少し落ち着いたかと思うと、すぐ次の大波が。
わが家は怒涛の3ヵ月でした。
高齢者とは異なる、若年性の福祉サービス
若年性認知症である、わが家の弟君。
彼は一体、何を考えているのやら。
自分で出来ないことが増え、わからないことだらけになり、考えた挙句、余計なことをするのでしょうね。
そんな中、福祉サービス利用を増やしているのですが、困るのは窓口が全部異なることです。
いろんな部署が独立していて、私を通して進むため、姉ちゃんは休む間もありません。(><;
高齢者介護には、必ずケアマネージャーがつきます。
ケアマネが要介護申請をはじめ、すべての手続きを代行してくれますが、若年層の場合そうはいきません。
何もかも、家族に負担がのしかかります。
加速する認知症状
うちの弟もそうですが、若年性認知症は進行の早い病気です。
ということは、家族介護もすぐに限界がきます。
高齢者と違って、体力がありますしね。
わが家では、新たな福祉サービスを申請するたびに私が奔走してきました。
それぞれ担当者がいて、あちこちで同じ説明を繰り返さなければなりません。
・・・で、ついに私はキレました(笑)。
以下、LINEやり取りなのですが

最近の様子を聞きに訪問してもいいですか?

またですか?皆さん横のつながりはないんですか?施設相談員と話したばかりなので、そちらに聞いてもらえますか?
お互い顔見知りなんだから、1本電話すれば済む話でしょうがっ。
(これはココロの声ですが)

何度も同じ説明をするストレスを理解していただけませんか?
少し前、必要な時にスルーされた不愉快さも手伝って、つい厳しい文面に。(^^;

おっしゃること、ごもっともです。今後は連携するようにいたします
平謝りされました。
連携目的の5者会談
そんなやり取りがあった後、関係者全員でブリーフィングを行いたいと申し出がありました。

言ってみるもんですねw
わが家に集まったのは
- 町内の地域包括の職員
- 隣区のデイケア担当者
- 自立支援施設の職員2人
- 施設相談員
の計5人です。
弟の不在時に来てもらい、私とママを入れて7人で話し合いました。
相談内容は
- 各施設での弟の様子
- 自宅での弟の様子
- 各施設で今後できること
- 家族の希望
- 他のサービス利用の検討
・・・こんな感じかな。
私たちは、弟の身体機能が衰えないようなプログラムがあり、和やかに過ごせる居場所の確保が望みです。
それを理解していただいた上で、スタッフ同士が情報を共有し、サービスを連携すると約束してくれました。
介護保険を検討する
・・・が、問題は弟の症状の悪化です。
先日からトラブル続きと言っていますが、本当に目に見えて進行しているので、従来のサービスではもう無理かもしれません。
そこで、介護保険の申請も提案されました。

高齢者と同じ、デイサービスやショートステイを利用するためです
一般的には60歳以降の制度ですが、若年性認知症でも利用できます。
が、そのためには、またいろんな手続きが必要だし、認定までに時間がかかる。(--;
今後に備えて、そちらも進めることになりました。
今回は、包括の介護保険専門員が下準備をしてくれました。
区役所の書類用意や、認定訪問の依頼、その後のケアマネ候補も選定してくれるそうです。
書類記入も、氏名+押印以外は代行してくれました。

コレ、すっごく助かります!
いつも大量のサインや理由記載などを求められて、指がこわばるほどなのです。(><;
多い時には、20枚近い契約書にサインしたこともあります。

そういや、パパの時もいっぱい署名したっけか
こうして、やっと私の労力が軽減されました。*^^*
【介護相談の5者会談】今日のまとめ
家族の福祉サービスを受ける時、なぜか
『申し訳ない』
気持ちになりはしませんか?
他人の手を煩わせる。
そう思うと、つい遠慮がちになりますよね。
でも、日頃の苦労を身近な相談員に話してみるのも一つの手です。
正直な気持ちを伝えれば、私のように糸口が見つかるかもしれません。
心を開いて話し合える方が、あなたのそばにもいますように。
今日の若年性よっちゃん語録
以前お話しましたが、私は弟を『よっちゃん』と呼んでいます。

よっちゃん
この前、部屋をのぞいて呼んだところ

『よっちゃん』って誰?
という返事。
背筋が寒くなりました。
頼むよ、よっちゃ~~ん!!
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