すこ~しだけ、朝晩涼しくなってきたようです。
ようやく、お出かけが楽しい季節になりますね。
というわけで、うちの認知症パパにも、外出日を増やしてみました(笑)。
デイサービス作戦/本人に内緒で回数を増やす
さて、1分前の会話さえ忘れがちな、わが家の王様(=認知症パパ)。
今年の春から、週2回デイサービスに行っておりますが、それを週3回に増やすコトにいたしました。
なぜかといえば・・・
- ここ2~3か月、さらに認知症状が進んでいる
- 暑さのせいか、日中ソファに寝たっきり動かない
- 動かないから、食欲がない
- 最近はテレビも見ず、ボ~っとしている
- 話が通じないので、私とママはストレス全開
とまぁ、こんな事態に陥っているからです。(--;
なにも私たちだって、パパを家から追い出してラクしたい!とか思っているワケではありません(いや、ちょっとだけ思ってるかも・・・)。(^^;

記憶力や思考力の低下は、もうあきらめた・・・
こうして私とママは、ひそかにデイサービス追加作戦を練り始めました。
認知症はクレーマー、本人に相談はNG
これまで私たちは何をする時も、パパにおうかがいを立てていました。

パパ、暑くない? 冷房もっと強くしようか?

アイスコーヒーと、スポーツドリンク、どっちがいい?
この程度のコトも必ずパパに確かめて、たとえ「それは違うだろう~~?」と思う時でも、パパの意見を尊重してきましたが・・・
何を聞いても、何を提案しても、パパに良かれと思って気を利かせてあげても

そんなコトはせんでもええ! わしゃ、そんなもんはいらんわい!
ってな感じで、こっちの言うコトにケチをつけます。
ホントに必要ないというワケではなく、「拒否る」のが自己アピールだと勘違いしている模様。
だから当然、デイサービスの回数を増やすのも、内緒で決めて進めました。
デイサービス作戦/いつも通りと勘違いさせる(笑)
パパの認知症と付き合うコト約8年、我々も否応なしに、認知症に順応していきます(笑)。
デイサービスも同様です、もともと週3回であったかのように振る舞うのです!
たとえば、うちのパパは午前中、何度も私たちに質問するんだけど

今日は、なんか予定あったっけ??

うん、今日はデイサービスに行く日だね
と、今まで自宅待機日だったコトなど知らん顔して(笑)、さも当たり前のように返答するだけで大丈夫。

あれ~? ほうか? デイサービス行く日かい?

そうよぉ~、9時過ぎにクルマで迎えに来てくれるからね

おお~、そりゃ申し訳ないのぉ
いえいえ、申し訳ないのは、こっちですよん(笑)。
認知症さんは、本心と主張が異なります
デイサービス自体を嫌悪しているワケじゃないので、その点うちは助かっています。
他所もそうだと思うけど、デイサービスに参加する日は、必ず事前に電話が入ります。

おはようございます! パパさん今日の調子はいかがですか?
こんな感じで、その日の出欠を聞かれるワケです。
認知症さんは、気分がコロコロ変わるモノ。
だから、パパのお迎え時間の予定が狂うコトもあるんだけど、その都度連絡してくださいます。

パパは気が短いので、こういう電話連絡はとってもありがたいです!
で、私とママはデイサービスの回数が増えようと、デイサービスから戻ってこようと、素知らぬ顔でパパと対話。
「今日どうだった?」な~んて、聞いちゃダメよ(笑)。
- 感想を聞く
- 好みを聞く
- 意見を聞く
こういうの、なるべくやめてみましょうね。ぜぇ~ったい、文句を言いますからっ!!!(笑)
【認知症との対話】今日のまとめ
うちのパパは、最近ホントに症状が進んできて、言葉のやり取りが困難になりつつあります。
「耳が遠いのか、日本語が理解できないのか、どっちだろ?」と思うコトも、しばしばです。(^^;
そこで大切なのは、以下のポイント!
- 話をする時は、以前話したコトや、今後の予定、約束などは、あまり言わない
- 『今この時』だけに焦点を絞って、わかりやすく話しをする
認知症さんは、今この刹那、一瞬の時を生きています。
それがわかれば、会話もラクになりますよ。*^^*
今日の認知症パパ語録
パパが週に3回デイサービスに行ってくれると・・・私とママには、自由時間が増えちゃいます(ふっふっふ)。

ママさんも、お姫さんも、ランチに出かけたり、うんと遊んでくださいね!
あの強引なケアマネさんが、パパのデイサービス増にすぐ協力してくれて、私たちにも外出を勧めてくれました。
外に出かけた方が、お互いのためになると、長年の経験で知っているのでしょうね。
問題のパパは、時々こんなコトを口にします。

どうも、デイサービスにばっかり行きよる気がする・・・???
ありゃりゃ、バレた!? 意外とまともなのかもしれません。(笑)
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