先月うちの認知症パパが、初めて徘徊して大騒ぎになりました。
一度起こると、二度目も覚悟しなければなりません。
認知症パパ、徘徊の予兆
高齢者にありがちな【春の病】のシーズンは、過ぎ去ろうとしています。
とはいえ、まだ寒暖差が大きく、天候不順も続いているので、油断はできません。
うちのパパは、低気圧が近づくと調子が悪くなるみたいです(笑)。

どうもアタマがおかしいわ
ってなことを口にします。
そんな時は、徘徊に要注意!
突然ワケがわからなくなり

ココは、どこ?

私は、ダレ?
そんな疑問符が増えた時、徘徊してしまうのです。
最近はゴキゲンだけど…
前回うちのパパが単独行動(=徘徊)して以来、私たち家族は片時もパパから目を離さないように気をつけてきました。
本人に徘徊の記憶はありませんが、ココロのどこかに引っ掛かっているのでしょうね。
家族に心配をかけた、ということが。
そのせいか、最近とてもいい子なのです(笑)。
もちろん、油断は大敵です。
こちらもパパの機嫌を損ねないよう気をつけていますが、つい先日もこんなことを言い出しました。

で、何時になったら帰れるん?
はい?
自分の家から一体どこに帰るつもり?

ここがパパの家だから、どこにも帰る必要ないよ
そう言いますと

え?ここがわしの家?ほうじゃったかいの…
はい、そうですよぉ。
こんなやり取りが2~3回ありました。
こういう時は警戒しなきゃ!
玄関に鍵を増やす
そんなワケで、常に不安と背中合わせのわが家。
パパの徘徊後、私はすぐ施錠についても詳しく調べました。
今は小さな子供や、高齢者の徘徊防止にいろんな方法があるようですね。
お金をかければ、そりゃ楽で確実な方法があるけれど、こっちはなるべくリーズナブルに済ませたい。(^^;
わが家は3階建で、出口は玄関の1か所のみ。

その点はラクかもしれませんね
が、築30数年が経過しているため、玄関ドアに適用できる鍵も限られます。
最新式の便利な製品を購入しても、うまくいくかどうか不明だし、とりあえず、シンプルで簡単に取付けできる安い鍵をつけることに決めました。
で、設置したのが以下の鍵。
これを扉の上下2か所につけました。
強度に不安は残りますが、2個の錠+チェーン錠に追加する形(=計5個施錠)なので、全部開けるだけでも時間かかるし(笑)。
休日の昼間。
私たちの入浴中。
そして就寝中。
目が届かない時間帯の不安が、これで少し解消されました。
もし何か起こったら、バージョンアップしようと思っています。
先手、先手で対策を
ホントは、スマホで施錠~開錠できる最新のスマートロックを採用したかったんです。
1万円くらいならOKかな…と思ったんだけど、これ、単独じゃ使えないらしい。(--;

中継するハブや指紋認証パッドなどが必要で、全部で数万円かかるのです
というわけで、断念しました。
うちの玄関に適応しない可能性もあるしね。
*ちなみに、こういうヤツです
▽ ▽ ▽
徘徊については、徘徊SOSに登録し、鍵も増やしました。
あとはGPSを取りつける方法もあるけれど、今のところまだ不要かなと思います。
パパ~、もう徘徊しないでね(笑)。
【認知症の徘徊】今日のまとめ
たった一度の徘徊で、大騒ぎしすぎと思います?
いやいや、徘徊なんて二度とごめんです。(><;
本人もココロの隅っこで反省しているのか、最近はワガママを言わないし、ニコニコして「ありがとね」を連発します。
今の様子なら大丈夫そうだけど、なにせ相手は認知症。
わざとトラブルを起こしているわけじゃありませんからね(笑)。
みなさんは、どんな工夫をしてますか?
今日の認知症パパ語録
私にとって、一番怖いセリフがコレ。

そろそろ家に帰ってもええ?
自宅にいながら、パパが言うこの一言です。
あぁ~~、またアタマのネジがどっかに飛んでしまってる・・・。(><;
徘徊後、急に言うようになりました。
このセリフを聞くと、私の心身に緊張感が走ります。
そしてすぐに、玄関の5つの鍵の施錠をしに走るのです(笑)。
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