たまたまこの時は持っていませんでした。

家族のマイナカードを使うことが多くて、一緒にしていたのです

で、区役所にて

従姉

マイナカードはお持ちですか?

ひめ

すみません~たまたま今日は忘れてきて

従姉

大丈夫ですよ。それなら本人確認の質問をさせてもらいますね

いろんな問いかけに答え、じっと椅子に座って待つこと約2時間。

ようやく受取番号が表示されて、窓口に出向いたら

従姉

書類は整いましたが、やっぱりマイナカードが必要です

はぁ~~~~!?

さっきの話と違うけど!?

ひめ

え゛…受付時に言ってくだされば

その間に取りに帰れただろ!!

従姉

いやぁ~私は受付だけなので

おいっ、ちょっと待て!!

私と話したの、あんたでしょーがっ(怒)

 

歩いて10分の距離とはいえ、2時間待った後ですよ!

アホか!

結局、夕方に出直しました。

正午過ぎてお腹はすくし、余計に腹が立ちました(笑)。

 

登記完了まで約1週間

そんな感じの【相続登記】相談。

1回目で、あれこれ指摘され

2回目は、きれいに修正され

ひめ

担当者がいい人で、時間延長してくれた

3回目でやっと登記証を受取りました。

受取は1週間後と聞いていたけれど、思ったより早く電話がありました。

もちろん私が受取るので、ママの委任状が必要です。

このような場合は

  1. 委任状
  2. 印鑑(書類に使用した物)
  3. 受取人の身分証明書

が必要になります。

 

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【相続登記の手順】今日のまとめ

わが家は、ママが相続人です。

ママ
ママ

世帯主も土地相続も、ひめにして

本人はそう言いましたが、やはり配偶者が相続するのが手っ取り早い。

どこの手続きにも委任状が要りますけどね。

 

今回の【相続登記】は、全部で10万円ちかくかかりました。

『それなら書類作成もやってくれ』

と言いたいところですが(笑)とにかく無事に任務遂行!

あぁ~~~疲れたっっ!

 

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