うちの認知症パパは、忘れるコトが仕事ですが、なぜかコーヒーを飲んだり、タバコを吸うコトだけは忘れません。
さっき飲んだってのは、忘れますけどね(笑)。
「もし、なってしまったら・・・」と誰もが不安に思う、アルツハイマー型認知症。
簡単な脳トレ、してみませんか?
できるコトなら、予防したい認知症
近頃は、こんな報道が本当に多くなりました。
毎日、どこかで目にしますよね。
その内容は。。。
- 食事療法
- 軽い運動
- 趣味をもつ
- 普段から脳の活性化を心がける
・・・とまぁ、いろんな予防策を提案されます。
でも、アルツハイマー型認知症は、がんばっても発病する可能性があるのです。
もちろん、積極的に何かをするのが無意味だとは思いません。
私の従姉は親が認知症とわかった直後、少しでも進行を遅らせようと、子供向けの国語や算数ドリルを用意したそうです。
うちのパパも、新聞折り込みの『脳の活性化テスト』を少し前までやっていました。
認知症予防は、無理やりさせても続かない
小学生の計算ドリルは子供じみてるし、途中でわからなくなって、本人がイライラしてしまいます。
私たちも、なんとかパパの思考を活性化しようとしましたが、まわりが押し付けると逆効果。
そこで、病院で行われる『認知症のテスト』なんてどうでしょう?
簡単でしょ? 紙やペンはいらないし、思い出した時にすぐできます。
って感じで、つづけてみましょう。
ずっとやってると、病気じゃなくっても、ときどき間違いますけどね(笑)。
「100-7」で、脳の回路を活性化
別に“認知症予防”だとか、堅苦しく考えないで、軽~い気持ちでトライしてみてください。
93-7=86
86-7=79
79-7=72
72-7=65
・・・ね? 繰り下げが多いから、結構アタマを使うでしょ?(笑)
認知症の人でも、2~3回の引き算は軽くできるはずです。
あまりしつこく粘らずに、頭の準備体操くらいの軽い気持ちで、時々テストしてみればいいのかも。
介護している私たちも、Let’s Try!
私は電車やバスを待つときに、ふと思い出して計算するコトがあります。
乗り物を1本逃すとイライラしますが、そんな時のヒマつぶしにも最適です。*^^*
その場合には・・・
そして今度は逆に、足し算をしていきます。
9+7=16
16+7=23
・・・無事、100に戻りましたか?(笑)
7の引き算と足し算を、2回くらい計算したら、たいてい電車がやってきます。
ひとりでトライして、ひとりで満足する、ひとり遊びですが(笑)。

達成感もあるので、ぜひチャレンジしてみてね。
【認知症の改善&予防】今日のまとめ
アルツハイマー型認知症に、今のところ改善策はありません。
でも日常生活を円滑にするために、何かを続けて悪いって法もないはずです。
多大な効果を期待せず、軽い気持ちで楽しく続けるのがコツ。
何かにトライしていれば、家族はちょっぴり安心できるし、もしかしたら認知症の予備軍から、脱出できるかもしれませんよ。
今日の認知症パパ語録
さて久しぶりに、パパにもテストを試してみました!

パパ~、ちょっとい~い? 100-7は、いくつ?

93!
・・・コレは、すぐに答えてくれました!(ほっ)

じゃ、93-7は?

う~~んと、86!
・・・数秒考えて、コレも正解!
ちょうど機嫌がよかったから、文句も言わず、考えてくれました。
でも、いつも正解ってわけにはいきません。
もう少し引き算をさせたかったけど、これ以上先に進んだら、悩んだ挙句、怒りそうなのでやめました(笑)。

コレくらいの計算、誰でもできるわい
はいパパ、よくできました~!(パチパチパチ)
認知症さんに、テストを投げかける時は、引き際も大切に(笑)。
★この記事が、介護関連の情報サイト『きらッコノート』に紹介されました! 掲載していただき、ありがとうございます!
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