うちのパパは、認知症。(^^;
病院で検査を受け、晴れて認知症認定をいただいて、まる6年が過ぎました。
病状は、ここ一年の間に猛ダッシュで進行中です。
少し前まで、わりとフツーの人だったんですけどね(笑)。
今や別の惑星の”王様”となった、わが家のパパの毎日をこれからお届けいたします。
ニッポンは、認知症の発症率が非常に高い!?
知ってます?
最近では、新聞やTVでも認知症が、しょっちゅう話題になりますよね。
でも、身近にいなければ、しょせんは人ゴト。(っていうか、私だって人ゴトであってほしかった)
というわけで、わが家にも認知症患者が誕生したわけですが、当時は慌てふためいて、ほとんどパニック状態でした。(◎△◎;;;
人ゴトだった認知症が、わが家にも
さて、わが家は4人で暮らしています。
認知症になったパパと、5歳下のママ、出戻りの私(笑)に、未婚の弟がひとりいます。
こんなこと言うとなんですが、10年くらい前まで私たち、バラバラな家族でした。(^^;
私は家にいなかったし、みんな、てんで好き勝手に暮らしてました。
ホントに、ほとんど冷戦状態だったんですよね。
それが、パパの介護を通して、なんとな~く結束した感はありますな。
日々認知症と格闘しているわけだもん。少しくらい、良いコトもなくっちゃね。^^
【認知症】という病気の実態を、知っていますか?
ところで認知症という病気、みなさん、どんなイメージがありますか?
・親しい人の顔や、名前もわからなくなる
・自分のことが自分でできない
・徘徊する

・・・たぶん、こんな感じでしょ? いやいや、もっと盛りだくさんだよ!
ひとくちに「認知症」といったって、そこに患者さんの個性が加わります。
認知症はその人の個性が、極端にあらわれる病気じゃないかと思います。
認知症は記憶がなくなるだけじゃなくて、本性があらわれる
私はときどき思うんだけど、もしかして昔のガマン強いパパは、仮の姿だったのかもしれません。今の暴君パパこそが、本物なのかも(笑)。
ってわけで、相手をする私たち家族は、結構たいへんなのですよ。(^^;

そこで、認知症介護を笑ってやり過ごす手段として、ブログをスタートさせました!
パパの言動にあたふたする時期は、とうの昔に過ぎたけど、それでもアタマを悩ませる事件が、後を絶たないわけですよ(笑)。
トラブル発生で落ち込むことがあったって、どこかで発散すれば立ち直りも早いですからね!
過ぎてしまえば、笑い話になっているコトもたくさんあったり(笑)。
家族 × 認知症パパの”爆笑バトル”を、ぜひみなさんにも、楽しんでいただければと思っています。^^
自分が認知症だからとか、認知症の家族を介護しているからって、地味~に暮らすことなんてありません。(でも今に、笑う余裕がなくなっちゃうのかな・・・?)
・・・ダメ、ダメ! そんな弱気を吹き飛ばすためにも、このブログを続けますよ!
えい、えい、おー!!
【認知症カミングアウト】今日のまとめ
認知症という病気・・・なぜか人前で、告白ができません。

本人のせいでも、伝染するわけでもないのにね。へ~んなのっ!
でも、認知症患者さんが増えるにつれ、フツーに話せるようになるのかも。
それはそれで問題ですが、認知症が白い眼で見られなくなる日がくれば、いいのになぁと思います。
今日の認知症パパ語録
認知症の特徴のひとつに、感情の起伏が激しくなる・・・という症状があります。
これが、私たちの悩みのタネです。でも、ゴキゲンな時のパパは

ありがとう、ありがとう!
と、何度も何度も、私たちに感謝してくれるんです。
昔は、言ってくれなかったぞ~~!(笑)
そんなコトを最近、私たちは感じています。*^^*
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