もうすぐ梅雨明け。
わが家も、快晴となりますように。
認知症パパ、初のお泊り
先月依頼した、パパのショートステイの日がとうとうやってきました!

待ち遠しかった!!
契約に際しては、施設見学、本人との面談、関係者(ケアマネ、デイサービス、ショートステイ、補助器具レンタル業者、そして家族)全員の担当者会議、契約書類の作成・・・など、すべきことがたくさんあって結構大変でした。
うちのパパは最近デイサービス施設も移ったため、書類仕事が山のようにあり、私はもうヘトヘトです。(ToT)
が、その甲斐あって、新しいデイサービスはとても親切だし、ショートステイも無事スタート。
ここで大切なのは、
詳しい説明は、かえって混乱させてしまうので、何も言わず普通に送り出すのが一番です!
新しいデイサービスには、問題なく慣れ始めました。
そして今回、初めてのショートステイ。
『今日から、お泊り』とか
『いつもと違う所に行く』とか
絶対に禁句です!(笑)
何でもないように
いつものデイサービスのように

パパ、行ってらっしゃ~い!
と、送り出しました。
見慣れぬ車、見慣れぬスタッフで、パパはちょっと戸惑い気味。
でも、そんなのは見て見ぬフリです(笑)。
どうか、おとなしく過ごしてくれますように!
ショートステイの準備
たかが2泊3日のショートステイですが、初めてなので準備も大変でした。
スタッフが言うには

ご自宅で使い慣れたものを、お持ちください
というわけで、パパがよく聞くラジカセも持たせることになりました。
最近どういうわけか、TVよりラジオなんです。
ラジカセ、シェーバー、メモ帳、ペン・・・あらゆるものに名前を書かなきゃなりません。
一番苦労したのは、洋服の名前貼りです。
ママに任せていたら、油性マジックでイニシャルだけ書き込んでいて、即座に私が却下しました。
たくさん利用者さんがいるんだから、フルネーム必須でしょう!
私はすぐに、アイロンシールを購入しました。
注文時に申し込めば、名前が印字されたシールが届くので、これは便利!
1枚1枚、しっかりとアイロンがけしなくちゃいけないけれど、他の方法より手軽で確実です。
わが家は、30枚で1,680円(2×5㎝/名前印字)のシールを注文しました。
洗濯しても剝がれません!

でも、すぐ数が不足しそう…
次回は、少し低価格のシールを探して、たくさん購入しようと思います。
ショートステイでの過ごし方
ショートステイも、デイサービスのように、大まかなスケジュールが組んであります。
起床、洗顔や支度、朝食、入浴、昼食、レクリエーション、おやつ、夕食、就寝・・・が主な予定で、あとは本人の希望に沿ってくれるそうです。
時間外の間食や、歌好きのパパにはカラオケも用意されます。
部屋はTV付の個室ですが、夜間もこまめに巡回して、トイレには必ず付き添ってもらえます。
至れり尽くせりだなぁ~。*^^*

お預かりするにあたって、他にご希望はありますか?
担当スタッフが、事前に聞いてくれました。
私たちは、うちのパパの最近の困ったクセや、自宅での過ごし方を詳しく説明。
トイレに籠りがちになることも伝えました。

運動不足なので、少し歩かせたり身体を動かすようにしてもらえれば

わかりました、運動を勧めてみますね!おトイレもご本人が気のすむまで、付き添いますから大丈夫ですよ!
と、心強い返答。
男性職員が多いらしいので、パパも気兼ねなくお世話してもらえそうです。*^^*
認知症パパ、笑顔でご帰還
パパを預けた3日間、どうも私たちの方が落ち着かない(笑)。

パパのこと考えないようにしようね
と言いながら、

今、何しよるかね
・・・考えないようにするんじゃないの?
ま、それは無理ってもんですね(笑)。
なにせ、初体験ですから。
私たちが、何が心配だったかっていうと
ということでした。
でも案ずるより産むが易し、ですね。
帰宅時間のお知らせ電話がかかってきた時、たずねると

初日は緊張されていましたけど、本当に穏やかに過ごされましたよ
そう聞いて安心しました。
夕方、家に戻ってきたパパはニコニコ笑顔。
デイサービスの帰宅時のように、私を見るなり帽子とバッグをこっちに渡し、すぐ手をつなぎました。
ちゃんと娘を覚えていました(笑)。
【初めてのショートステイ】今日のまとめ
うちのパパには「ショートステイを利用した」という自覚はありません。
でも、そのくらいで丁度いいのかも。
施設に泊まれば、やさしいスタッフに囲まれてゆっくりできるし、最近短気なママの逆鱗に触れることもない。
この3日間、ママはたっぷり睡眠をとれて超ゴキゲン。
パパにとっても、良い気分転換になったようです。
ただ・・・ひとつ困るのは
申込みが先月だったので、次回いつ預かってもらえるのかわからず、こちらの予定が立たないのです。(--:
今月もう一回、利用できるかどうか、来月はどうなるのか、今のところ連絡待ちです。
今日の認知症パパ語録
2泊もしたのに、普通に戻ってきたうちのパパ。
あまりの普通さに、なんだかおかしくなりました。
でも滞在中、楽しかったのだと想像できます。
どうしてかって?
送ってくれたスタッフと別れ難そうだったから(笑)。
相手の手を握り、

どうも、どうも、お世話になりました
と、なかなか手を離しません。
そして去っていく車が見えなくなるまで、手を振っていました。
こんなに気に入るんだったら、もっと早く利用すればよかったね。*^^*
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