先月から再び、お散歩に夢中のうちのパパ。
足腰を鍛えようとするその熱意は買いますが、ほっとくわけにもいかず、ついてまわる私もつらい(笑)。
認知症さんは、やるコトなすコト両極端
すでに散歩に行ったコトを忘れて、また出かけてしまうのか?
それともエネルギーが有り余っていて、健康寿命を延ばそうと意気込んでいるのか?
いや、いいコトなんですよ、お散歩自体。
でもね、目的地とは別の場所に行ってしまうと困るので、家族としては見過ごせません。
パパが玄関を出るたびに、ストーカーよろしく、後をつけているのです。

けど、1日に何度も散歩を繰り返すから、大変なのよ
認知症さんのプライドを大切にする
何度も言うようですが、認知症さんを子供扱いしてはなりません。
うちのパパも「散歩について行く」というと嫌がるので、無理強いもできません。
・・・で、【私がパパをストーカー】するしかないのです(笑)。
ワンブロック後ろの物陰から監視したり、一筋別の道路を通り、四つ角に差し掛かるたびに姿を確認したりしています。

いつ迷子になるか、わかんないものね
道路を渡る時は、左右を二往復くらい見てから渡りますが、時々信号無視をしている模様。
そろそろ、GPSを検討するべきなのか?
パパが外出するときは、携帯電話を持っておくのがお約束。
しかし・・・どうもちゃんと使えないようなのです。(><;
「電話さえ持ってくれていれば、大丈夫!」
そう思っていましたが、これじゃ持ってる意味はない。(ToT)

そろそろGPS持たせるコト、考えた方がいいのかしら
私とママは早速、検討しはじめました。
auの場合は【子供用の見守りサービス】みたいなのがあったかな?
他に靴に埋め込むタイプとか、セキュリティ会社のサポートがあるみたいです。
これらは利用料が高くなるから、今のところ携帯キャリアのサービスで検討中。

うちのパパは散歩するだけで、徘徊するコトがないもんね
それでも、疲れ知らずの認知症に要注意
今はまだ徘徊なしのお利口さんですが、うちのパパだって、いつ何時遠くに行ってしまうかわからない。
たとえ家や家族に不満がなくたって、ちょっとお散歩するつもりが道に迷い、帰ろうとして歩きつづけるうちに迷子になってしまわないとも限りません。
つい先日、ストーカー中に出会った知人が言いました。
彼女の亡くなったお父様も、認知症を患っていたそうですが

もうね、とにかく疲れ知らずだから気をつけた方がいいよ
はい、もちろん、わかってますよぉ。

うちの父親なんてね、隣のビルの工事を気にして、何時間も立ちっぱなしで様子を眺めて、足がパンパンに腫れてたもん。疲れてるって、わかんないのよね
ああ、それわかるなぁ・・・「座れ」っつっても、聞いてくれないんだよね。
【くたびれている】というカラダのサインをキャッチできないんだから、まわりが気をつけてあげるしかありません。
【認知症の徘徊対策】今日のまとめ
認知症さんは一度クセがつくと、なかなか直らないので、まずは徘徊クセがつかないように日頃から注意してあげるのが大切です。
そして出かける時は、干渉しすぎない程度に、行先を確かめるコト。
それでも最終的には、GPSに頼るべきですよね。
コレで私も、探偵じみたストーカー行為(笑)から解放される日は近いかもしれません。
今日の認知症パパ語録
昨日の朝、階下からパパの声が響きました。

ママ~~、公園の掃除、手伝いに行ってくるよぉ
それを聞いたうちのママ、洗濯物を干すのを中断して階段を駆け下りました。

掃除? 今日は公園掃除の日じゃないよ。待って待って、パパ待って!
様子を見守っていましたら・・・どうやら公園の前で、資源ゴミを収集しているのを見て、掃除と勘違いしたらしい(笑)。
コレだから、パパをほっとけないのですっ!
ま、それにしても、ちゃんと「何しに、どこに行くのか」家族に伝えて出かけねば・・・という約束を破らないパパはとても偉いと思います。*^^*
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