次から次へと、わが家はトラブル続きです。
トンネルの出口はいったい、何処?
お酒が原因で、認知機能低下?
このブログでは何度か【アルコール性認知症】ついて触れてきました。
うちのパパは【アルツハイマー病】。
若い頃大酒飲みだったものの、お酒のせいで発症したんじゃありません。

パパの場合はたぶん遺伝性でしょうね
が、私の弟に【アルコール性認知症】の兆しが現れ始めました。

飲み方が尋常じゃなかったもん
約3年前に健康診断で引っ掛かり、以来酒量は減っていますが、コロナ禍で職場の休業が続いた頃は本当にひどくて、お酒が食事代わりのこともありました。
部屋も本人も酒臭くて、真冬でも私は窓を開け放っていたくらいです。

指摘すれば怒るし、ママも匙を投げてました
その後、肝機能に異常が見られて通院した時には、1カ月断酒しました。
数値が回復した後、とりあえず焼酎はやめました。
1日に、ビール2~3缶(350ml)に留めていたけれど、休肝日はないし、休日にはやっぱり酒量が増える。(--;
これで普通の生活ができるわけがありません。
そして去年の6月。
弟が突然、私に言いました。

姉ちゃん、病院ついてきてくれる? 俺、認知症かもしれん
どうやら職場で不始末が続き、同僚からは「伝えた」、本人は「聞いてない」・・・みたいなやり取りが多いらしく、すっかり自信を失くした様子。
私はすぐに、弟と一緒に病院に行きました。
当面の治療は投薬で
いろんな検査を受けたけれど、認知症とは診断されませんでした。
ただ、やはり『記憶力の低下』があるようで、『ビタミンBの欠乏が悪影響を与えているかもしれない』ということで、しばらくはビタミン剤を服用しました。
が、改善が見られない。
半年前からビタミン剤+『脳の血流を促進する薬』を飲むことになりました。

とにかく、お酒を控えてね
先生は、それが一番大事だと諭してくれたけれど、これがまたなかなか・・・ねぇ。(^^;
酒飲みの気持ちは私もわかるし、こればっかりは本人の意志次第なので、強制もできません。
言えばケンカになるだけで面倒くさい。
こんな感じで、1年余り経過しました。
病院には薬がなくなる頃、私が無理やり連れて行く感じで、薬も飲んだり飲まなかったり。
『このままじゃマズイなぁ』
何か手を打たなきゃ・・・と思い始めた頃、弟がコロナに感染し、症状が一気に悪化したように見えました。

コロナの後遺症のせいもあったかも
- さっき言ったことを忘れている
- いつも頭がぼぉ~っとしている
- 日にちの感覚がない
コロナ感染で休んだ後、出勤するたびに『ケガでもしたらどうしよう』と心配していたのですが・・・。
結局、長期休職することに
私が心配していた矢先、ついに会社から呼び出しが。
どうやら記憶力の低下に加え、職場の安全基準が守れていないため、このまま仕事をさせられないとのこと。
産業医と面談した結果、2~3か月休職することになりました。
今回はCTだけでなく、MRIで脳の詳細画像を撮るなどの検査をして、産業医と主治医の両方で判断してもらいましたが、検査の結果
- 画像を見る限り認知症には至らない
- が、病名は不明
- 確実な治療方法も不明
ということで休職しても、明確な 治療方法がわかりません。

原因はお酒だと思うよ。がんばってみようよ
主治医にそう言われ(毎回言われていますけど)、私たち家族も同意見。
今度こそ、従ってくれるかなぁ。
長期休暇と傷病手当
私の弟は、地元自動車メーカーの100%子会社に所属しているので、わりと手厚い保障が約束されています。
病気になったからといって、すぐクビを切られるような心配もありません。

保健師さんも親身になってくれて、ありがたいです
ただ、弟にはこれといった趣味がないので、毎日ゴロゴロするだけじゃ余計ボンヤリしてしまいそうです。
収入は、もちろん減ります。
有給と傷病手当で、給料の6~7割をもらえますが、これからもっと節約を心掛けなくっちゃね!
とにかく、
- お酒は極力飲ませない
- 薬を必ず服用させる
- 時々運動するように仕向ける
体力や筋力が落ちないように、気をつけなければなりません。
状態が改善して、早く復職できますように!
【50代で認知症】今日のまとめ
『いつかこんな日が来るだろうなぁ』
そう思っていたので、私は特に驚きはしませんでした。
ま、予想より早かったけど。(^^;
現時点で、弟は『アルツハイマー病ではない』そうです。
先生方は【認知症】という言葉も使いませんでした。
画像検査で異常がなかったからですね。
でも私は、これがよく聞く【アルコール性認知症】ってヤツじゃないかと考えています。
本人がその気になって禁酒を続け、回復すればいいのですが。
うちのパパと同レベルになるには早すぎます。
カンベンしてよぉ~。
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