認知症はトイレの場所がわからない

また、トイレの話か…と思わないでくださいね。

トイレ介護って、そりゃ大変なんだから。

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自宅のトイレがわからない

今年の春頃からでしょうか…弟がトイレを探すようになったのは。

自宅での話です。

最初は

長男

トイレどこじゃったっけ?

と、聞くようになり。

 

次に、トイレの電気や戸の開け方がわからなくなり。

最近は、トイレの使い方がわからないようです。

 

いつもではありません。

日中は割と大丈夫なのだけど、夜はトイレを探してウロウロすることが多くなりました。

特に夜中は、不安なようです。

弟の動線に合わせて、人センサーライトをあちこちにつけているんですけどね

トイレの位置も、使い方も、身体が覚えているはずなのに、暗くて状況把握ができなくなると、いろいろ考えた挙句、わけがわからなくなってしまうのでしょう。

夜中にそんな気配がすると私が誘導するのですが、お互いにストレスが溜まります。

 

トイレの使い方がわからない

亡き認知症パパも、トレイ・トラブルはたくさんありました。

が、たとえトイレを探しても『こっちよ』と言うだけでOKでした。

今まで散々愚痴ってきたから、ご存知かしら?

余計なことをしてよくママに叱られていたけれど、これほどわからないってことはなかったな。

弟はパパとは違います。

 

それは家の外でも同じこと。

通所先でも、思った以上に困らせているようです。

 

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トイレ以外で用を足す

何が一番困るかと言いますと。

トイレの便器外に、オシッコをしてしまうのです。

だから自宅では私がトイレに誘導し、便座を上げたり、水を流したり、手を消毒したり、掃除をするんだけど、施設ではそうもいきません。

こまめにトイレに連れて行ってくれますが、女性スタッフ主体のため、個室内には入れない。

すると先日

トイレ内のゴミ箱にオシッコをされまして…

そんなクレームが入りました。(><;

報告されても謝るしかありません。

注意したところで、覚えてないのだから。

 

そして今、私がもっとも警戒しているのは・・・

夜中に目覚めてトイレがわからず、ベランダで用を足す可能性があること。

こんな習慣がついたら大変です。

 

洗面所が…なんてこった

ベランダだけじゃないんです。

実は少し前。

弟はあろうことか、洗面所をトイレ代わりに使ったのでした。(ToT)

 

しかも、

【小】ではなく【大】でした。

見た瞬間、一体なにが起こったのか、理解するのに数秒を要しました。

ひめ

えーっと、これはどうすればいいのかな?

思わず、ひとり言を言ったくらいです。

 

っていうか、腰かけるには高すぎる洗面台に、どうやって?

あんまり考えたくもないけれど。

 

うちの洗面台は割と広くて深さがあり、シャンプーをしたり、セーターなどの手洗いをするにも十分な大きさです。

普段から私が排水口までピカピカにしています。

なので、本当にショックでした。

 

私はまず、下着を汚して呆然としている弟を浴室に入れ、シャワーで洗って着替えさせてから、洗面台の掃除に取り掛かりました。

ママに、ゴミ袋、雑巾、手袋を用意してもらい、汚物を取り除いて、除菌していきました。

飛び散っていなかったのが不幸中の幸いだけど、気持ち悪いので、備品を取り換えたり、周囲をくまなく何度も何度もキレイにしました。

どんなに磨いても、しばらく歯磨きが苦痛でした。(><;

 

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【認知症はトイレがわからない】今日のまとめ

この問題の原因のひとつは、便秘だと思います。

認知症さんって、便秘がちの人が多いんですよね。

 

便秘していて急にもよおし、洗面所の白くて深みのある陶器を見たため『ここだ』と勘違いしたのかな。

トイレはすぐ隣にあるんだけど

それでも怒れないので、私は淡々と掃除をし

『もうここでウンチはしないでね』

と、一応釘を刺しました。

長男

うん。道理で難しかったわ

難しいなら、やめとけよ。(--;

 

ママ
ママ

ひめ、あんた偉いわ

そばで見ていただけのママが、ポツリとそう言いました。

 

 

今日の若年性よっちゃん語録

それ以来、ベランダと洗面所をトイレ代わりにしていないけれど、相変わらずトイレはよく汚します。

服にオシッコがかかっていることも時々あります。

そんな時、弟は自分でも情けな~い顔をします。

長男

メーワクかけて、ごめんなさい

ひめ

別に迷惑じゃないけど、次から気をつけようね

他に言いようがないんだもん。

今は便秘対策をして、早めのトイレ誘導を心掛けています!

 

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