こんにちは、認知症パパを介護中のユウコ姉です。
全開中のストレスを、ほんの少し軽減するため、私には映画が必要なのです(笑)。

今、タイに注目です!
【プアン】について
これは、予告編を見て楽しみにしていた1本です。

『プアン』とは=『友達』を意味するタイ語
難病モノを好む方ではないのですが、青春ロードムービーのようだったし、なにしろ今注目のタイ映画!
いい意味で期待を裏切る面白さもありました。
カメラワークも斬新です。

ちなみに英語題の『One For the Road』は『帰る前にもう1杯』って意味
『プアン/友だちと呼ばせて』 One For the Road
- 製作年/2021年
- 製作国/タイ
- 言語/タイ語
- 上映期間/129分
- 配給/ギャガ
受賞歴
- 2021 サンダンス映画祭ワールドシネマドラマティック部門審査員特別賞受賞
【スタッフ】
- 監督・脚本/バズ・プーンピリア…作品『バッド・ジーニアス』
- 製作総指揮/ウォン・カーウァイ…作品『恋する惑星』『ブエノスアイレス』他
【キャスト】
- トー・タナポップ(ボス)…NYで赤字バーを経営する金持ちの青年で、ウードのために帰国する
- アイス・ナッタラット(ウード)…余命宣告され、ボスと元カノたちに会うため旅に出る
- ヴィオーレット・ウォーティア(プリム)…ボスとNYで一緒に暮らしていたバーテンダー
- オークベープ・チュティモン(ヌーナー)…女優になる夢を叶えた、ウードの元恋人
ボス役のトー君が可愛いです。*^^*
てっきりBLかと思ったけど、そうじゃなくて…いや、でもある意味BLなのかしら(笑)。
ヌーナーを演じた彼女は『バッド・ジーニアス』でも主役を務めた女優さんです。
【プアン】あらすじ
ニューヨークでバーを営みながら荒んだ生活をしていたボスの元に、かかってきた1本の電話。
それはかつて自分を置いてタイに戻った親友ウードからのものでした。
白血病で余命いくばくもないウードにせがまれたボスは、彼の望み通り帰国し、一緒に車で旅に出ます。
各地で訪ねるのは、ウードが傷つけてきた元カノたち。
苦い思い出をたどったその先には、ボス自身に関わる別の秘密が隠されていたのでした。

配信元:Movie Walker
【プアン】総評 ★★★☆☆
とてもオシャレな作品に仕上がっています。
スピード感があって、ノスタルジックでありながら新鮮な音楽が駆け巡っていて、意外性もある。

音楽通の方なら、もっと深い楽しみ方ができると思いますよ
見終わった時、何とも言えない余韻が残る感じです。
でも・・・
これ、ウォン・カーウァイ映画になっています。
それはそれでいいんだけど(総指揮とってるから仕方ないか)、見ていて『恋する惑星』とか思い出した(笑)。
ま、見て損はない作品ですし、プーンピリア監督の次回作にも期待したいと思います。
【バッド・ジーニアス】について
少し前の作品ですが、全世界で話題をさらった【バッド・ジーニアス】にも触れておきましょう!
これもプーンピリア監督作品で、私も見た時には衝撃を受けました。
最近アマプラで再視聴したけれど、何度見ても緊張感が走ります。
『バッド・ジーニアス~危険な天才たち』 Chalard Games Goeng
- 製作年/2017年
- 製作国/タイ
- 言語/タイ語
- 上映時間/130分
- 配給/ザジフィルムズ、マクザム
受賞歴
- 第27回タイ・アカデミー賞史上最多12部門受賞
- 日本アジアフォーカス福岡国際映画祭観客賞
- NYアジアンフィルムフェスティバル作品賞/ライジングスター賞…他受賞
【スタッフ】
- 監督・脚本/ナタウット・プーンピリア
- 製作/ジラ・マリクン、ワンリディー・ポンシティサック
【キャスト】
- チュティモン・ジョンジャルーンスックジン(リン)…貧しい父子家庭で育った天才的頭脳を持った高校生
- チャーノン・サンティナトーンクン(バンク)…母親のクリーニング店を手伝う生真面目なリンのライバル
- ティーラドン・スパパンピンヨー(パット)…不正受験をたくらむ大金持ちのドラ息子
- イッサヤー・ホースワン(グレース)…女優志望で勉強が苦手、リンにカンニングを持ちかける
監督はじめ名前表記が他作品と違うのは、なぜでしょう??
改名したのか、それともニックネームかな?
主役のチュティモンは、これが初めての演技だったらしいけど、いやぁ素晴らしかった!
元モデルというスラリとした長身と、小さな童顔に釘付けでした。
【バッド・ジーニアス】あらすじ
子供の頃から頭脳明晰で知られたリンは、特待奨学生として有名進学校に編入しますが、最初に仲良くなったグレースにカンニングさせたことをきっかけに、それを小遣い稼ぎの手段とすることに。
多くの受注が殺到する中、彼女は“ピアノ・レッスン方式”という指の動きを暗号化する答えの伝達方法を編み出し、人気はうなぎのぼりになります。
が、同じく貧しい境遇にありながら、リンに匹敵する能力を持つバンクが、カンニングを指摘したことで事態は悪化。
しかしその後、世界各国で行われる大学統一入試(STIC)に、そのバンクを巻き込んで不正受験を計画したリンは、時差を利用した大胆な行動に出るのですが・・・。
【バッド・ジーニアス】総評 ★★★★☆
この映画を初めて見た時、のけぞりました。
とにかく、すっごくスリリングな映像で、緊張感で手に汗握りました。

これが実話ベースだなんて信じられないっ!?
天才的頭脳を持つ女子高生が、金持ち学生たちに試験をカンニングさせるわけだけど、その手法がすごい!
本当にアタマのいい子って、勉強ができるだけじゃありません。
実に独創的で、不謹慎だけど感動してしまいます。

泥棒とかカンニングとか、悪事の成功を祈るのはなぜでしょうね(笑)
今は過去の作品を動画配信で簡単に見られるので、機会があればぜひご覧になってみてください。
釘付けになること間違いなし!です。

配信元:ORICON NEWS
【タイ映画&ドラマ】今日のまとめ
アジア作品が今、ホントに注目されていますが、タイの映画&ドラマもとてもいいですね!

ドラマでは、やっぱりBLものが有名かな?
『2gether』人気はいまだ衰えていないようだけど、私はどっちかというと台湾ドラマの『HIStory』シリーズの方が好みです。
可愛い坊やがわんさか出てきて、子犬のようにじゃれ合うのが見ていて楽しい(笑)。
タイドラマでは、今BS11で放送中の『ニラの復讐』が絶好調!
復讐のために整形…ってのはよくありますが、性転換にはさすがに驚きました。
タイ映画&ドラマ、これからも見逃せませんねっ。
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