2011年10月、うちの認知症パパは、自宅近くの脳神経外科に通い始めました。
最初に検査を受けたクリニックで、歩いて数分の距離なので、今もひとりで行っています。
でもね、病院って普通、悪いところを治すために行くでしょ?
治らない認知症の通院って、なんか切ない。。。(;_;)
認知症は病院でも会話にならない、順番が待てない
当初パパの通院は、週1回の約束でした。慣れるまで、私かママが付き添ったもんです。
病院で何をするかというと。。。
- 主治医の問診 = 主に認知症のテスト
- 足腰の赤外線治療
- 全身のマッサージ
- 1週間分のクスリをもらって
- 清算して帰る
確か、こんなコースだったかな。σ(^・^
パパは腰痛持ちなので、最初は腰痛改善をエサ(笑)に、病院に通うクセをつけました。
認知症さんに通院のクセをつける方法

パパ、あの病院なら毎回、足腰をマッサージしてもらえるよ~

ホンマか? そりゃええの~
まるでお菓子につられる子供ですよね(笑)パパも、最初は喜んでたのですが・・・。
認知症初期は、自意識過剰になる傾向
パパは病院に行きはじめて、すぐ文句を言うようになりました。
そりゃ、そうだ・・・認知症患者が集まる病院ですもの(笑)。
先生も看護師さんも、噛んで含めるような物言いになりがちで、パパは、それが気に入らない! やがて、

あの病院は、つまらんっ!
と、激怒してしまいましたが、わからないでもありません。
毎度、同じような認知症のテストを繰り返されるのは、頭痛のタネだし屈辱的。
自分の中で、簡単な答えが出てこないと、イライラしても当然です。
そりゃ、アタマにきますわな。
通院拒否をなんとか、なだめる
でも家族としては、なんとか通院させなきゃなりません。
ってなわけで、問診をスルーして、腰痛ケアと投薬だけになりました。
認知症の相手って、家族はもちろん病院も大変です。
だって、言うこと聞かないもん(笑)。
やがて一年もたたないうちに、電気治療やマッサージにもケチがつきました。

あそこは、人が多すぎる! 待つのはイヤじゃ!
この、わがままオヤジ~~!
結局は月2回、クスリをもらって帰るだけになり、現在に至っています・・・あ~あ。
【認知症のクスリ】今日のまとめ
病院でもらったクスリの詳細は、残念だけど記録がない。
もっといろいろ、メモを残しとけばよかったなぁ。(^^;
今はどっちも卒業済み、それらの効果が、見込めなくなったってコトですな。
このシールは、徐々に大きいモノに代わっていきました。
上腕、胸、腰などに、毎日2枚ずつ、剥がしては貼るの繰り返しですが、パパはこいつが大嫌いだった~(笑)。
「貼った跡が、かゆいっ!」とか、シールが大きくなるたびに「気分が悪い!」と、不調を訴えていたから、かなりキョウーレツなクスリだったんでしょうね。

シールを貼る、ママと私が悪者にされたけど、もう今では思い出ね
今日のママ語録
今現在、パパが飲んでる薬は・・・脳内の血のめぐりを良くするモノと、あとは体調を整えるための薬。
当然ながら、薬の管理は自分ではできません。(^^;
当初はパパが自分で飲んでいたんだけど、どうも病院に行く直前になると、足りない薬や余った薬が出てくる(笑)。
そのたびに「病院が間違えた」と言い張って、困ったもんです(笑)。
で、今はママが徹底管理して、パパに出すようにしています。

飲んでも飲まんでも、今さら、どーってコトもないけどね
ママ、それを言っちゃあおしまいよ(笑)。
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