身のまわりが、だらしなくなったり、なーんか服装が変・・・これも認知症の特徴です。
うちのパパは超田舎者で(笑)そもそも、オシャレな人ではありません。
若い頃から、ママが用意したものを身に着ける習慣がついていたんだけど、最近はそれを着る順番まで、こんがらがってきたみたいです。
認知症になる前から、着替えは要介護

ママ、今日は何着るん?
これは昔からのお約束(笑)毎朝パパが着るものは、ママが一式、渡してきたからです。
ところが、最近。

ママ、コレ、どっちが先?
・・・はい?(--;
パパはしばらく悩んだ挙句、セーターの上にシャツを着ようとして、カンシャク起こしたりしています。
やがて、家族の誰かにたずねるけれど
一応、自分で解決しようと試みるところは、見どころあり。そんなふうに思うのは私だけかしら(笑)。
毎日たずねられるママは、さすがに面倒くさそうです。

シャツが先でしょ。試しにセーター着てから、シャツを着てごらん。着れるもんなら着てごらん
・・・ママ、ケンカ売るのはやめようよ。(^^;
パパがゴキゲンの時は、そんな言い方しても、ケンカにはなりません。

おお、そうか。年はとりとうないのぉ
・・・パパの自虐的な、笑いで解決です。^^
一事が万事、この調子。だから、パパは何ごとにも時間がかかります。
そりゃ、仕方ないよね~。
認知症パパは、カッコつけたいお年頃(笑)
たとえば、パパは入浴後。。。
こんなコトは、日常茶飯事。(--;
普段の着替えでも、ボタンを掛け違ったり、ジッパーが上がらなくて激怒したり、そのたび、なだめるのにひと苦労です

パパ、その恰好すっごく変! 頼むから、やめてくれる?

わしは膝が悪いんじゃ! この方が楽だし、あったかい

おかしいってば! 鏡、見てみれば?

ママには、わしの気持ちがわからんのよ!
・・・こういうとき、私が割って入るのです。(^^;
認知症さんが、自ら変だと気づく時

まぁまぁ、パパの好きにして散歩に行っておいで。気をつけてね
と、私はとりあえず、パパを送り出します(笑)。

もうっ、恥ずかしいったら! ぜったい変な人だと思われる

もう十分、変な人でしょ?

そりゃ、そうだけどね・・・

途中で変だってコトに、自分で気づくかもよ
そうママをなだめていたら、パパご帰還。

ママ、こりゃいけん。カッコ悪いわ!
そうだろ、そうだろ、わかったかい(笑)
認知症にダメ出しはNG、自分で気づくように、上手に仕向けてみましょうね。*^^*
【認知症とオシャレ】今日のまとめ
うちのパパったら、あれで意外と人目を気にするんです。
若い頃から、オシャレに関心なんかなかったクセに。
・・・皮肉なものですね(笑)。
だから散歩やグランドゴルフに、わざわざセカンドバッグを持って行きます(何の用もないのにね)。
今は没収してるけど、ズボンの後ろポケットに長財布を入れたがるのも、そのせいでした。
今日の認知症パパ語録

それじゃ、カッコがつかんわい(⇦コレって広島弁?)
「カッコ悪い」「カッコがつかん」・・・最近パパの口グセに、なっちゃいました。

何を今さら(ふん!)
なんてママは言うけれど、少しでも、そんな気持ちが残っているうちが華なのよ。
コメント
こんばんは。
ユウコさんの文章で読むパパさんは、今日もかわいいなあ~w
家族以外の方からの反応が、ちゃんとわかったっていうことでしょうか。
それはすごいことですよね!
パパさんのできることを、やりたいようにと見守る家族がいるって素敵だなと思います。
それだけに、認知症でなくても次第に体が不自由になっていくご高齢の方が1人で暮らすって本当に大変だろうなと思います…。
ゆえさん、こんにちは。再訪ありがとうございます。^^
いやぁ~実際、ケンカ腰になってるコトも多いのですが、文章にすると笑えますよね?
私も書きながら笑っています(笑)。
家族がいて良かったと、しみじみ思います。私のまわりには高齢者が増えていますが、ひとり暮らしは本当に大変です。ひとりじゃなくても、大変そうです(笑)。