認知症パパの様子

いきなり寒波が押し寄せて、極寒となりました。

今年は暖冬じゃなかったの?(笑)

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グループホームの認知症パパ

うちの認知症パパは、10月半ばに入所しました。

不整脈の入院を経て、急に

  • 話せない
  • 思い通りに歩けない
  • 排泄がうまくいかない

といった理由で、グループホームのお世話になることに。

 

ショートステイ利用時の系列施設なので、わが家の状況やパパの様子などはちゃんと理解してもらっています。

それに特養より、グループホームの方がきめ細やかに介護していただけるので、その点も安心です。

スタッフ数が多い分、費用は嵩むけど

空きが出ればショートステイ施設内の特養に移る予定ですが、今とてもよくしていただいているから検討中です。

特養の方が若干安く済むんですけどね

ご存知のように、グループホーム『認知症患者の自立した生活』に重きを置いています。

だから日常生活の中で利用者のためになることを積極的に手伝ってもらえるし、その分、常駐スタッフが多く、個々の要望に対応してくれるのです。

 

たとえば、うちのパパの場合、身体機能が衰えないような軽い運動をお願いしています。

  • 散歩などの歩行訓練
  • 座ったままできる軽い運動
  • レクリエーション参加

など、特養ではここまでの介助は無理なので、ありがたい話です。

 

面会に行くといつも、パパは皆さんに交じって談話室に座っています。

TVには時代劇や昭和歌謡の録画が映っていて、気に入る番組の時は熱心に画面を見ているし、そうでなければ自分のラジオを聞いていることも。

だいたい男性は大人しく、大声を上げるのは女性たちです(笑)。

 

表情が乏しくなった

私たちは週に1回、パパを訪問することにしています。

もっと近ければ毎日でも通うけれど、電車を乗り継ぐ必要があるため、時間も費用もそれなりにかかるのです。

そこで、私とママが交代で面会することに決めました。

弟は病院や施設が嫌いなので、あえて誘いません

パパは当初、私たちと一緒に帰りたがりました。

が、だんだん無表情になり、ここ半月は不機嫌です。

会っても知らん顔したり、帰り際の悲しそうな様子も見せなくなりました。

いいような、寂しいような

時々、私はパパに責められているような気分になります。

パパ
パパ

家がいいのに、施設に入れた

まるで、そう言われているみたいです。

ちゃんと笑顔を見せてくれるし、私の問いかけにうなづいたりもするのだけど。

 

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今までなかった病気も発症

そして今、心配しているのが別の病気の発症です。

今までは低血圧と徐脈に気をつけていればよかったんだけど、パパには他にも病気があります。

肺に腫瘍があるのです。

拳大の大きなもので癌の可能性もあり、本来なら手術で除去すべきなのですが、高齢の認知症患者ですから、本人の負担を考えると治療は勧められないと主治医から言われました。

 

私たち家族はとにかく『パパが楽に過ごせる』のが一番だと思っているので、それなりの覚悟はしています。

が、最近パパの調子が思わしくありません。

手足の動きが鈍くなり

パーキンソン病のような症状が出ています

とか、

 

昨夜、発作を起こされました

など、今まで考えられなかった症状が出始めて、私はどんどん不安になってきました。

それに伴い精密検査を受け、新たな投薬をするなどの措置を取ってくれるようだけど、それもパパの負担になりはしないかと心配しています。

 

私たち家族も覚悟が必要?

ちょうど一年前あたりから、うちの認知症パパの様子には変化が見られるようになりました。

これまでと明らかに違っていて、状態が悪くなっているのがわかりました。

 

認知症は、記憶力が乏しくなるだけの病気ではありません。

脳が衰えるということは、身体機能が奪われていくわけです。

 

私の想像は

『手足が不自由になって、いずれ寝たきりになるだろうけど、その状態で介護してあげればいい』

というものだったけど、そうではなくて、身体のあらゆる器官がやられていくのですね。

とても家族の手には負えません。

最近パパの表情が固いのも、体調が悪いせいだったのかなと思うと、余計悲しくなってきます。

 

パパは今、85歳。

平均寿命よりも長らえていますが、そろそろ覚悟が必要なのでしょうか。

切ないなぁ。

 

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【認知症の様子】今日のまとめ

今年の年末年始は、パパ不在で迎えます。

ここ数年、パパには季節感がなくて、盆正月も普段と変わらない生活だったけれど、それでも寂しいものですね。

 

うちのママが低血糖で緊急入院して以来、パパの面会には私一人が行っていましたが、次回はママを連れて行こうと思っています。

いつ何が起こるかわからない状況を念頭に、できるだけパパに会いにいくつもりです。

 

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