認知症パパの家に、ケアマネがやってきた

 

さて、わが家の暴君に下った認知症判定の結果、ケアマネージャーがやってきました。

自分でお願いしなくても、ケアマネさんは自動的にやってきますが、「こんな人がいいなぁ」とか、最初はこっちで選べません。

 

たぶん、それぞれの病院に馴染みのケアマネがいるんでしょうね。

その人が、これからパパと社会をつなぐ、橋渡し役になるそうな。

 

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ケアマネージャーさんの初訪問

 

うちのパパのケアマネさん、実はワタクシ、苦手でございます(苦笑)。

というのも、初対面の時のド派手なミニスカのスーツに、ブランド物のバッグというイデタチに後ずさりしてしまったのでした。(^^;

 

ひめ
ひめ

好みは自由ですが、おそらく60代後半ではないかと・・・

おまけに、月に一回、手続きや様子見に訪れるんだかけど、そいつがいつも予告なしで、私たちは戸惑っておりまする。

 

ケアマネは、いろんなタイプがいらっしゃる

 

たまたま、パパ担当になったのがこの女性でしたが、考えてみたらハデに武装するのも、わからなくもありません。

だって毎日、ワケのわからない認知症患者を相手にするんですからねっ。

せめて服装で気分をリフレッシュ・・・という戦略かもしれません。

 

「それでも、なんだかね~」な~んていう愚痴は置いといて・・・とにかくですね。

介護認定の更新はもちろん病院とのやりとりや、諸々のサービスを受けるための手続きを、すべて代行してくれるという、ありがた~い人なのです!

 

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そして認知症パパは、要介護1になった

 

2011年11月、うちのパパの要介護認定の手続きがスタートしました。

私はまったくのノータッチだったので、以下ママに聞いた経緯です。

 

申請のプロセスは・・・

  1. ケアマネさんが、わが家を訪問
  2. パパに介護が必要である旨を、区に申請
  3. 区役所の職員さんが、パパと面談

 

その結果<要介護1>の認定が下りたのが翌2月、当時うちのパパは、まだ初期の認知症でした

他人とは、わりと上手に会話をしていて、さも”フツーの人”を装っていたから(笑)、介護認定はムリだと私たちは思っていました。

 

本来、認知症の要介護認定は難しいのに

 

そのナゾが解けたのは、何やら大物が届いた時、ある日、介護用品のメーカーのベッドやら、杖やらが運ばれてきました。

 

ひめ
ひめ

認知症に介護用のフランスベッド。大盤振る舞いね!

と喜んでいましたら、なんとケアマネさん、パパの腰痛で介護認定を申請したらしい!

マジですか~~!?

 

わが家的には、そこまで要介護サービスが必要でもなかったんだけど、でもまぁ、パパもベッドの方が楽でしょうしね。(^^;

ケアマネさんにしたって、いろんなしがらみや、おつき合いがあるのかもしれません。

 

そんなわけで、うちのパパは晴れて“要介護者”になりました(笑)。

にしたって、家族がいるからヘルパーは不要、第一パパが嫌がります。

 

その後さすがに、ド派手なケアマネさんには慣れました。

今も彼女は最低でも月1回、いつも突然!やって来ます(苦笑)。

 

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【ケアマネージャー】今日のまとめ

 

ケアマネさんとは、これから長~~い、おつきあいになるはずです。

だから、仲良くするに越したことはありません(私が言うな?)。

 

彼女が苦手な私ですが、一つだけ、すっごく感謝しているコトがあるんです。

それはね、訪問マッサージのサービスを、パパに紹介してくれたコト。

 

訪問マッサージは要介護である必要はなく、介護保険で誰でも利用できるそうですよ。

 

数年前から、うちのパパは、週に3回そのサービスを受けています。

念入りにマッサージしてくれるおかげで、パパは足腰がラクそうです。

 

こんなに元気になったんじゃ、要介護認定はずされるかも・・・それなら、それでいいけどね。^^

 

今日の認知症パパ語録

 

訪問マッサージの気立ての良いお嬢さんが、うちのパパはお気に入り♪

力があって、マッサージは上手だし、パパの話し相手をしてくれるんですって。

 

今どき珍しい奇特なお嬢さんで、彼女が来る日、パパは朝からソワソワします。

 

パパ
パパ

あ、今日は先生が来る日じゃ。ヒゲ剃らんと!

と、身だしなみも整えます(笑)。見てると、おかしい(ぷっ)。

家族もみんな感謝してます。本当にありがとう! \(⌒▽⌒)/

 

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