うちの認知症パパは、ワガママ放題のオトコですが、徘徊をしたコトはありません。
常に私が張り付いているからですが(笑)、これだけは助かっています。
近所でも有名な認知症さんの徘徊
認知症さんの徘徊・・・特徴的な症状ですが、みんながみんな徘徊するワケじゃありませんよね。
実は、わが家の近所でも、よく徘徊しているおばあちゃんがいらっしゃいます。

商売をしていたせいか、昔はとても綺麗でオシャレな女性でした
私が初めて、それが徘徊であるコトに気づいたのは、一年ほど前。
帰宅してママに聞いてみると「認知症らしいよ」との返事。
一緒にお店を営んでいたご主人が亡くなった後、認知症になったそうです。

お家に連れて帰ってあげればよかった…と反省いたしました
スーパーで万引きを勘違いされたコトも
とはいっても親しい方ではないので、余計なお世話はできません。
無意識のうちに、商品をバッグに入れてしまったのかもしれません。
あるいは、買い物しないのに、しょっちゅう店内をウロウロしているから不審に思われたのかも。
お家は目と鼻の先なんだから、ご家族に知らせてあげればいいのに・・・と思うけど、お店としてはそこまで面倒見られないかな。

プライドの高い人だったから、屈辱的だったと思うよ
と、ママも同情しておりました。
息子夫婦が一緒に暮らしているはずですが、あまり構ってあげないのでしょうか。
それぞれ家庭の事情がありますからね、仕方ないのかもしれません。
認知症は、なぜ徘徊するのか?
そして10日くらい前、久しぶりに私はその方を見かけました。
彼女は電車道の向こう側を歩いていて、この暑いのに、春物のパンツにジャケットを着こんでおりました。

いかにも、よそ行きって感じのピンクの素敵なジャケットでした
・・・と、そこへ電車が!
「危ないっ!」と叫んで私が立ち止まると、私に倣って足を止めてくれました。
やれやれ(ホッ)・・・電車が通り過ぎて、おばあちゃんは無事、自分の家に入りました。
あぁ怖かった。
きっと彼女なりに外を歩きたい理由があると思うのだけど、こんな場合は見かけた人が、さりげなく気遣ってあげるしかありませんね。
ステイホームが楽しくなるように
家にじっとしていられなくて徘徊する認知症さんは、結構多いみたいです。
ちょっと出かけたつもりが迷子になって、徘徊につながるパターンもよく聞きます。
でもそんな行為にも、やはり原因があるようで、本人の気持ちをわかってあげれば、徘徊癖はなくなるかもしれません。
こんな記事も参考になりますよ。*^^*
要するに、お家が楽しい場所になればいいんですよね!
認知症さんって、わかっていないようで、ちゃんとわかっていたり、フツーに感情もありますから、できるだけ希望をかなえてあげるコトも大切だと思います。

ま、それが家族の負担になったりするわけですが
認知症さんがゴキゲンならば、介護する家族も少しだけ(笑)ラクに過ごせます。*^^*
【認知症と徘徊】今日のまとめ
ホントに認知症という病気は、介護泣かせです。
自分のコトを正確に伝えられないし、こっちの言うコトを理解してもくれません。
かと言って、好き嫌いだけはハッキリしていて、人を不愉快にさせるのが上手ですよね(笑)。
うちのパパもよく私たちを困らせますが、パパが徘徊せずに快適に暮らせるのは、家族以外のご近所の方の協力があると思っています。
事情を知っているみなさんが、パパにやさしく接してくださるからです。
こういう見守り力って、とっても大事、本当にありがたいなぁと、いつも感謝しています。
今日の認知症パパ語録

どこにも行かんで。わしは家が好きなんじゃ
パパが徘徊しないのは、結局こういうコトなのかもしれませんね(笑)。
家の中でテレビを見て、タバコを吸って、美味しいモノさえ食べていれば、超ゴキゲン。
あちこちテレビをつけたまま放置するし、たった今、タバコ吸ったの忘れてまた吸うけど、徘徊するより、まだマシか(笑)。
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