認知症を自宅で介護する限界

新緑の美しい季節ですが、今年はそんな景色を楽しむ余裕がありません。

わが家の認知症パパは、最近トラブル続きです。

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認知症パパ、ホントに家族がわからない

悪夢のような数日間でした。

パパ
パパ

腹がおかしい。ウンチが出ん

という、いつもの訴えから始まりましたが、その日も便は2回くらい出ていました。

でも本人は、

  • 食事をしたがらない
  • トイレに行きっ放し
  • 外に出たがる

デイサービスにも行かず、1日中こんな様子で私たちも疲れ気味。

主治医に診てもらったところ

パパ兄
ドクター

確かに腸のあちこちに古くて硬くなった便がありますね

CT画像に宿便が映っていると言われました。

 

家に帰って下剤を飲ませたり、機嫌を取りながら食事をさせたり、水を飲ませたりしたけれど、パパの様子はますますおかしくなっていきます。

 

排便はしているんです。

何度も出た形跡があります。

なのに『出たかどうか』の自覚がない。(--;

 

パパはずぅ~っとゴキゲン斜めで、私たちの言うことにイチイチ文句言うだけでなく、夜中に徘徊しかけて大騒ぎになりました。(ToT)

 

認知症の便秘と徘徊の関係性

以前から述べている通り、認知症さんの便秘は大変なトラブルを引き起こします。

 

『便秘が治ったら、徘徊が止まった』

そんな話を介護福祉士から聞いたこともありました。

 

うちのパパも、便秘とゴキゲンが密接に関係していて、私たちは普段から

  • 食事の内容
  • 水分補給
  • 便秘薬の服用

などに気をつけているのですが、なにせ相手は高齢者。

腸の動きも悪くなるし、ご飯を噛まずに飲み込んだり、お茶を飲むのを嫌がるのですから、そりゃ快便ってわけにはいきません。

 

下剤を飲んでもまだスッキリしないらしく先日も、夜中に外に出る一歩手前でした。

 

日中疲れすぎて、かえって目が冴えていたその夜。

午前4時頃ようやくウトウトしかけた時、階下から物音が。

そうです。

パパが補助キーに気づかず、無理やり玄関を開けようとしたのです。

ドアの上下に付けた補助キーがちゃんと役にたった!

あれがなかったら、うちのパパは未明に徘徊するところでした。

 

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ショートステイの見学

パパは徘徊を達成するまで諦められなかったのか(笑)何度も脱出しようと試みました。

私は音がするたびに玄関に急ぎ、日中も何度かパパの徘徊を阻止しました。

 

翌朝も、やっぱり午前4時頃でした。

一番眠い時間なのに(え~ん)

パパの様子の深刻さに、主治医が安定剤を出してくれ、2日ほど飲ませたところ、少し大人しくなりました。

その代わり、日中ずっと眠りっぱなしで、今度は私たち家族がわからなくなりました。

 

これには、まいった

 

私とママは、自宅介護の限界を感じました。

ママ
ママ

ひめには悪いけど、もう無理かも。どっかに預けようよ

ひめ
ひめ

うん、私も限界。弟の世話もあるし

けれど、いきなり施設に入居させることもできません。

まずは、ショートステイを経験させることに決めました。

前にもそんな話をしたのだけれど、環境が変わると症状が悪化するかもしれないし、一定期間が過ぎるとパパがまともになっていたので、施設探しが中断したままだったんです。

 

今回みたいに疲弊する前に、時々預かってもらって、家族もリフレッシュすべきですよね。

せめて、ママと私の睡眠時間を確保しなくっちゃ。

 

認知症パパ、元に戻る

そんな計画を練っていたら、パパが元に戻りました。

今朝は、いつものフツーにおかしい認知症さんです(笑)。

 

ちゃんとデイサービスにも行ってくれたので、私たちも施設見学に行くことができました。

今回訪れたのは、自宅から車で15分くらいの施設。

大きなマンション風の建物全体が介護施設になっていて、特老やショートステイ、デイサービス等が併設されていました。

 

時々世話が難しい認知症パパの様子を事細かに話しましたが、職員さんは“認知症あるある”ですねって感じでスマイル。

設備はキレイだったし、対応もなかなか良かったです。

ただ、初めてのことなので、ママと他の所も視察してから決めようと話合いました。

料金はどこも似たり寄ったりらしく、1日5,000円くらいかな。

ということは、1泊2日で10,000円

せめて2泊くらいしてもらわないと意味ないし、あぁお金かかるなぁ(ふぅ~)

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【自宅介護の限界】今日のまとめ

うちのパパが手に余って、預けなきゃ仕方ない日が来ることは、もちろんわかっていたけれど

こんな突然やって来るのか!?

ということが、家族にはショックです。

 

病状が悪化するたび、その都度、私たちが対処方法に馴れることで乗り切ってきたのですが、これ以上がんばるのはやめようと思いました。

自宅介護って、気づいた時には疲れきっているものです。

そうなる前に、手放す勇気が必要ですね。

 

Twitter再開しました

さて、最近ずっとほったらかしにしていたFacebookTwitterを再開しました。

『ブログはなるべくポジティブに』がモットーなので、嫌なことがあったら気分が落ち着いて、笑い話に転化できた時アップするよう心がけています。

 

でも・・・それじゃストレスがたまるのです(笑)。

 

で、日々の愚痴をつぶやき始めました。

毎日こんな感じです。

▽ ▽ ▽

よかったら、のぞいてみてくださいね。*^^*

 

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