わが家の認知症パパは、とにかくよくしゃべります。
まわりの人から「ホントに認知症?」と思われるくらい、打てば響くような受け答えをするコトだってあるんです。
でも、真に受けちゃダメですよ~(笑)。
認知症の”Yes” or “No”は信用できない
話しだすと止まらないので、できれば相手をしたくないんだけど(笑)、ほっとくわけにもいかないから、私たちはなるべくパパに話しかけるよう努めています。

認知症介護には、コミュニケーションが大事だもんね
些細なコトも、パパにたずねたり、同意を求めるようにしてるのですが
こちらが投げかけた言葉だけに反応して、適当な返事をしている場合が多くて、せっかくパパの意向を聞いているのに全然アテにならないんです(笑)。
認知症さんはいつだって、言葉ウラハラ
たとえば、『暑いか、寒いか?』『空腹か、満腹か?』『のどが渇くか、渇かないか?』こんな生理的な要求さえ、まともに発してくれません。
自分では、わからなくなっているようです。

パパ、暑いんでしょ? 冷房つけようか?

暑いコトなんかあるかい。
・・・でも、本人汗だくです。(><;

パパ、運動してお腹すいたでしょ? たくさん食べてね

こんなようけ食べれるか! わしゃ年寄りなんじゃ!
・・・そう言いながら、全部平らげます。(--;
何かイライラしてる時は、ホントに食べないコトもあるけれど、食欲も気分次第で困ります。
でも、認知症さんの気持ちを聞くコトは大切
そう言いたいのはやまやまですが、聞かないわけにもいきゃしない(笑)。
強制的に食事をさせたり、飲み物を与えたり、本人の気持ちを無視するコトはできません。
で、私たちは、パパの機嫌を損ねないよう注意しながら、世話を焼いているのです。
子供の世話と、ほとんど同じになってきました。(^^;
認知症さんは、素直に返事してくれない
そして、わからないコトを「わからない」と、正直に言わないのも認知症の特徴。
っていうか、本人わかってるつもりだから、話がややこしくなるのかな(笑)。

とにかく、でたらめを自信たっぷりに話すんです!
だから、認知症さんの言うことを鵜呑みにしちゃダメですよ。
なにもかも、疑ってかかるコト! それが本人のためにもなるのです。
【認知症の受け答え】今日のまとめ
とにかくね、文句を言いたいワケですよ。
それが自己主張だとでも、思ってるのかしらねぇ~。(^^;
素直に「そうじゃのぉ」とか、「わしにはわからん」とか言ってくれれば可愛げもあるっていうのに、イチイチ反論して結局、心にもないコトを口にしてるんです。
わが家の家訓になりそうです(笑)。
今日の認知症パパ語録

わしゃ大丈夫よ、心配すんな
心配するよ~、大丈夫じゃないんだもん。
あんまり世話を焼きすぎると「大丈夫」アピールをするのですが、それが返って私たちを心配させます。
パパ~、お願いだから大丈夫じゃない時は「大丈夫じゃない」って言ってくんない?
と、言ったところで無理なお話・・・本人に判断がつかないんだから仕方ないよね。(^^;
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