私の弟が若年性認知症になったきっかけは、多量の飲酒でした。
そういうケースが増えているそうです。
広島市で起きた、こんな事件
先日うちのママが

今ね、ニュース見て涙が出た
と、いきなり私に言いました。
何事かと思ったら、母親が息子を手に掛けた事件の話。

とても他人事とは思えない。可哀想にね
あぁ、あれか…。
本当に気の毒な事件です。
私たちが同時に考えたのは、
80代のママが、50代の弟の世話をひとりでする状態になっていたわけです。
事件の境遇とまったく一緒です。
考えただけで恐ろしい。
80歳母親、息子殺害の罪で起訴 「アルコール依存症による記憶障害」将来悲観か
広島市中区の川土手で長男を殺害したとして広島地検は26日、母親・・・・・を殺人罪で起訴した。
(2025年5月26日中国新聞電子版より)

あのお母さんの気持ちがわかる。本当に可哀想
母子ふたりの生活で、切羽詰まった心境が私たちには理解できます。
依存症の息子を持つ母親の苦悩
少し前までは、老老介護や介護ストレスによる息子の犯行報道が多かった気がします。
今回のような事件は初めて聞くけど、増えていくかもしれません。
というのも弟の入院先で、高齢の母親に付き添われている男性をよく見かけるからです。
自分自身も病院に通っているだろうに、ふてくされた様子の息子の付き添い。
認知症とは限りませんが、苦労が絶えないことでしょう。
以前オンラインインタビューを受けた時に

姉弟間の介護はとても珍しい
と言われました。
そりゃそうですよね。
50代の男の姉は普通、実家におりません(笑)。
幸か不幸か、わが家には私がいるから何とかなっていますが、高齢の母親が子供の面倒を見るのは大変です。
これが一番の心配事だと思います。
どんどん重くなる病状。
体力的にも敵わない力の差。
身体的なストレス。
将来への悲観。
やってはいけないことだけど、逃げ場がなかったに違いない。
身につまされる思いです。
【アルコール性認知症】の恐ろしさ
以前からこのブログを読んでくださっている方は、【アルコール認知症】についての記述を覚えておいでかもしれません。
一般的に、
【アルコール性認知症】は治ると言われています。

もちろん早期に治療した場合です
でも断酒せずに放置していると、完全な認知症になってしまいます。
こうなると、元に戻すのは難しい。
私もお酒が好きですが
『お酒に合わせて料理を作る』
『美味しく飲むため週2日は休肝日』
が鉄則。
また、つらい時や眠るためには飲みません。
お酒はあくまで楽しむために。
ホントは飲まない方がいいんでしょうけどね(笑)。
私の弟が認知症になった経緯
弟の場合もともと【認知症】を発症する要因があったのかもしれませんが、多量の飲酒が引き金になったのは事実です。
飲酒による【ビタミンB12不足による記憶障害】が、最初の診断でしたから。
今回亡くなった男性も【アルコール依存症の記憶障害】との記述があるので、似たような症状だったのでしょうか。
とすれば、すでに仕事はできなかっただろうし、怒りっぽくて、何を言っても聞く耳を持ってくれなかったはず。
お母さんも、ご本人も気の毒ですね。
【飲酒による記憶障害】今日のまとめ
【認知症】は、まず病院に行くこと自体が困難です。
絶対、本人が嫌がります。
若い人ほど意固地になるし。
家族が何とかしようと頑張ったところで、やっぱり本人次第なんですよね。
とにかく、お酒の飲みすぎには注意しましょう!

配信元:Yoshiki Takei X
ユウコ姉のひとりごと
忙しくて大変で、嫌なことも多かった5月ですが、ボクシング・ファンの私には楽しいこともありました。
GWには尚弥がスーパーバンタム級統一王座防衛を果たしたし、つい先日は“推し”の武居由樹がWBO世界王者のタイトルを見事に守った!
これを見るためだけに、前日『レミノ』登録して翌日解約。

2分で1,000円…コスパ悪すぎ!
弟に笑われました。(^^;
だって~、昨年末の故障後初の復帰戦だったし、相手がムエタイ出身のダウン知らずと聞いて、見ずにはいられなかったのです!
約2分、1ラウンドTKO。
久しぶりに由樹らしい左フックが炸裂しました!
防御がら空きだけど、彼らしい勝利で胸のつかえがとれました。
私のささやかな娯楽です。*^^*
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