アルツハイマー介護日記/2018年4月現在

 

うちのパパがアルツハイマー病を発症して、今年で7年。

思い返してみますとね、去年の今頃とはまた、ひと味違った症状に進化しているみたいです。

病気になる前のパパをもう思い出せませんが、最近の様子をちょっとチェックしてみましょう!

 

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認知症パパの一日は、こうして始まる

 

うちのパパの起床は毎朝5時頃、早すぎるので一応ママに遠慮して、しばらくゴロゴロしてるらしい(笑)。

でも退屈してくると起き上がって、二間つづきの和室のカーテンを全部開けてしまいます。

 

ママ
ママ

まったく、大きなお世話よね。自分のとこだけ開けりゃいいのに

午前6時ママ始動、それに合わせて、パパも着替えます。

そして顔を洗ったり(その後も洗うけど)、自分で新聞を取りに行きます。

 

何度も顔を洗ったり、トイレに出たり入ったり

 

そうこうしているうちに時刻は6時30分、ラジオ体操が始まる時間です。

パパはラジオをつけて、ひとりで体操を始めます。

 

体操が終わったら朝食です。

食べ終わったら、何度も洗面所を使い、トイレに何回も入ります(笑)。

 

出勤前だとイラッとしちゃいますけどね。もう、みんな慣れました。

 

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認知症の介護は、見守るコトが基本

 

パパが何をしたって、同じコトを何回したって、私たちは見て見ぬふりをするよう努力中

極力、パパの邪魔(刺激)をしないのが、いちばん上手くいくコツなのです。

 

午前7時30分、パパは、この日最初のお散歩に出かけます。

15~20分の散歩から戻ってくると、パパの任務は終了です。

 

ひめ
ひめ

行ったコト忘れて、その後また行くコトも・・・

後はテレビをつけっぱなし本を読み(ながめてるだけかも?)、何回もコーヒーを淹れて、食事をするのが仕事です。

 

ひめ
ひめ

考えてみたら、幸せな毎日ですよね

普通と違ったって、いいじゃない

 

前述の日課にプラスして、パパは週2回、グランドゴルフに参加します。

そして月に2回は病院へ、どちらも今のところ、ひとりで行って帰ってきます(笑)。

 

うちのパパの言動が尋常でなくなって、最初のうちは私たち家族も何かにつけ、あたふたしていましたが、ようやく、あるコトに気づきました。

『静かに見守るコトこそが、最良の介護』というコトに!

 

ひめ
ひめ

いや、でも・・・コレが、なかなかに難しい(笑)

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【認知症と常識】今日のまとめ

 

“普通と違う”とつい、あれこれ口を出してしまいたくなるのが、人情ってもんでしょう。

そこをグッとガマンして、見て見ぬふりをするのって、結構忍耐力がいりますよ。

・・・と言いながら、わが家でも、しょっちゅう誰かが口やかましくなってしまうんだけど。

 

『あまり口出ししない』というルールは、家族間にも適用されます。

「パパに、そんなコト言っちゃダメ」とか、注意するのもタブーです。

 

それでなくても、みんなストレスが、たまってますからね(笑)。

お互いに余計なコトを言わないように、気をつけているところです。

 

今日の認知症パパ語録

 

パパ
パパ

わしは焼酎がちょこっとありゃ、それでええんじゃ

確かに、最近は美味しいものを食べて、焼酎を飲んで、時代劇を見るのが最大の楽しみかも。

 

あとは、おしゃべりを遮らなければ、いつだって上機嫌。

あの与太話の腰を折らずに辛抱強く聞きつづけるのも、一仕事ですけどね(笑)。

 

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