2021年も、もう2月。
例年より一日早い昨日の節分、家で巻きずしを巻いて、パパとおしゃべりしながら食べました(笑)。
認知症パパは、メモ魔
うちの認知症パパは毎日、以下3つの点を気にします。
- 今日は何月何日何曜日か?
- 自分の年はいくつか?
- 今日は何をするのか?
ま、普通は人に聞くまでもありませんが、パパは何度も確認する必要があるのです。
そして、いちいちメモします(笑)。

おかげで、あちこちに付箋が貼ってあったりします
当たり前のコトが記憶から抜け落ちるので、やっぱり不安になるのでしょうね。

今日はデイサービスに行く日じゃろ?

だからぁ、今日は休みだってばぁ。そう言ったでしょ!

ほうか、ほうか・・・で、デイサービスのお迎えは9時頃か?

パパ、今日はお休み『今日は何もない』ってどっかに書いとけば?
メモったところで、どこにメモしたか忘れてしまいますけどね。
毎日、誕生日と年齢を書きとめる
日々の自分の予定を気にするのは、まぁいいとしましょう。
でも、なんで毎日自分の年齢を気にするのか??

こっちは、できるだけ忘れてしまいたいんですけど
そんなワケで、わが家にはパパの年がいろんなところに貼ってあるのです(笑)。
こんな感じで、書くたびにサバを読むのですが、正しくは一番上の82歳。
さすがに誕生日だけは、きっちり覚えているようです(笑)。
特に出かける前は、必ず付箋を取り出して、生年月日と年齢をメモし、持っていくバッグに貼り付けています。

その付箋は帰宅後バッグを消毒する際、はがして捨てますが(笑)
もしかしたら、デイサービスに行って質問されるのかもしれませんね。
認知症になってから始めた日記
さて、うちのパパは病気が発症してから、日記をつけるようになりました。
おそらくこういう方、多いんじゃないかと思います。
そういう習慣がついたのはいいんだけど・・・パパの場合、何の意味があるんだか。(ーー;
必ず朝イチにその日を日記(?)を書くのですが
- 朝6時30分、公園でラジオ体操
- 9時15分(デイサービス)お迎え
今コロナの影響で公園には行っていないし、デイサービスはお休みなので、でっちあげ(笑)。
勝手に書いた予定を見ては、

今日はデイサービスじゃろ?
という勘違いになるんですよね(笑)困ったもんだ。
日にちと時間を何度も確認
パパの日記帳は、手のひらサイズの小さなスケジュール帳です。
そこに小さな文字で、上記のようなテキトーな予定を記しています。
でも本人なりに役に立っているのか、過去の同じ曜日を参考にして確認したりしています。

時々さかのぼりすぎて、混乱してますけどね
手帳を開いては、閉じ。
開いては、閉じ。
閉じては、開き・・・の繰り返し。
そして、よっぽど大切なのか、どこかに隠して探します(笑)。

日記帳がないっ!わしの日記帳を知らんか?

そんなの誰も知りませんっ

おかしいのぉ。あれがないと困るんじゃが

後で探してあげるから・・・ね
先日はまる2日、パパの日記帳は姿を消しておりました。
思いもかけない場所で発見した時、私たち母娘は「二度とここに隠さないように」対策を練るのです。
ホント、認知症対策はイタチごっこですね(笑)。
【認知症と日記】今日のまとめ
ずいぶん前に若年性認知症の方に会った時「自分の行動を全部手帳に書いている」とおっしゃっていました。
どこに行ったか、何をしたか、すぐわかるようにしておくためです。
うちのパパのメモは役立つシロモノじゃないけれど、自分で書きとめようという気持ちが大事ですもんね。

私たちだって、お酒飲みすぎて記憶なくしただけで、どれだけ恐ろしい気がするコトか!
記憶がないって、ホントにじっとしていられない恐怖に駆られるものなのでしょう。
パパのキテレツな言動に、目くじらを立てちゃダメですね。(^^;
今日の認知症パパ語録
・・・とは思うのですが(笑)、朝からずぅ~っと同じ質問をされれば、そりゃ面倒くさくなっちゃいます。

え~っと、今日は何日じゃったかいの?
午前中に30回くらい聞かれます。(ーー;

わし、何歳じゃったっけ?(小声で)
コレは1日数回だけど、なぜか小さな声でこっそり聞いてきます。
自分の年がわからないのは、パパなりに恥ずかしいのかもしれません。*^^*
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