若年性認知症の50代

最近、明るいニュースがありませんね。

わが家も沈みっぱなしです。

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アルコール性認知症じゃない?

昨年から【認知機能障害】で休職中の私の弟。

先月、転院して検査をやり直し【若年性認知症】であると診断されました。

 

私たちはてっきり【アルコール性認知症】だと考えていたので、断酒すれば徐々に機能も回復するだろうと信じていたのですが、新しい主治医に「そうではない」と言われました。

理由は『穏やかすぎる』から

 

【アルコール性認知症】患者は、普通『もっと怒りっぽい』のだそうです。

でも【アルツハイマー】などの認知症『すぐキレる』のが特徴だし、本当のところはよくわかりません。

 

家族としては、いずれそう宣告されるかもしれないと覚悟はしていたものの、回復を祈る気持ちが断たれてしまい、ガッカリしています。

働き盛りの50代。

これから、どうしたら良いのやら。

現職場への復職の見込みはなくなりました。

脳内の血流画像検査

転院してからは、やはり検査続きでした。

それでなくても病院嫌いなので(好きな人はいませんけどね)、ストレスのかかる検査が長引くと

長男

もう行きたくない

と言い出すし。

それをなだめすかして連れて行く私は、もっとストレスがかかります。(ToT)

 

一番つらそうだったのは【脳血流シンチ】という脳内の血流を調べる放射線による画像検査で、これは最新の機械を持つ、別の病院を紹介されて一緒に行きました。

造影剤を打った後、MRIと同じようなドーム型の機械に入り、目を閉じて横になったまま約50分。

 

途中で息苦しくなって、外に出してもらったそうですが、この検査の結果・・・

『脳内の血液のめぐりが悪い』

=すなわち【認知症】である、と診断されました。

 

【アルツハイマー】のような影はないのですが、血液がちゃんと循環していないのだとか。

【若年性認知症】はCT画像では判断がつきにくいらしく、これが最終的な検査および診断になります。

 

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今後の希望が見いだせない

ひめ

お酒さえやめれば、良くなるよ

そう言い続けた、この半年余り。

つい最近まで『ハッキリした病名がない』と言われていたし、一縷の望みを捨てきれませんでしたが、【若年性認知症】と告げられた途端、何かが崩壊したような気分になりました。

それは本人も同様です。

 

当然、落ち込んでいるし、何もやる気にならないようです。

そりゃそうですよね。

 

好きなお酒をやめ、

車を手放し、

仕事にも戻れない。

 

主治医に勧められたのは

『病状が悪化しないように薬を飲む』

『楽しく生活できる工夫をする』(そんなのムリでしょ)

ということで、処方箋をもらい、セラピストさんとお話して帰りました。

 

認知症薬の服用を中止する

さて今回、処方されたのは【ドネペジル塩酸塩】という薬。

脳の神経刺激を伝える物質を増やして伝わりをよくし、脳の働きを活発にする作用があります

効能効果の欄には、そう書かれています。

 

最初の1週間は、お試し期間ということで、3mgの錠剤を朝食後に飲みました。

その後、5mgに切り替えたのですが、この薬が弟には合いませんでした

 

  • 食欲が落ちる
  • 機嫌が悪くなる
  • 落ち込みが激しい
  • ひどい吹き出物

 

などの症状が出て、本人もつらそうなので、数日飲んだ時点で中断しました。

『気分が悪くなったら、すぐやめてもらっていいですよ』

主治医にそう言われていたからです。

 

そんなわけで現在、投薬は中止したままの状態です。

『もう少ししたら、貼るタイプの薬を出せますから』

先生はそう言うけれど、果たしてそれが合うのやら…。

 

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【若年性認知症の宣告】今日のまとめ

弱ったなぁ。

ホント、この一言に尽きますね。

 

うちの認知症パパの世話が、一段と大変になってきたこの時期に

『弟よ、お前もか』

いや、冗談を言ってる場合じゃありません(笑)。

 

わが家唯一の働き手だったので、傷病手当の期間が終わって退職することになったら、今後の生活費について考えなければならないし。

あぁ、困った。

 

でも、何とかなるかも?

何とかなるよね。

面倒なことは、また明日考えよっと。*^^*

 

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