若年性認知症の徘徊

亡き認知症パパの話題に事欠かず、あえて触れてきませんでしたが。

弟のトラブルも盛りだくさん(笑)。

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認知症パパがいなくなってから

私の弟が若年性認知症と診断されて、1年が経過しようとしています。

その宣告以前は、症状が改善するのではないかと一縷の希望を持ち、あれこれ試したものでした。

が、そんな願いも空しく・・・

この1年で信じられないくらい進んでしまった

特に、うちの認知症パパが施設に入ってから、いっそう悪化したように思います。

仲間がいなくなったから?(笑)

というのは冗談ですが、とにかくですね・・・タガが外れてしまった感じなのです。

 

亡くなったパパと長男である弟は、決して仲良し親子だったとは言えません。

けれど認知症が進んだパパを、弟は嫌な顔せず面倒を見てくれました。

ちょっと見守るとか、声をかける程度ですけどね

きっと『自分がしっかりしなきゃ』という気持ちが働いていたのだと思います。

が、そのうち

パパの自宅介護が無理となり

グループホームに入居して

接することがなくなって

弟の中で何かが壊れたみたいです。

 

葬儀のストレス

そして2か月前、パパが亡くなりました。

家族は慌ただしく、知らない人が押し寄せて、弟は半ばパニック状態。

親戚なんて、ほぼ覚えていませんし

弟は私たちに言われるまま、あっち行ったり、こっちに来たり。

いつもの日常と違う状態って、認知症さんにはかなりのストレスになるのです。(--;

人前ではニコニコしていても、葬儀前後から熟睡もしていませんでした。

 

その後、症状が一気に加速しました。

たとえば、

  • 時間の感覚が一切ない
  • 入浴や食事したことを忘れる
  • 言葉が出てこない
  • 自宅トイレや階段の電気スイッチがわからない
  • トイレの使い方に迷う
  • 夜、眠らない

一時的な問題ならいいのだけど…

本当に、こっちがおかしくなりそうでした。

ちょうど私も忙しかったし、余計イライラしていました。

怒ったりしていませんけどね。

 

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屋内の徘徊

そんな毎日で一番困るのが、夜中の徘徊です。

外を出歩くわけじゃないのです。

夜は補助キーをかけて玄関から出られないようにしてるしね

真夜中に家の中を歩き回るんです。

弟はたいてい、午後7時頃お風呂に入ると、その後ベッドに入ってひと眠り。

そして夜中の12時頃ゴソゴソと活動を始めます。

私が眠りに落ちる頃合いです(--;

時々、話し声も聞こえます。

想像上の誰かと話しているの?

 

少し前まで寒かったので、ほっとくと風邪を引きそうだし、行動がエスカレートしそうで、そのたびに私も起きて話を聞いて、ベッドで寝るよう促しました。

が、30分おきに繰り返すんです。

 

ほぼ一睡もせず、夜が明けることが度々ありました。

本人は覚えていません。

しかも、日中眠ってしまいます。

そして夜中に徘徊の悪循環

パニック後の一時的なものなのか?

それとも、このまま続くのか?

え~~ん、それは困るよ(><;

 

 

真夜中の妄想

徘徊するのは、せん妄がひどいってこと。

わけがわからないから、落ち着かなくてウロウロしてしまうのです。

 

この前なんて足音が止まないから、起きてドアを開けると

そこにヌボォ~っと立っていて、びっくりしました。(><;

危うく悲鳴を上げるところでした

暗がりに、でっかい弟。

かなり怖いシチュエーションです。

 

どうしたのか聞いてみると、

『誰かがそこにいた』だの

『交信中』だの

話す内容も恐ろしい。(><;

 

困ったなぁ。。。

一体いつまで続くのかしら。

明日は眠れますように。(ToT)

 

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【若年性認知症の徘徊】今日のまとめ

今月の通院時、主治医に相談してみようと思うのだけど、本人が目の前にいると話しづらいことも多々あります。

なので今回は、相談員さんに事前連絡を入れ、困っている症状をあらかじめ伝えておこうと思っています。

処方を変えるとか、他のデイケアも紹介してもらうとか、何か手を打たなきゃこっちの身が持ちません。

 

弟は今も毎日、仏壇に手を合わせたり、パパの遺影をじっと見つめたりしています。

無言ですが、自分なりに忍んでいるんでしょうね。

一体パパと何を語り合っているんだろう?

『交信中』って、あの世のパパだったわけ?(笑)

 

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