いつのまにやら世の中はクリスマス。
浮かれ気分がうらやましい。
若年性認知症の要介護
約2か月を経て、ようやく弟の要介護通知が届きました。
普通は1ヵ月だそうですが。
いや、特に嬉しいものでもなんでもない。(^^;
けれど、せっかく申請したんだから、ちゃんと決定してもらって、しかるべき介護サービスを受ける体制を整えたいと思うのが人情というものでしょう。
【要介護】認定が下りれば、60歳以下であっても、高齢者と同等の介護サービスが可能になります。
たとえば、デイサービスとかショートステイ、自宅への派遣介護などです。
当初、私が懸念したのは、本人が高齢者施設の利用を嫌がるのではないかということでした。
でも、専門家いわく

いえ、担当スタッフと気が合うかどうかが大切なんですよ
なるほど。
そうかもしれません。
弟はお年寄りにやさしい人間なので、案外スタッフのお手伝いをしたくなるかも。
そんな幻想さえ抱きました(笑)。
さて、結果ですが
立派な要介護の数字です。(--;
認知症パパとの要介護比較
72歳で【アルツハイマー型認知症】と診断された亡き認知症パパも、【要介護2】の認定からスタートしました。
でもこの時は、例の強引なケアマネが
ひとりで何でもできたのに。
デイサービスを利用し始めたのは、数年後。
亡くなる数か月前まで、杖なしで自力歩行も可能でした。
なのに【要介護2】を理由に、杖と電動式ベッドのレンタルを開始。

つくづくムダな出費でした
一度も使ったことのない杖。
一度もリモコンを使ったことのないベッド。

業者との癒着を疑っても仕方ないでしょ?
こんな申請をするケアマネがいるから、要介護認定が厳しくなったんじゃないかと思います。
弟の場合。
妥当な認定だと考えています。
当時のパパよりかなり重症で、介護サービスを受けなければ自宅介護が困難だからです。
要介護2で可能なサービス
さて【要介護】認定が下りるとまず、専任のケアマネージャーがつきます。

現時点で弟のケアマネは決まっていません
【要介護2】で受けられるサービスは
- 訪問介護
- 夜間対応型訪問介護
- 訪問リハビリテーション
- デイサービス
- ショートステイ
などがあり、施設入居も可能になります。
要介護ランクの違いは、サービス内容ではなく、利用できる支給限度額です。

パパの時はケアマネのおかげで、高い料金設定でした(怒)
今のところ、わが家では
- デイサービス
- ショートステイ
この2つを組み合わせたいと考えています。
来春、弟が退職すれば非課税世帯になるので、利用料も軽減されるはずです。
睡眠薬の効き目なし
ところで最近、弟に処方された睡眠薬ですが…。
初日は、ぐっすり眠った感じでした。
けれど、安心したのも束の間。
翌日は早朝から、ゴソゴソ。
3日目は、夜中に起床。

もちろん超軽めの薬なんですけどね
以前よりマシって程度で、ほとんど効かないことが判明しました。
それ以前の【脳の血流を促す薬】は、完全に使用を中止しています。
初めから薬は気休めだったし、薬よりも生活環境や、周りの対応が大切だと思っていたので、このまま経過をみようと思います。
【若年性認知症の要介護】今日のまとめ
通常は、年金受給が可能な60歳以降で受けられる【要介護】認定。
以前から記載してきたように、病状によってはそれ以前でも申請は可能です。
私の弟は、若干56歳で【要介護2】になりました。

嬉しいような、悲しいような
実際、助かる認定ではありますが、家族はやはり複雑です。
今後、いいケアマネさんがつきますように。
それだけが願いです。
ユウコ姉のひとりごと
弟が【要介護2】となり、今後はケアマネと協力して、介護サービスを受けながら自宅介護をするつもりでした。
が先日、弟は入院してしまいました。
続きは、また別の機会に。
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