
出典元:eiga.com
こんにちは、認知症パパを介護中のユウコ姉です。
懐かしいアニメが再放送されたので、つい取り上げたくなってしまいました(笑)。

今だからこそ、大人も子供も見てほしい名作だと思います
【未来少年コナン】デジタルリマスター版
言わずと知れた宮崎アニメの金字塔、きっと見たコトのない日本人はいないかもしれませんね。^^
私はリアルタイムで見た世代ですが、後年、弟たちのためにビデオを購入したので、何度も視聴しています。
最近、NHKが再放送! 閉塞感で息苦しい毎日がつづく中、自然児コナンが仲間たちと活躍するこの物語は、私たちに元気を与えてくれそうです。

デジタルリマスター版だから、映像もすごくキレイでした!
登場人物が、やたらアップになるので動きが乏しく感じます。
左右に黒帯を入れて、以前の画面比率のままデジタル化してほしかったなぁと思います。

あの山本二三の美しい背景をカットするなんて暴挙に等しいのではっ!?
【未来少年コナン】について
- 原作/アレグサンダー・ケイ『残された人々』より
- 演出/宮崎駿
- 作画監督/大塚康生
- 美術監督/山本二三
- 脚本/中野顕彰、吉川惣司、胡桃哲
- 音楽/池辺晋一郎
- 初回放送/1978年(全26話)
- 制作/日本アニメーション
【未来少年コナン】登場人物&声の出演
- コナン(小原乃梨子)…超人的な運動能力を持ち、ラナを助けてインダストリアに立ち向かう勇敢な少年。
- ラナ(信澤三恵子)…ハイハーバー生まれ。テレパシーを持ち、鳥と話せる、ラオ博士の孫娘。
- ダイス(永井一郎)…バラクーダ号の船長。既得権のためにコナンと敵対するが、やがて仲間になる。
- ジムシー(青木和代)…コナンのはじめての親友。「それ食えるのか?」が口癖の食いしん坊。
- モンスリー(吉田理保子)…インダストリアの有能な局員。冷徹な行動をとるが、コナンに影響され始める。
- おじい(山内雅人)…のこされ島の生き残り。ひとりでコナンを育ててきたが、ケガを負って死んでしまう。
- ラオ博士(山内雅人)…太陽エネルギーの権威。行方不明になっているラナの祖父。
- ナレーション(伊武雅刀)…「西暦2008年~」で始まる、プロローグの語り。
古い作品なので、かつての名優の若い頃の声を聞けるのも、うれしいですよね。
山内雅人さんは、コナンの祖父が第2話で退場後、ラナの祖父役もこなしています。

昔はこういうのよくあったよね。永井一郎なんて「ガンダム」では何人やったかわかんないほど(笑)
【未来少年コナン】あらすじ
お話は、2008年核戦争を起こした人類が、超磁力兵器によって大陸を失いながらも、人類絶滅の危機を乗り越えた20年後から始まります。
わずかに生き残った人々は自然回帰を果たしますが、一方でいまだ世界侵略を企む輩も。
その鍵となるのが“太陽エネルギー”を復活させることができるラオ博士、でも彼は事故にあい行方不明でした。
博士を探しだすために、インダストリアの中枢部は、テレパシーを持つ孫娘のラナをさらおうとし、それをコナンたちが阻止します。
ようやく博士と出会ったコナンとラナは、やがて海に沈むインダストリアの人たちを助けるため、身の危険を顧みず敵地に踏み込むのでした。
【未来少年コナン】見どころ
核戦争の果てに人類滅亡・・・なんだか笑いごとでは済まないようなお話です。
このアニメでも、悲劇を経験したにもかかわらず、いつまでたっても争いをやめようとしない権力者が出てきますが、極悪人はほぼいない・・・というのが宮崎アニメのお約束(笑)。

唯一、レプカという悪の権化がいますけどね
少しマヌケで憎めないダイス船長や、一見冷たいけれど義侠心あふれるモンスリーなど、良心に従って変わっていくキャラがほのぼのとさせてくれます。(この二人が結婚に至るのも面白かった)
そんな心躍るシーンがたくさんあって、今見ても面白いです。*^^*
コナンのラナ救出劇がたくさん出てきますが、そこで見せる脚力や足の指力は何度見ても笑えます。
【未来少年コナン】今日のまとめ
世の中にはウィルスが蔓延していて、私たちの生活が脅かされているというのに、世界を分断するような自国主義の指導者が多くて、なんだか一層不安になります。
ひとりで勝手に生きるのではなく、大勢と分かち合って暮らすことの大切さを教えてくれるアニメです。
決して権力者にひるまない子供たち、決して諦めない姿勢、決して離さない仲間の手・・・理想の世界がここにあります。
*ちなみにAmazon Prime Videoでも、現在リリースされています。こちらは従来比率のまま楽しむことができますよ!
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