【要支援】と【要介護】は、どう違う？

認知症などの高齢者を介護をする時、介護サービスが利用できます。

介護サービスを利用するには、介護認定を受ける必要があります。

介護認定を受けるためには、ケアマネさんと協力して、少しでも上のランクを狙います（笑）。

認知症は「要介護」じゃなくって「要支援」？

40歳以上のあなた、ご自分がすでに被保険者だってコト、ご存じですよね？

そうなんです、私たちが払うお金で、介護サービスはまかなわれています。

でも、要支援＆要介護のランクやサービス内容って知ってます？

さて、要支援には「１」と「２」がございます。

生活にちょっとした手助けがあれば、自立できる人たちのクラスです。

それなのに、あんなに手がかかる認知症が、どういうわけかこの要支援に指定されがち。

介護する側が納得できない場合は、再申請もできるそうです。

要支援１とは＝ほぼ自立OKだけど、ほんの少し手助けが必要な人

ヘルパーさんの訪問や施設を利用できます。月約５万円のサービスが利用可。

要支援２とは＝ひとりで生活できるけど、要支援１より機能低下が見られる人

「要支援１」と同程度のサービスですが、月10万円余りのサービスが利用できます。

施設などの利用回数が増え、用具のレンタルもOKです。

要支援に比べて日常生活に支障があり、介護が必要なのが「要介護」。

認知症は重度でない限りカラダが機能しているため、この要介護から外される人が多いのです。

要介護のランクづけは「身体能力がどのくらい衰えているか？」で決まるようです。

「脳力がどのくらい衰えているか？」こっちも、考慮してほしいですよね？

言葉通りに判断されたら、うちのパパは「要介護」から外れてしまいます。（－－；

要介護１とは＝トイレや入浴に、少し介護が必要な人

訪問介護、訪問看護、施設利用が可能で、用具のレンタルや短期間の施設入所もOK。

月16～17万円のサービスが利用できます。

要介護２とは＝起き上ったり、歩くのにも少し介護が必要な人

「要介護１」とサービス内容はほぼ同じですが、月20万円近くのサービス利用が可能。

要介護３とは＝日常生活が自力でできず、いつも介護が必要な人

「要介護３」になると、月27万円近いサービスを受けられます。

要介護４とは＝「要介護３」よりも、もっと機能が低下している人

サービス内容は同じでも一層密度が濃くなり、月30万円余りのサービス利用が可能です。

要介護５＝もはや介護なしでは、生活ができない人

月に36万円余りのサービスが利用できますが、サービス自体が高額になり介護は本当に大変だと思われます。

以前お伝えしたコトがありますが、うちのパパは現在「要介護２」です。

でも次の更新で「要介護３」を勝ち取ろうと、もくろんでいるらしい（笑）。

だからって、どんな介護サービスを利用すんの？

と聞かれても、デイサービスすら拒否る人だから（笑）家族も困ってしまうんだけど。

パパ

何が悲しゅうて、デイサービスなんぞに行かんにゃならんのじゃ

パパがすぐそう言うから、私たちも投げやりです。（＾＾；

はいはい、私とママがそばにいればいいんでしょ？

パパを決してひとりにできないという現実・・・要介護認定が上がるコトで、いつか報われる日がくるのでしょうか？

いつかデイサービスに行ってくれますように！と、切に願っている私たちです。