高齢者と向き合う、プロの介護士さん

 

私は両親のヘルパーを名乗っていますが、介護資格を持っているわけではありません。

両親が快適に暮らせるヘルプをしている、ただの居候なのです認知症サポーターにはなりました)

本物の介護士さんは、そりゃあ大変です。

親戚にプロの介護士がいるので、今日は少し、そのお話を。^^

 

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介護士と福祉介護士は、どう違う?

 

そもそも、介護士福祉介護士の違い、わかります?

何が違うのかというと・・・国家資格を持っているか、どうかの違いです。

 

資格があっても仕事内容はほぼ同じ、ただ福祉介護士に昇格すると、現場リーダーとして活躍したり、家族の相談に乗ったりできます。

もちろん、お給料もアップします。^^

 

介護士も福祉介護士も、心身ともに重労働

 

実は私の従姉の長男が、その福祉介護士をやっています。が、なにしろ大変そうで、すっかり痩せてしまいました。

 

夜勤は交代制とはいうものの、お休みで自宅にいても電話が鳴ります。

ほとんどナースコール状態で、すぐに呼び出されるんだそうです。これじゃ気が休まらない。

 

彼の唯一の息抜きは、自分で作った小さなお庭を眺めながら、ビールを飲むコト。

やさしくて物静かな性格だけに、気を病まないか心配です。(><;

 

ひめ
ひめ

私のような性格なら、心配いらないのに。それじゃ患者さんの方が心配かな

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介護施設は、看取り介護も仕事なのか?

 

たとえば、入居者の誰かが、

「ベッドから転がり落ちた!」とか「ベッドを抜け出して、徘徊している」

そんな連絡が入ると、彼は一目散に仕事場へGO!

 

あまりお見舞いにも来ず、連絡がつかない家族に限って、何かあると「施設のせい」にするそうです。なーんか、光景が目に浮かびます。(^^;

もちろん、入居しているご家族を大切に見舞う方も、大勢いらっしゃいますよ。

 

精神的にダメージを受ける、看取り介護

 

そして、看取り介護です。

高齢者の施設でお世話をしていれば、避けて通れないコトですよね。

 

だけど毎日のように続くと、そりゃキツイ。

家族を預けっぱなしの方も多くて、介護士さんが最期を看取ってあげるんですって。

 

そんなこんなで今まさに、自分の進退に悩む、彼=福祉介護士さん。

人材不足の福祉業界から、彼のような生真面目な青年が辞めてしまうのは社会の痛手ですが、身内としては、ビミョーな気持ちです。

 

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【認知症と介護士さん】今日のまとめ

 

こういう内輪話を聞くと、むやみに家族を預けられませんね。

でもわが家もいずれ、お世話になるかもしれません。

 

ママ
ママ

どこかに安くて、きれいで、サービスが行き届いた、良い施設はないかいな?

・・・そんな都合のいい所はありませんが(笑)。

いざという時のため、いや少々パパに逆ギレしている時、私たちはひそひそと、そんな話をしています。

 

ひめ
ひめ

でも、なるべく人様には、迷惑をかけないようにすべきよね

パパ、安心しましたかっ!?(笑)

 

今日の認知症パパ語録

 

パパ
パパ

わしは、何でもお見通しよ

自分のアタマを人差し指でコツコツ叩きながら、パパは言います(時代劇の見すぎかも)

 

要するに、自分は勘が鋭いから、何か隠そうったってそうはいくかい!と言いたいんだろうけれど、私たち3人が内緒であれこれたくらんでいるとは、さすがのパパにもわかるまい。

家族って、おそろしい~~(笑)。

 

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