認知症のグループホーム、向き、不向き

 

うちのパパのアルツハイマー病が悪化した時のために、私は今、介護施設の内情をチェック中。

何かあってからじゃ、遅いでしょ?

薄情なようですが、内緒であれこれ下調べするのも、娘の役目ですよね。

 

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軽度の認知症なら、グループホーム

 

前回の介護施設のお話は、もっともポピュラーな『特別養護老人ホーム』=いわゆる『特養』のお話でした。でも、

 

ひとりじゃ不安だけど、まだしばらくは自立していたい

って方なら、グループホームがいいかもしれません。TVでもよく特集をやっていますね。

正式名称は『認知症対応型共同生活介護』、ちゃんとプライバシーを保てるし、同じ認知症を患う人たちと協力して暮らす所です。

 

シェアハウス入居は、条件つき

 

認知症のための施設ではありますが、誰でも入れるわけじゃありません。

グループホームの入居資格は、要支援2以上「アルツハイマー型認知症」であるコト。

同じ認知症でも、脳血管性レビー小体型などの認知症は対象外になります。

 

医師が必要な方は、入れません。(--;

あくまで要支援レベルの人向けで、要介護はNGってコトですね。

 

入居スタイルは基本的に各自個室で、キッチンやお風呂などが共同です。
ドクターは常駐じゃないけれど、提携機関が速攻で対応してくれます。

でも価格がねぇ~、入居時にまとまったお金が必要で、毎月10~15万円くらいかかりそう。

共用スペースがある、食事付のマンションに引っ越すイメージかしら?

 

自立心旺盛で趣味に生きるタイプの方とか、社交的かつ、お金持ちの認知症さんどうぞって感じでしょうか。

 

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シェアハウスは、明るくて前向きな感じ

 

なかなかイメージも良い、このシェアハウス。

アルツハイマー型認知症オンリーなのは、初期症状の人だったら、身体能力に問題がないからだと思います。

 

できるだけ自由に、自分らしく暮らしていく。

そうすれば、認知症の進行を遅らせるコトもできそうですね。

 

たとえば、料理好きは料理を作ったり、趣味を通して交流したり、みんなで協力して暮らせば楽しみも広がります。

掃除や洗濯を分担して、普通の生活を続けようというワケです。

 

もちろん、プロに介助もしてもらえます。

リハビリや、レクリエーションもあるので、社交的な人に向いてます。

 

うちのパパは、シェアハウスに向かない

 

とっても素敵なシェアハウスですが、もちろんパパは到底、無理です(笑)。

社交性なし、自立心なし、趣味もなし・・・という“ないない”づくしですからね。

 

ひめ
ひめ

カラダは動くけど、やることがトンチンカン過ぎて、この時点でアウトかな

パパほど認知症が進んでいなくて、病院で「アルツハイマー病」と診断されたけれど、まだ身のまわりのコトが自分でできて、病気に対して前向きでいられる・・・そんな(私からすれば羨ましい)方が、グループホーム向きのようです。

 

いや、いいのよパパ・・・パパには家があるんだから。今のところ、ですけどね(笑)。

 

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【認知症とグループホーム】今日のまとめ

 

孤独とちゃんと向き合えて、自分の最期の在り方を、自分で創造できる人。

なかなか難しいけれど、地に足のついた方にオススメなのが、このグループホームです。

日本人って、互いに寄り添う姿勢はいいけれど、自立した大人が少ないのが現状です。

 

グループホームで新しい友人を見出して、自分なりの人生をリスタートするのも、いいものかもしれません。

 

今日のママ語録

 

ママ
ママ

まぁー、かわいげがないったら!

はい、うちのパパのコトです。(^^;

ママはよく私に愚痴を言いますが、ふたこと目にはこのセリフ。

 

実際、かわい気ありません(笑)。

 

それにね、うちのパパ、ここんとこ機嫌が悪いんです。

気に入らないコトがあると全部ママのせいだし、ママが怒るのも当然かも。

 

認知症の人がすっかりおとなしく、かわいくなった時には、かなり進行してる証拠ですよね?

かわいくないのはパパががんばってる証拠・・・そう思うコトにしようよ、ねっ(^^;

 

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