認知症介護の相談、5者会談

少し落ち着いたかと思うと、すぐ次の大波が。

わが家は怒涛の3ヵ月でした。

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高齢者とは異なる、若年性の福祉サービス

若年性認知症である、わが家の弟君。

彼は一体、何を考えているのやら。

自分で出来ないことが増え、わからないことだらけになり、考えた挙句、余計なことをするのでしょうね。

 

そんな中、福祉サービス利用を増やしているのですが、困るのは窓口が全部異なることです。

いろんな部署が独立していて、私を通して進むため、姉ちゃんは休む間もありません。(><;

 

ここが、高齢者サービスとは違うところ。

 

高齢者介護には、必ずケアマネージャーがつきます。

ケアマネ要介護申請をはじめ、すべての手続きを代行してくれますが、若年層の場合そうはいきません。

何もかも、家族に負担がのしかかります。

 

加速する認知症状

うちの弟もそうですが、若年性認知症進行の早い病気です。

ということは、家族介護もすぐに限界がきます。

高齢者と違って、体力がありますしね。

 

わが家では、新たな福祉サービスを申請するたびに私が奔走してきました。

それぞれ担当者がいて、あちこちで同じ説明を繰り返さなければなりません。

・・・で、ついに私はキレました(笑)。

 

以下、LINEやり取りなのですが

従姉
包括職員

最近の様子を聞きに訪問してもいいですか?

ひめ

またですか?皆さん横のつながりはないんですか?施設相談員と話したばかりなので、そちらに聞いてもらえますか?

お互い顔見知りなんだから、1本電話すれば済む話でしょうがっ。

(これはココロの声ですが)

 

ひめ

何度も同じ説明をするストレスを理解していただけませんか?

少し前、必要な時にスルーされた不愉快さも手伝って、つい厳しい文面に。(^^;

従姉
包括職員

おっしゃること、ごもっともです。今後は連携するようにいたします

平謝りされました。

 

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連携目的の5者会談

そんなやり取りがあった後、関係者全員でブリーフィングを行いたいと申し出がありました。

ひめ

言ってみるもんですねw

わが家に集まったのは

  • 町内の地域包括の職員
  • 隣区のデイケア担当者
  • 自立支援施設の職員2人
  • 施設相談員

の計5人です。

弟の不在時に来てもらい、私とママを入れて7人で話し合いました。

 

相談内容は

  1. 各施設での弟の様子
  2. 自宅での弟の様子
  3. 各施設で今後できること
  4. 家族の希望
  5. 他のサービス利用の検討

・・・こんな感じかな。

私たちは、弟の身体機能が衰えないようなプログラムがあり、和やかに過ごせる居場所の確保が望みです。

それを理解していただいた上で、スタッフ同士が情報を共有し、サービスを連携すると約束してくれました。

 

介護保険を検討する

・・・が、問題は弟の症状の悪化です。

先日からトラブル続きと言っていますが、本当に目に見えて進行しているので、従来のサービスではもう無理かもしれません。

そこで、介護保険の申請も提案されました。

高齢者と同じ、デイサービスやショートステイを利用するためです

一般的には60歳以降の制度ですが、若年性認知症でも利用できます。

が、そのためには、またいろんな手続きが必要だし、認定までに時間がかかる。(--;

今後に備えて、そちらも進めることになりました。

 

今回は、包括の介護保険専門員が下準備をしてくれました。

区役所の書類用意や、認定訪問の依頼、その後のケアマネ候補も選定してくれるそうです。

書類記入も、氏名+押印以外は代行してくれました。

コレ、すっごく助かります!

いつも大量のサインや理由記載などを求められて、指がこわばるほどなのです。(><;

多い時には、20枚近い契約書にサインしたこともあります。

そういや、パパの時もいっぱい署名したっけか

こうして、やっと私の労力が軽減されました。*^^*

 

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【介護相談の5者会談】今日のまとめ

家族の福祉サービスを受ける時、なぜか

『申し訳ない』

気持ちになりはしませんか?

 

他人の手を煩わせる。

 

そう思うと、つい遠慮がちになりますよね。

でも、日頃の苦労を身近な相談員に話してみるのも一つの手です。

正直な気持ちを伝えれば、私のように糸口が見つかるかもしれません。

心を開いて話し合える方が、あなたのそばにもいますように。

 

今日の若年性よっちゃん語録

以前お話しましたが、私は弟を『よっちゃん』と呼んでいます。

ひめ

よっちゃん

この前、部屋をのぞいて呼んだところ

長男

『よっちゃん』って誰?

という返事。

背筋が寒くなりました。

頼むよ、よっちゃ~~ん!!

 

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