一昨日、広島にようやく初雪が舞いました。
パパのお守で引きこもっていた私は、気づきませんでしたけど(笑)。
できないコトが急激に増えてきた
「最近はいつもニコニコしているし、このままの状態が続いてくれたらありがたいね」私たち家族はそう話していたのですが・・・
近頃、一足飛びに悪化しているというか、できないコト、わからないコトが増えてまいりました。
たとえば、私たちを困らせていた滅茶苦茶なテーブルセッティング(笑)をしようとしないし、布団を敷くのも忘れる始末。

そっちの方が助かるとはいえ、動いてくれないのもかえって不安・・・
また、しゃべる時には際限なくしゃべり続けますが、時々ボ~っと無気力になっているのも心配です。
耳が遠いのか、言葉が理解できないのか
私がそばにいる時は、なるべくパパの話し相手を務めます。が、耳元で話しかけても、必ず聞き返すようになりました。

ま~た耳が遠くなったわね
うちのママはそう言うけれど、私は言葉の理解度が落ちているせいじゃないかと思うんです。(><;
そこで私たちは、以下の点に気をつけるようになりました。
- 話しをする時には、真正面か耳元で
- 大きな声で言葉をハッキリと
- 婉曲な表現はなしで
- 冗談もなるべく言わない
- 急に話題が変わっても、それに合わせる
認知症さんの相手をする場合の常識かもしれませんが、もっとこちらが注意をする必要性を感じています。
認知症パパ本人も、悪化の自覚があるみたい
今うちのパパは、家の中にいても、じっと座っているコトさえできません。
やるコトといえば、タバコを吸いにベランダに出るか、トイレに行くか、落ち着きを取り戻した時にはテレビを眺めているくらい。

そして、いつも自分で隠したライターを探しています(笑)
たぶん、パパがウロウロするのは
- 何をするはずだったのか?
- 何をすべきなのか?
- 今、何をしていたのか?
それがわからなくて、落ち着かないせいでしょうね。
とにかく、何をするにも時間がかかる
そして着替え、トイレ、入浴・・・何事にも、いっそう時間がかかるようになりました。
時間かかってもいいんだけど、トイレやお風呂から出てこないと心配になってきます。

寒い今の時期は特にね。倒れてたりしたら大変だもん
いったい中で何をしているのか。
「何すればいいのかな?」とか悩んでいるかもしんないと考えると、こっちもトイレの前で仁王立ちになっていたりするのです(笑)。(⇦かなり変な構図です)
パパのトイレは付き添いが必要だから、私たちも食事をゆっくりできませんしね。
認知症さんなんだから仕方ない。
パパ、これからはお家で美味しいモノ、いっぱい食べようね。*^^*
【認知症の加速】今日のまとめ
「今のままで・・・」なんて家族の願いは、むなしいだけです。
認知症の症状は、踏みとどまるところを知りません。
ひどくなったコトに気づくたびにガッカリしますが「身体は健康なんだから、良しとしよう!」私たちは結局そう慰め合います。
・・・そんな悲観的になっても仕方ない!
とりあえず、うちのパパは今、怒るコトもなく、毎日楽しそうに暮らしています。^^
今日の認知症パパ語録
曜日や年齢がわからないのは日常茶飯事(笑)だから、わが家ではもう誰も気にしません。
パパ本人も“家族に教えてもらえばOK”くらいに思っているようですが、最近は忘れているコトが格段に増えたせいか、自虐的になるコトも。

すまんのぉ。どうも最近バカになってしもうて、ようわからん
こんなセリフを口にするようになりました。

大丈夫よ。パパはバカじゃないもん。わからんコトは私に聞いて。そのために私がいるんだもん

うん、頼りにしとるよ
はいはい、了解で~す(笑)。
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