脳が収縮していた、CT画像

 

うちのパパは月2回、私と一緒に病院に出かけます。

通院先は、オレンジドクターがいる脳神経外科です。

 

認知症に関する研修を受けたお医者さんは、オレンジドクターと呼ばれています。

数日前、年一回のCT検査を受け、パパの脳は、またちょっぴり小さくなっておりました。

 

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認知症の通院には、付き添いが必要

 

ずっとひとりで通院していたパパですが、2カ月前から私がお伴するようになりました。

最初は迷惑がっていたのに、今じゃ当然のように私と一緒に出かけます。

 

私は病院の入り口まで送り「じゃ、3時半に迎えにくるね」と、言うのがお約束です。^^

先日、いつも通り迎えに行ったら、看護師さんが

 

従姉
ナース

ごめんなさい。急にCTをとることになって、まだ終わらないんです。娘さんに電話しなきゃって、言ってらっしゃいましたけど

あらららら、スマホを確認しましたら、パパから着信履歴あり。

 

まだ携帯電話を使えるし、娘を気遣う余裕もある

 

ケータイが鳴ったの、全然気がつかなかった・・・でもパパったら、エライじゃん!

私が迎えに行くコト覚えてて、待たせちゃ悪いと気遣うコトができて、ちゃんと電話をかけられるんだもの!

ワタクシ、ちょっと感激いたしました。

 

そして待つコト10分、思ったより早く終わって出てきた、わが家の王様。

「電話に出なくて、ごめんね」と謝ったけど、パパはすこぶるゴキゲンでございました。

 

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認知症のCT画像で、病状の悪化を確認

 

パパ兄
ドクター

それじゃあ一緒に、CT画像を確認しましょうか

ひめ
ひめ

えっ、パパも一緒に?(汗;;;)

先生はそんなコトお構いなしで、私たち二人をモニターの前に。

健常者の脳と、今日とったパパ脳のスキャンを並べ、

 

パパ兄
ドクター

まぁ見ての通り、かなり脳が委縮していますよね

・・・などと、説明を受けました。

ひめ
ひめ

ちょっと、デリカシーなさすぎじゃない?

私はそう思ったけれど、当の本人はまるで人ゴトの様子です(笑)。

 

「認知症」という事実が、わからなくなる

 

パパ
パパ

おお、ホンマじゃのう。黒い影が大きいわい

ひめ
ひめ

そうねぇ。でも年をとれば、誰でも脳みそ縮まるからね

パパ
パパ

うん、うん。これがフツーよ

ヘンな父娘・・・そう思われたかもしれません。(^^;

 

ひめ
ひめ

先生、何か気をつけるコトはありませんか?

ワラをもつかむ気持ちで、そうたずねたら、

 

パパ兄
ドクター

いやぁ、気をつけるって言ってもねぇ。ま、クスリだけは、きっちり飲んでくださいね

 

・・・それだけ? クスリ効かないし。クールな先生ですコト。(--;

 

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【認知症のCT画像】今日のまとめ

 

CT画像のパパの脳は、中心部分の影が侵食して、空洞になっているように見えました。

以前のスキャンと比較しても、明らかに認知症が進んでいます。

病状が悪化しているのは、わかっていましたけどね。

 

まぁいいや、スキャン見て、パパが衝撃を受けなかっただけでも。

認知症が何なのか・・・パパは、よくわからないみたいです。

 

今日の認知症パパ語録

 

ひめ
ひめ

パパ、クスリちゃんと飲みなさいって。クスリ飲めば、大丈夫だって

パパ
パパ

うん、ちゃんと飲みよるよ。わしゃ大丈夫よ

ひめ
ひめ

そうよねぇ、大丈夫よねぇ

パパ
パパ

おお、まだまだ長生きしちゃるで~~

父娘そろって、ワケのわからない会話です。

そばで聞いていた人たちは、おかしかったかもしれません(笑)。

 

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