コロナ、戦争、気候変動、物価高・・・ホント嫌な世の中です。
で、明るい内容を無理やり考えてみました(笑)。
認知症パパがゴキゲンな理由
最近、うちの認知症パパがゴキゲンなおかげで、わが家には平和な空気が流れています。
パパの機嫌が良い理由を考えてみたのですが・・・やはり
体調がすぐれない時は、私たちがどんなにがんばっても無駄骨に終わってしまうのです。
・・・ってことは、家族の努力なんて、何の効果もないってコト?(笑)

いや、そう言ってしまっては身も蓋もありません
もちろん、普段からパパの健康に気をつけているからこそ得られるゴキゲン・モードですから、私とママの努力の賜物と言えなくもないかな。(^^;
パパにとって【体調が良い】とは
- ご飯をたくさん食べること
- 気持ちよく排便できること
この2点に尽きるかと思われます。
認知症さんにとって、排便の有無はとっても大切らしく『便秘が治ったら、徘徊しなくなった』という話を聞いたこともあります。
ですから、もし便秘症で困っている認知症の方がいらしたら、ドクターに相談して便秘薬を処方してもらうことをオススメします!(^ー^)b
認知症パパの可愛い表情
・・・ってな感じで絶好調のうちのパパ。

じっとしていることは、珍しいのですけどね
そんな時、私がニッコリ微笑むと、顔をクシャクシャにして笑い返すパパが超可愛いっ!(* ´艸`)
で、私は一言ほめてあげます。

パパ~今日はオトコ前だねっ

ほぉ~かぁ?
パパは、うっしっしって感じでまた笑います。

ホンマにパパはオトコ前じゃね
時々ママも賛同しますが、たいてい『アホか!?』って顔をして私たち父娘に一瞥をくれるだけです(笑)。
可愛さと面倒くささは紙一重
でも、ゴキゲンでウキウキ状態のパパは煩わしいっていうのもまた事実。(ーー;
やたらと余計なことをしたがるし、口数も多くなりがちです。
そりゃまぁ『こっちの言うことだけ聞いて大人しく座っとけ』ってわけにはいきませんわな(笑)。
パパが“ハイ”になっている間、私はできるだけ水を差さないよう注意しているのですが、それにも限界があるので、面倒になったらこっそりその場を立ち去るようにしています。
元気な時って、カラダが軽いものですよね。
気持ちも、自然と前向きになりますよね。
それは認知症さんも同じで、意外とテキパキ動いたり、冗談を口にしたり、人の役に立とうと(迷惑なんだけど)いろいろやりたがります(笑)。
ムスッと難しい顔をして、不満タラタラのパパよりよっぽどいいので、少しでも長く、この状態が続けばいいなぁと思います。
口数が多い時の認知症パパ
『ゴキゲンで口数が多い』とは言っても、以前のように作り話に花が咲くことはめったにありません。
2~3年前までは、これでもかっ!?ってほど妄想にふけっていたけれど、その創造力も枯れてきたようです(笑)。
じゃ何が面倒かと言いますと・・・
イチイチお伺いを立てるのです。

姫~、ヒゲ剃ってもええ?

もうケータイにスイッチ入れてもええ?
入浴前には

服、脱いでもええ?

どこで脱ぐん?
しまいには

オシッコしてもええ?

・・・・・
ちゃんと丁寧に返答しても、数秒後にまた同じ質問を繰り返します。
面倒という意味がご理解いただけるかと・・・(笑)。
そうかと思えば、食事前の口上を述べるクセが抜けず、自分の誕生日と年齢宣言した後、

よろしゅうお願いしますよ
と、アタマを下げます。
仕方ないので、私が答えます。

はい、こちらこそお願いね

ぷ(笑)
うちのママは、よそを向いて笑っていますが。
【認知症が可愛い時】今日のまとめ
ボケボケだけど、無邪気で可愛い・・・昔はそんなおばあちゃんを見かけたような気もします。
【認知症】という言葉がまだなかった時代の話ですね。
【ボケる】と違って【認知症】というと、途端に可愛げなくなるから不思議。
まぁ確かに・・・寿命が延びて、手のかかる高齢者が増えているってことかしら。
でも、たとえ認知症であっても、意味もなく怒るわけじゃありません。
うちのパパのように、ゴキゲンな時と、そうじゃない時の違いがわかれば、少しは介護がラクになる・・・かもしれません。
いや、ラクにはならないか(笑)。
今日の認知症パパ語録
うちの認知症パパが、可愛いヤツと思える場面がもひとつあります。
デイサービスから帰ってきたら私が迎えに出るのですが、玄関に入るとパパは必ずこう聞くんです。

ママはおるかい?

うん、パパの帰りを待ってたよ
いや、別に待ってはいませんけどね(笑)。

ほうか、ほうか
時々冷たくあしらわれても、やっぱりママがいいのねぇと思う今日この頃です。
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