私も日々実感していますが、年齢を重ねるごとに肌に潤いがなくなっていきますね(笑)。
高齢者の場合は特に、冬の乾燥がお肌に深刻なダメージを与えるので要注意です。
認知症パパの手足が、乾燥で大変なコトに
わが家の認知症パパは、どちらかというとお肌の弱いタイプです。
数年前から乾燥がひどくなり、一時、皮膚科に通っていました。
完治とはいえないまでも、ずいぶん良くなり、その後は私が保湿に気を遣っていたんだけど、少し前からまた乾燥によるかゆみを発症。(><;

もう容赦なく、血がにじむほどかきむしります
注意しても無駄なのは、おわかりでしょう?(笑)
以前は両足のスネだけでしたが、最近は両腕、背中あたりも「かゆい、かゆい」と言って、かきむしり、夜中に突然ムクッと起きて身体じゅうをかくコトも。

昨夜も「かゆい」って騒ぎだして、ママ眠れない(泣)
こうなると、また皮膚科を受診するしかありません。
連れて行くのは、私の役目。
パパは待合室でじっとしていられないし、先生への受け答えがちゃんとできないから、なるべく行きたくなかったのですけどね。(ーー;
認知症パパは、病院が苦手
パパのお肌のかゆみが悪化しないように、私たちだって手をこまねいていたわけじゃないんですよ。
朝晩、保湿クリームを塗ってあげて、なるべく肌をかかないようにやさしく諭し「これ以上ひどくなったら病院に連れていくぞ」という脅しもかけました(笑)。
「かゆい、かゆい!」と騒いだら、

仕方ない・・・パパ、また皮膚科に行こう
そう言いますと、

いや、今はそうでもないで。大丈夫じゃろ
と、シラをきる。
本人も、よっぽど行きたくないらしい(笑)。
近所の皮膚科の先生、ちょっと怖いんです。(^^;
けど、しょっちゅうパパが大騒ぎするもんだから、通院するようママに懇願されてしまいました。
それにカサブタができるほど皮膚をかいているので、こうなったら仕方ありません。
老人性皮脂欠乏症、再び
以前も同じ症状で受診しているため、病院ではすぐにクスリを処方してくれました。
ただし、今回は背中や腕にもかゆみが広がっているから、3種類たっぷり湿布しなければなりません。
さて、ここで一つ問題が。
今までも、保湿剤やらクスリやら朝晩つけていたのですが、洗面所で手を洗うたびに、ご丁寧に両腕の肘あたりまで湯で流すのです。(ーー;

熱めの湯を使うので、乾燥がいっそうひどくなるわけです
病院でクスリをもらったところで毎度、洗い流されたんじゃ元も子もない。
それもあって私は、病院に行くのを渋っていたんですよね。
手を洗うたびに注意すれば、怒るに決まってるし・・・第一こっちが面倒くさい!
仕方ないので、パパの行動を阻止するために私はドラッグストアに走りました。
認知症パパの治療対策
要するに
- クスリを塗った部分を湯水にさらさない
- ツメを立てて、かきむしらない手立てを講じる
というワケで、両腕を包帯で覆うコトにいたしました。

ここまで大げさにしておけば、外してまでは洗わないでしょう!
よっしゃ、作戦勝ちだ!とほくそ笑んでいたのですが、ネット包帯がすぐに破れてしまいます。

包帯の上から時々かいてるよ
という証言あり。
悔しいので今度は百均に行って、腕用サポーターを買い込みました。
こっちの方が丈夫です(しかも安いよ)。w
今週から通院は2週間おきになり、パパの背中はツヤツヤ、手足の皮膚も柔らかくなったようです。
【高齢者の病院通い】今日のまとめ
先月から私は、両親の付き添いで病院通いの日々が続いています。(ーー;
週に3日も、あちこち病院めぐりをするコトもございます。(ToT)
大きな総合病院は待ち時間も長いし、行くだけでくたびれますな。
かといって二人とも、ひとりで行かせるワケにいかないので、致し方ありません。

うちのママも驚くほど、ドクターの言うコトを覚えていませんからねっ
年をとるって、こういうコトなのでしょうか。
- 病気になる
- 病院の世話になる
- 記憶力があいまいになる
- 何をするのも、いい加減
家族はフォローしてあげなきゃ・・・ですね。(^^;
今日の認知症パパ語録
うちのパパは、誤魔化すのが得意です。
認知症さんって、みんなそうらしいけど。

パパ、腕かいちゃダメでしょ!

わしゃあ、かいてないで

だって真っ赤に腫れあがってるじゃないの

こりゃあ原爆症よの
・・・ウソです。
パパは原爆にあってはおりません。

それに、せっかくクスリ塗ってるのに洗っちゃダメよ!

わしゃ洗やぁせんで。せっかく姫がクスリつけてくれとるのに
私がクスリをつけている・・・言い訳する時だけ思い出すのね(笑)。
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