若年性認知症の就労支援

うちの認知症パパは、先月グループホームに。

入所してもいろいろありますが、日々の介護は私たちの手を離れました。

が、わが家にはまだ認知症の弟が残っています。

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若年性認知症の居場所

どんな年代でも【認知症】と診断されれば、つらいし、行き場を失ってしまいます。

それでも高齢者なら世間的に理解され、デイサービスショートステイというサービスが受けられますよね。

 

・・・が、若年性認知症の場合。

まだまだ偏見が多く、介護サービスもありません。

 

家に籠っていては、できないことが増えるばかり。

だから、なるべく外出させたいのだけれど、行く当てがない。(><;

 

そこで地域包括から、認知症でも受け入れてくれる作業所を紹介していただき通い始めました。

本人は働きたいと言っていたのですが、最初はやはり嫌がりました。

 

見学で、部品の振り分けなどの簡単な作業を見て『自分がすべき仕事じゃない』と思ったようです。

何とか出かけてほしかったので、

ひめ

ぜひ来てくださいって。真面目でよく働く人に手伝ってほしいらしいよ

と、弟をほめちぎって勧めてみました。

長男

え~~?ホンマにぃ?

渋々でしたが、自分が望まれていると思い、嫌な気はしない様子(笑)。

 

こうして、週1回の勤務がスタートしました。

デイケアと合わせて週に2日、外出日確定です。

やったぁああ~!\(⌒▽⌒)/

 

作業所での様子

こちらの作業所も、ボランティア活動になります。

なぜなら弟は、

まだ傷病手当をもらっているため、他所から給金をいただくわけにはいかないのです。
ひめ

そんなの全然OKです!

だって目的は、本人の生活リズムを整えることだもの。

朝出かけて、頭や手足を動かして、新しい仲間を作る・・・十分すぎる報酬ですよ!

その上、ランチは100円で食べ放題

小さな食堂を兼ねているため、弟も『美味しいし、たらふく食える』と喜んでおりました。

 

さて、作業所の1日目。

職員さんに手取り足取り教えてもらって、夢中で作業を終えました。

元来、まじめな性格です。

がんばりすぎて、ヘトヘトになって帰宅しました。

 

そして、翌週。

ちょうど久々の【せん妄】期に入っていたのが、まずかった。

今日は全然仕事ができませんでした

あちゃ~。(><;

すっごく困った顔をされ、迎えに行った私は平謝り。

お金はもらわないというものの、このままじゃヤバイです。

 

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作業所からのダメ出し

私はすぐ、紹介してくれた包括の方に連絡しました。

ひめ

迷惑をかけているようなんですが、どうしましょ?

すると、

従姉

でも賃金は発生していないし、きっと大丈夫ですよ。私も連絡してみますね

という返事。

【せん妄】が少し治まってきたので、私は翌週も弟を送り出しました。

・・・が。

今日もやっぱりダメでした…私から包括に相談させてもらいますね

あぁぁ、やはりダメなのか。

ほぼ諦めていたところへ、包括から電話が入りました。

 

結論から言うと、出勤を断られました。

理由は

  • 教えた作業ができず、職員が付きっきりになる
  • 目を離すと、一人で外に出てしまう
  • 手持無沙汰な様子でボ~っとしている

正規の利用者さんなら、何としてもケアするのですが、ボランティアで来ている方に職員が付きっきりになるわけにいかないんです。すみません

なるほど。

正規の利用者には補助金が出ますもんね。

それに、弟一人にかかりっきりになるわけにもいきません。

事情はよくわかります。

 

別の支援センターへ

弱りました。

弟は昔から不器用で、それでなくても手先を使う細かい作業は苦手なのです。

今さら内職のような仕事を覚えろと言っても、ムリな話かもしれません。

ひめ

でもそれじゃ働き場所がないよ(泣)

そしたら包括の職員さんから

従姉

別の地域支援センターに行ってみます?

というお誘いが。

少し遠いけれど送迎もあるし、主治医に一筆書いてもらえば通えるそうです。

こちらも利用料はかかりません。

従姉

デイケアで弟さんと仲良良しの方も通ってるんですよ

おお~~っ。

そういうのが一番ありがたい!

(ToT)

 

そこは、手工業製品をみんなで作って売ったり、農作業もあるそうです。

収益金を関わった全員に分配するシステムなのだとか。

弟も気に入る仕事があればいいのですが。

 

見学日程は来月なので、まだ本人には知らせていません。

「今の作業所にはもう行かなくていい」こと、そして「もっといい働き場所が見つかった」ことを、様子を見ながら伝えようと思います。

 

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【若年性認知症の就労支援】今日のまとめ

なかなか、うまくいかないものですね。

ひとつ解決しそうになっても、途中で頓挫してしまうケースがほとんどのような気がします。

自分の問題なら速攻で片づける自信があるけれど、そうじゃないから難しい。(--;

 

うちのパパの介護に長く付き添ったため、高齢者の介護システムについては知識や経験もあるのですが、若年性は障害者として区分されます。

いろんなカテゴリーがあり、それらのサポート体制が私にはまだ理解できていないのも問題点のひとつです。

少しずつ学習していかなくっちゃね!

 

コメント

  1. tomo より:

    ユウコ姉さん、はじめまして。
    私の父(昭和6年生まれ)が認知症の症状が出始めたのが約4年前。症状が色濃くなってきたのはここ1年でしょうか。その頃、認知症について検索をする事が増え、ユウコ姉さんのブログにたどり着きました。そして本日、過去のブログから全部拝読完了。それでコメントさせて頂きたくなった次第です。
    パパさんは、えっ?ウチの父?ウチ盗撮されてる?笑という位そっくりです。そして重く疲れた心が、ユウコ姉さんの言葉でちょっと軽くなっておりました。ありがとうございます。
    母は13年生まれ。認知症ではありませんが、年齢なりの物忘れ、理解力の低下が増え、歩幅を合わせなければならない事が増えました。(自分の時間が減る~)
    そんな中、旦那や姉の協力で自分の趣味の時間は死守しております。
    ユウコ姉さんが倒れてはお家がまわらないでしょう(私もです)ご自愛ください。
    乱筆乱文失礼いたしました。

    • ユウコ姉 より:

      tomoさま
      嬉しいコメントをいただき、ありがとうございます!私の方こそ励まされます。
      うちのパパとそっくりですか・・・それはそれは大変ですね(笑)。
      それにお母様のご様子も、ほぼうちのママと同じです。
      本人、若いつもりでおりますが、耳は遠いし時々会話が成り立たず、家に籠っていると、私自身が日本語を忘れてしまいそうな今日この頃。(^^;

      最近はパパに面会に行っても泣きそうになるばかりで、笑えるブログネタも拾えず落ち込んでいたのですが、こうして読んでくださる方がいるのだと思うと勇気が湧いてきます。
      改めて楽しい気持ちでブログを続ける気持ちになりました。
      趣味はぜひとも続けてくださいませ。良いご家族に恵まれて幸いですね。
      私も今、小さな幸せを日々探している最中です(笑)。