認知症パパが、通院を嫌がる日

 

3月に入って、大荒れの天気がつづいています。広島も、びゅんびゅんとすごい風。

昨日はパパの通院日、いつもは朝からそわそわと支度するクセに、さすがのパパもなかなか行きたがりませんでした(笑)。

改善の見込みは薄くても、認知症のクスリもらいに、ちゃんと行ってちょうだいね。

 

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認知症はすぐ怒る、まわりの人は大変です

 

わが家は、パパがひとりでできるコトにはなるべく手を貸さない方針です。

だから病院にも付き添わないのですが、おそらく(いや、間違いなく)うちのパパは、病院の問題児と思われます。(^^;

まず、予約の時間を守らない・・・早く行けば、早く終わると思い込んでます。

 

ひめ
ひめ

なんのための予約でしょ

そして、待たされせると怒ります。いつだったか、

 

パパ
パパ

待ち時間が、長すぎる!

と怒って診察を受けず、クスリももらわず、勝手に帰ってきたことがありました。(ToT)

 

認知症のひとり行動が心配で、ついて行きたくなる

 

ひとりで通院するパパの後を、私は時々ついて行きたくなりますが、そのうち、もっと手がかかるようになるでしょうから、今はまだ放置しています。

あまり世話を焼きすぎても、

 

パパ
パパ

わしは、子どもかっ!?

・・・って感じで、本人が嫌がりますしね。(^^;

 

病院では毎度、クスリや治療にイチャモンをつけ、挙句、クスリを忘れて帰ってくる。

「カンベンしてよ」と看護師さんたちにも、マークされてるに違いない。

財布を忘れて、帰ったこともあったっけ。

 

そのたびに、ママや私が出動です。

それでも今のところひとりで行って、ひとりでちゃんと戻ってくるから、そこんとこはエライよね。

 

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怒ったコトを忘れるのが、せめてもの救い

 

パパ
パパ

もう二度と、あんな病院に行くもんか!

2回くらい、こんなコトもありました。

病院から激怒して帰宅したうちのパパ、何もかもが気に入らないようで、たいへんな怒りようです。

 

でも・・・いいあんばいに、次の通院日には怒ったコトを忘れてました(笑)。

 

家族は、通院が気休めだとわかっている

 

病院に行く甲斐があるのか、ないのか・・・それは、まったくわかりませんが、ただ家にこもっていると、無気力になっちゃうし。

家族以外の他人と顔を合わせたり、少しでもしゃべるコトが、良い刺激になればと、私たちは思ってるわけなのです。

 

まぁ、先生に診てもらったところで

 

パパ兄
ドクター

あらまぁ、また進んでおりますな

と、思ってるだけだろうしね・・・クスリが効果薄なのも、重々承知しています。

でも自分で通院するコトが、なんたって大切です。

 

そのうち、私が手をひいて病院に行く日が来るのかしらん。

 

パパ
パパ

はて? わしの家、どっちだっけ?

と、言われる日が来るのかも・・・そう思うと、さすがの私も不安だけど。

パパ、お願いだから、もうしばらく、ひとりで通院してみてね。^^

 

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【認知症の通院】今日のまとめ

 

そうなんです、私たち家族が病院にパパをひとりで行かせるのは、パパの自立心を大切にするが故。

何でもかんでも誰かが手伝っていたら、カラダもアタマも働かなくなってしまうし、自分に自信がなくなりますもんね。

 

ひめ
ひめ

影でこそっと手伝いながら、パパになるべく今まで通りの生活を

それが、私たち最大のミッションなのです!・・・大げさか(笑)。

 

今日の認知症パパ語録

 

パパ
パパ

わしに、まかせとけい!

ママや私が、なにか心配するとパパはすぐこう言いますが。

あんたに、まかせておけますかっ!

ママ
ママ

パパ、気をつけて行ってきてね

パパ
パパ

心配すんな、まーかせとけいっ!

ひめ
ひめ

パパ、転ばないように注意してね

パパ
パパ

なぁに、杖があるけぇ、転びやせんわい

ママ
ママ

パパ、何かあったら電話してね

パパ
パパ

おう。ケータイはちゃんと持っとるぞ!

・・・しつこいですか? 私たち(笑)。

パパは胸をたたいて自信たっぷりなんだけど、なんだかそれが余計に気がかり。

 

パパが出かけると、家の中が静かになります。

しばし、ママのリラックスタイムです。

 

でも、いなきゃいないで、ちょっと心配

帰ってくるまで何かありはしないかと、そわそわしてしまう私たち母娘です(笑)。

 

・・・過保護ですか? 私たち(笑)。

 

同じような認知症の親を持つ従兄姉たちは、もっとクールみたいです。

少し見習うべきかしら・・・最近そんなふうにも考えています。(^^;

 

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